More Than a Feeling/Boston 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
I looked out this morning and the sun was gone
今朝、外を見たら太陽は雲の中
Turned on some music to start my day
一日の始まりにラジオをつけて
I lost myself in a familiar song
馴染みの曲に耳を傾ける
I closed my eyes and I slipped away
目を閉じたらもう何処かにいる

[Chorus]
It’s more than a feeling
心が揺さぶられる
When I hear that old song they used to play
昔馴染みの曲を聴いていると
I begin dreaming
すでに夢の中
‘Till I see Marianne walk away
メリアンが去ってしまう
I see my Marianne walkin’ away
メリアンが遠ざかっていくのを見守るだけ

Marianne:メリアン
少年時代に密かに恋心を抱いた女の子です。

[Verse 2]
So many people have come and gone
多くの人がやって来ては去っていった
Their faces fade as the years go by
彼らの顔も年月とともに薄れていく
Yet I still recall as I wander on
想いを巡らせればまた蘇って来る
As clear as the sun in the summer sky
夏の空に浮かぶ太陽のように鮮やかに

[Chorus]
It’s more than a feeling
心が揺さぶられる
When I hear that old song they used to play
昔馴染みの曲を聴いていると
I begin dreaming
すでに夢の中
‘Till I see Marianne walk away
メリアンが去ってしまう
I see my Marianne walkin’ away
メリアンが遠ざかっていくのを見守るだけ

[Verse 3]
When I’m tired and thinking cold
疲れて考えるのも嫌になった時は
I hide in my music, forget the day
好きな音楽に埋もれて、日々の生活を忘れるのさ
And dream of a girl I used to know
そしてかつての彼女のことを想う
I closed my eyes and she slipped away
こうして目を閉じると彼女は去ってしまった
She slipped away
彼女は去ってしまったんだ

[Chorus]
It’s more than a feeling
心が揺さぶられる
When I hear that old song they used to play
昔馴染みの曲を聴いていると
I begin dreaming
すでに夢の中
‘Till I see Marianne walk away
メリアンが去ってしまう

曲名More Than a Feeling
(邦題:宇宙の彼方へ)
アーティスト名Boston
(ボストン)
収録アルバムBoston
リリース日1976年 9月18日(シングル)
1976年 8月25日(アルバム)

More Than a Feeling/Boston 解説

ボストンはアメリカ出身のプログレッシブハードロックバンドです。

1976年にデビューアルバム『Boston(幻想飛行)』をリリースしました。シングルカットされた「More Than A Feeling」はアルバムと共に全米チャートを急上昇、最終的には3位まで昇りつめ、アルバム『Boston』は全世界で2500万枚を売り上げる大ヒットになりました。

ボストンはバンド形態をとってますが、トム・ショルツのソロ・プロジェクトです。レコーディングのほとんどがショルツ自身の演奏だそうです。

ソロにも関わらず、バンドのグルーヴ感が生まれているのはレコーディングにリズムボックスを使わず、手拍子でリズムを刻んでいたからかもしれません。「More Than A Feeling」は手拍子がそのまま収録されてます。

歌詞は主人公が少年時代に流行った曲を聴いて、密かに恋心を抱いてたメリアンを思い出しては心が揺さぶられる曲です。しかもメリアンが去っていくシーンばかり。

ギターのアルペジオから甘美なギターソロ、そしてギターリフが被ってくる展開は美しく優しい。この味わい深さはイギリスのプログレバンドにはない魅力ですね。