2003年に公開された映画『ラブ・アクチュアリー(Love Actually)』。「クリスマス映画といえば?」という質問をされたら、この映画を挙げる人も少なくないんじゃないでしょうか。
映画自体のストーリーも勿論素晴らしいですが、それを彩るように流れる曲たちも素敵で、この映画のロマンチックさを更に演出しているように思います。
今回は、そんな映画『ラブ・アクチュアリー』の主題歌・挿入曲をご紹介していきます。劇中で気になった曲を探すのにぜひ使ってもらえたら嬉しいです。
映画『ラブ・アクチュアリー(Love Actually)』主題歌・挿入曲一覧
Christmas Is All Around/Bill Nightly
ビル・ナイ演じるロックスター、ビリーが劇中で何度も歌う曲。最初のレコーディングから悪態をつくほど本人は嫌いな曲ですが、個人的には露骨にクリスマス商戦に乗ったMVが一周回って好きだったりします。
All You Need Is Love/The Beatles
キーラ・ナイトレイ演じるジュリエットの結婚式のシーンで楽器隊が演奏する曲。サプライズの演出が素敵です。
All You Need Is Love/The Beatles – 歌詞和訳を見る
Sweetest Goodbye/Maroon 5
クリス・マーシャル演じるコリンとアブダル・サリス演じるトニー、二人が車の中で話すシーンで流れています。割と古い曲が劇中で流されてきた中、Maroon 5が流れたのにびっくりしましたね。
All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey
ダニエルの息子、サムがクリスマスの演奏会でドラムを叩く曲。好きな女の子のために必死で練習したサムの得意げな表情が、可愛くてたまりません。
All I Want For Christmas Is You/Mariah Carey – 歌詞和訳を見る
I’ll See It Through/Texas
サラとハリーが職場で会話するシーンに流れる曲。あんまり記憶にないですね…。
Jump (For My Love)/The Pointer Sisters
ヒュー・グラント演じるデイヴィッドが首相官邸で踊るシーンで流れる曲。腰を振りながらノリノリでダンスする姿は一度見たら忘れられません(笑)
Here With Me/Dido
アンドリュー・リンカーン演じるマークの、ジュリエットへの想いが気づかれてしまうシーンで流れる曲。家を飛び出し、自分の想いの中で揺れ動くマークの姿は何度見てもつらいですね。
Too Lost In You/Sugababes
マークの展示会のパーティで流れている曲。ここでハリーは奥さんがいるにもかかわらず、秘書のミアとダンスしてしまいます。
Turn Me On/Norah Jones
サラがカールとダンスするときに流れている曲。好きな相手とぴったり体を寄せるサラの表情から、幸せと緊張が伝わってきます。
Songbird/Eva Cassidy
ダンスの後、サラが自分の家にカールを招き入れたときに流れる曲。サラの喜びを抑えきれない姿が、キュートで微笑ましいですね。
Smooth/Santana Featuring Rob Thomas
女性にモテたくて仕方ないコリンが、アメリカのミルウォーキーに到着してからバーで女の子に声を掛けられるまでにかかっている曲。下心丸出しのコリンの姿も、アホっぽくて憎めませんね。
Wherever You Will Go/The Calling
コリンがバーで女の子3人に持ち帰られ、彼女らの家に向かうシーンで流れる曲。なんでこの曲にしたのか不思議でしかない…(笑)
Both Sides Now / Joni Mitchell
ハリーからのプレゼントを、妻であるカレンが開けて寝室で涙を流すシーンの曲。愛する人に裏切られたカレンの悲しみが伝わってきます。このシーンで、ベッドを映した引きの映像になるのが個人的にはグッときますね。
White Christmas / Otis Redding
コリン・ファース演じるジェイミーがオーレリアのもとに向かうシーンに流れる曲。このあとサラとカールなど複数の人物の場面が次々に映し出されます。
The Trouble With Love Is/Kelly Clarkson
エンドロールで流れる1曲目。God Only Knowsが映画の印象を一気に引き出す曲だったとしたら、これは余韻に浸るための曲って感じですね。God Only Knowsにはないモダンな感じのサウンドが、いい意味で現代感を表現してくれていると思います。