
ビジネス


リーダーは尊敬されるが、必ずしも好かれるとは限らない

これまでの実績など捨てなさい。自分の強みを過信した者は生き残れません

幹部の仕事と知識とは、あまり関係はない

人間にとって成長ないし発展とは、何に対して貢献すべきかを自らが決定できるようになることである

無能を並みの水準にするには一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする

いかなる成果もあげられない人の方がよく働いている。成果の上がらない人は、第一に、ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する。第二に、彼らは急ごうとする。第三に、彼らは同時にいくつかのことをしようとする

基本と原則に則っていないものは、かならず破綻する

事業を行うときは、次の4つの条件を満たしておかなければならない。まず経営環境、使命、強みが現実と一致していること。そして、それらの条件が互いに合致していること。そして、周知徹底されなければならない。さらに、たえず検証されなければならない

組織に働く者は、成果に何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、ほとんど役に立たない仕事、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされている

組織の活動というのは、「いかに世の中に貢献していくか」という一点に集約される

現実とつじつまが合わないイノベーションを手掛けてはいけない。そのようなイノベーションが実を結ぶことは希である。たんにその新奇さのゆえに、魅力的に見えることが少なくない。しかし、それらの多くはたとえ失敗しなくとも、莫大な資金と時間を要する

真のマーケティングは顧客から出発する。すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する

マネジメントたる者は、共に働く者から自らの仕事を教わらなければならない

上司を過大評価することはあってもいいが、決して過小評価するな

管理者は高潔な品性をもってこそ、指導力を発揮し、多くの人の模範となりうる

部下の成長は、育成した者にとって昇進に値する貢献としなければならない

過去のリーダーの仕事は「命じること」だが、未来のリーダーの仕事は「聞くこと」が重要になる

企業の目的は顧客創造である以上、企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションの2つしかなく、そのほかはすべてコストだ

何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない

イノベーションとは、論理的な分析であるとともに知覚的な認識である

マーケティングは事業全体を完全に包含する。それは最終成果の観点、つまり顧客の視点から見たビジネスすべてである。それゆえにマーケティングに対する配慮と責任は企業全体に浸透していなければならない

すべての偉大な成功は、地味で面倒な事の積み重ねの上に成り立っている

組織に働く者は、組織の使命が社会において重要であり、他のあらゆるものの基盤であるとの信念を持たねばならない。この信念がなければ、いかなる組織といえども、自信と誇りを失い、成果をあげる能力を失う

生産性を上げる一番簡単な方法は、今、一番成果が出ている仕事に集中し、成果が出ていない仕事からは、撤退してしまうことである

成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは、最も欠乏した資源である。それが時間である

計画とは未来に関する現在の決定である

世界一になりなさい。さもなければ撤退しなさい

成功する人に共通しているのは、ひたすらひとつの事に集中しているという点である

時間こそ真に普遍的な制約条件である。あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。それなのに、ほとんどの人が、この代替できない必要不可欠な資源を重要ではないもののように扱う。

いまさら、自分を変えようとしてはならない。そんなのは、うまくいくわけがない
