赤瀬川原平 普通、表現の仕事であれば作者というものがいますよね。しかし、トマソンには作者というものがいないんです。そこがむしろ面白くて、だから「偶然」とか「出会い」ってことが一番不思議なことに思えてくるんですよね 赤瀬川原平
ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin) もし仕事というものが、人間にとって生きることのあがないではなく、生きることの目的であったら、人間はどんなに幸福だろう ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 虫だって光の好きなのと嫌いなのと二通りあるんだ!人間だって同じだよ、皆が皆明るいなんて不自然さ! フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
サルバドール・ダリ(Salvador Dali) 私が独りでいることは決してない。いつだってサルバドール・ダリといるのが習慣なんだ。信じておくれよ、それは永遠のパーティーってことなんだ サルバドール・ダリ(Salvador Dali)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 「絵になる風景」を探すな。よく見ると、どんな自然でも美しい フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
ポール・セザンヌ(Paul Czanne) 生命の一分が過ぎていく!それを在るがままに描き、それをなすためにはあらゆるものを忘れよ!そのものになりきれ・・実際に見るもののイメージを与えよ ポール・セザンヌ(Paul Czanne)
ルノワール(Pierre-Auguste Renoir) 私には規則や方式は一切ない。裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)
赤瀬川原平 やっぱりその時(写真を撮った時)に「良い」と気が付くのは感覚というか、その時の感受性ですからね。それがないとゴミはゴミのままなんですね。実際にゴミだったのかも知れないし、わからないですよね。写真は固定されたものではないっていうのを実感しますね 赤瀬川原平
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 私はあるがままの自分を受け入れてくれることだけを望む フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin) あなたの中に、あなたの知らない芸術家がいる。彼は月夜に物事がどの様に違って見えるか興味がないのだ ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin)
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) 芸術家とは、不滅の存在である。刑務所や強制収容所に入れられていても、芸術の世界に身を沈めていれば、私は全能でいられる。たとえ、ほこりまみれの牢屋で濡れた舌を使って絵を描かねばならぬとしても パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)
赤瀬川原平 癒しという言葉が丸薬みたいに使われるようになった最初は、大江健三郎のノーベル文学賞だと思う。あのストックホルムでの授賞式の講演の中で、癒すとか癒されるとかいう副次的な意味で使われていた言葉が『癒し』として、名詞みたいに、テーマに坐る言葉として使われていた 赤瀬川原平
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 人は、まず当たり前の作品に対してでも、ある程度は尊重して、それも少しは何かを表していることを認めなければいけない。そして、大いに努力しなければ、その程度にすら到達できない フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 私は、自分の作品に心と魂を込める。そして制作過程では我を失う フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 女が愛し、愛されると彼女は変わる。誰も彼女にかまわなくなると、精神が乱れてその魅力が失われる フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 与えようとばかりして、貰おうとしなかった。なんと愚かな、間違った、誇張された、高慢な、短気な恋愛ではなかったか。ただ相手に与えるだけではいけない。相手からも貰わなくては フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin) 全然文明化されていない環境と孤独が、死の間際にいたり、私の内部で、最後の熱情のひらめきを復活させるのです。そしてその熱情こそ、私の想像力を、今いちど燃やし、私の才能を、最後の出口へと導いてくれるものなのです ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) コレラや尿石や結核や癌は、天上へ行く交通機関 フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
赤瀬川原平 自分にとっていちばん面白いのは、思いもしないものに出会うことだ。自分の思いを超えたものにめぐり合うことである。何故それが面白いかといえば、そのことで自分が広がっていく快感があるからである 赤瀬川原平
赤瀬川原平 釣りをやる人には、釣れそうなところがわかるそうなんですね。私たちの路上観察も同じような感じで、ありそうなところっていうのが、何となく雰囲気でわかるんですね。あまりピカピカの出来たての街だと、他の要素が入り込む要素がないので、妙なものを発見することが少ないんです。だいぶ時間がたって、壊れたり色々用途が変更になったり、何だかんだと生活にもまれたところで、見る人が見れば妙なものになる。そういうところがすごく面白いところなんですね 赤瀬川原平
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) スペイン内戦は、スペイン人民と自由に対して、反動勢力が仕掛けた戦争である。私の芸術家としての生涯は反動勢力に対する絶え間なき闘争以外の何物でもなかった。私が反動勢力すなわち死に対して賛成できるなどと誰が考えることができようか。私は「ゲルニカ」と名付ける現在制作中の作品において、スペインを苦痛と死の中に沈めてしまったファシズムに対する嫌悪をはっきりと表明する パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 僕がしてきたことは、僕たちとって一番いいことなんだ。どうしようもないんだ、僕はこの憂鬱から絶対に逃れられない フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)
赤瀬川原平 ふつうは歳をとったとかモーロクしたとかあいつもだいぶボケたとかいうんだけどそういう言葉の代わりに「あいつもかなり老人力がついてきたな」という風に言うのである。そうすると何だか歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい 赤瀬川原平
ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin) 肝心なのは感動すること、愛すること、希望を持つこと、打ち震えること、生きること。芸術家である以前に、人間であることだ ロダン(Franois-Auguste-Ren Rodin)
赤瀬川原平 運命は、むしろ降ってきたものを遊んだ方がいいのだろう。自分で選ぶとなれば運命として遊べないが、上から下りてくる運命は、むしろそれ自体を遊べる。自決できる世界は考えたら自分の範囲の狭いものだが、突然やってくる他からの運命の世界は自分よりも広い。どうも運命を遊ぶ気持ちが、他力思想の自在さに繋がっていくような気がする 赤瀬川原平
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh) 線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)