
ビジネス


集中するための第一の原則は、もはや生産的でなくなった過去のものを捨てることである。そのためには、自らの仕事と部下の仕事を定期的に見直し、「まだ行っていなかったとして、いまこれに手を付けるか」と問わなければならない

誰かが勇気ある決断をしなければ、どんな事業も成功しないだろう

幹部の仕事と知識とは、あまり関係はない

成功する人に共通しているのは、ひたすらひとつの事に集中しているという点である

イノベーションとは、論理的な分析であるとともに知覚的な認識である

間違いや失敗を犯したことのない者というのは、単に無難なこと、安全なこと、つまらないことしか、やってこなかっただけである。逆に優れている者ほど、数えきれない間違いを犯すものであり、これは常に新しいことに挑戦している証拠である

成し遂げたいことに必要な条件を、明確に把握すればするほど、達成される確率は高まっていく

無能を並みの水準にするには一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする

これまでの実績など捨てなさい。自分の強みを過信した者は生き残れません

成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロセスにおいて、成果の限界を規定するものは、最も欠乏した資源である。それが時間である

上司を過大評価することはあってもいいが、決して過小評価するな

どんな人でも努力すれば、“それなり”の能力は身につけることが出来る。そして、この世で成功するためには、“それなり”の能力があれば十分なのである

生産性を向上させるためにまず問うべきは、何が目的か、何を実現させようとしているか、なぜそれを行うかである

成功への道は自らの手で未来をつくることによってのみ開ける

すべての偉大な成功は、地味で面倒な事の積み重ねの上に成り立っている

決断の場面においてはトップは常に孤独である

たいていの経営者は、その時間の大半を過ぎ去った「きのう」の諸問題に費やしている

私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく自らの時間を奪おうとする非生産的な要素を退ける

何事かを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。できないことによって何かを行うことなど、到底できない

指揮者は、一人の人間を受け入れるために楽譜を書き直したりはしない

内を見るよりも外を見るほうが易しい。しかもそのほうが賢い

真摯さはごまかせない

判断の代わりに公式を使うことは、つねに間違いである

選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである

何かを成し遂げるためには、そのことをしか考えられないという“狂い”が必要となる

成功する人間に必要な生まれつきの能力などありはしない。ただ、あなたが成し遂げたいことに、必要な能力だけを身につければいいのだ

集中が必要なのは、仕事の本質と人間の本質による。いくつかの理由はすでに明らかである。貢献を行うための時間よりも、行わなければならない貢献の方が多いからである

組織の活動というのは、「いかに世の中に貢献していくか」という一点に集約される

企業の目的は顧客創造である以上、企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションの2つしかなく、そのほかはすべてコストだ

「出来ないこと」ではなく、「出来ること」に集中しなさい
