
芸術家


線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない

運命は人がその糸をもつれさせるのを好まない

私はいつも、まだ自分ができないことをする

「絵になる風景」を探すな。よく見ると、どんな自然でも美しい

少なくとも自然は、生命を更新するためにのみ死を役立てます

恋はその始まりがいつも美しすぎる。だから結末が決して良くないのも無理はない

愛することは、愛されること

自分の打ったボールがどこへ飛ぼうがかまわない。スカッと飛びさえすれば、いい気持ちなんだ

6才の時、コックになりたかった。7才の時、ナポレオンになりたかった。そして、私の野心は、それ以来着実に成長し続けている

恋の始まりは瞬間でも、つきあいが長引くかどうかは、美醜よりも人間味にかかわる問題だ

本物の画家というのは何もない砂漠で異常なシーンを描ける人だ

芸術というものは自然の研究に過ぎません。自然です。何もかもそこにあります

美はあらゆるところにある。我々の眼がそれを認めえないだけだ

苦しい時には、自分よりもっと不幸な男がいたことを考えよ

何びとも信用しない者は、己れ自身が信用されていないことを知っている

絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている

同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ

評価されるなんて一切必要なし!音が好きならば、音になっていないといわれようと「音」を出す。これが前提だな

人間と人間との間柄には、愛よりほかの財産はない

運を信じるしかない。そうでなければ、気にくわない人たちの成功をどう説明すればいいのだ

電子辞書は確かに早く正確に引けるが遊びがない。紙の辞書は、引いた語句の両脇の語句が視界に入る。この種のノイズが文化を生む

冒険こそが、わたしの存在理由である

自然は至上の建築物である。自然の一切は最も美しい釣り合いをもって建てられている

ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ

見ることと感ずることを知る者は、至る所に常に賛美すべきものを見出すだろう

いつでも大空が、自然の果てしないものが私を引きつけ、喜びをもって眺める機会を私に与えてくれる

自然が本当に好きなら、あらゆるところで美を見い出せるだろう

私にとってはテレビは想像できるものしか映らない画面の一種でしかない

芸術家にとって、自然の中に醜いものなど決して存在しない

人の本当の仕事は30歳になってから始まる

真実のほかに美はない

あなたの家庭はあなたの避難所だ。ただ、そこに閉じこもってはいけない

スタイルとは、複雑なことを表現するための簡単な方法だ

大切なことは、熱狂的状況をつくり出すことだ

何を生命と呼ぶか。あらゆる意味から君を激動させるもの、君を突き貫くもののことである

1.必ずできると信じろ2.限界を越えろ3.「その時」を待つな4.行動しろ5.正しく問え6.ジャッジせず、隠された美を見ろ7.遅すぎることなんてない

たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ

芸術家の資格は、智慧と注意と誠実と意志のみである

明日描く絵が、一番すばらしい

かぶりついて仕事せよ

人間はコンピュータとは違って揺れ動いてますよね。だから、すべてのものを何かの思い入れを持って見ているんですね。なので、その時々によって違って見えてくることがあるんでしょうね

赤がなければ、青を使います

本物の画家というのは歴史の騒乱に囲まれながらも洋ナシを根気強く描ける人だ

鉛筆や紙と同等の費用で映画が創れたときにのみ、映画は芸術作品となるだろう

人生とは自らの道である。一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである

詩人は常に真実を語る嘘つきである

芸術は、意識と無意識の融合である

自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ

私には規則や方式は一切ない。裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ

芸術は、われわれに自然が永遠であることを味わわせなければならない

天才になるには天才のふりをすればいい

私は、人生の岐路に立った時、いつも困難な方の道を選んできた

神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。神々と同じように残酷になることだ

友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる

雨が降るのは聞こえるが、雪が降るのは聞こえない。軽い悩みは大声で叫ぶが、大いなる苦悩は沈黙する

私は絵を描く夢を見、そして私の夢を描く

何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない

先に見出し、後に捜し求めよ

熱帯の夜の静寂の中で、私が私の心からの囁きと柔軟な音楽を聞くことができます

昔の夢によりかかったり、くよくよすることは、現在を侮辱し、おのれを貧困化することにしかならない

自分を実際そうである以上に見たがったり、また見せようとしたり、あるいは逆に、実力以下に感じて卑屈になってみたり、また自己防衛本能から安全なカラの中にはいって身を守るために、わざと自分を低く見せようとすること、そこから堕落していくんだよ

僕の人生はそれほど長くないだろう。だから僕は一つのことしか目に入らない無知な人となって仕事をするつもりだ。ここ数年のうちに何がしかの仕事をやり遂げてみせる

神童。それは多くの場合、非常に想像力の豊かな親を持った子供のことである

人間が生きる限り、死人も生きているんだ

私は同時に他人の自由をも目標にするのでなければ、自分の自由を目標にすることはできない

私はドラッグをしない。私自身がドラッグだ

ダサいんですね。言葉を入れすぎると説明になっちゃって、言葉も写真もつまらないものになってしまうんです

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ

詩人は未来を回想する

虫だって光の好きなのと嫌いなのと二通りあるんだ!人間だって同じだよ、皆が皆明るいなんて不自然さ!

凡庸な人間が自然を模写しても決して芸術品にはなりません。それは彼が「見」ないで眺めるからです

秘訣というものはない。ただ正しさの法則があるばかりだ

流行なんて、文字どおり流れていく

人間は精神が拡がる時と、閉じこもる時が必ずある。強烈に閉じこもりがちな人ほど逆に広がる時がくる

詩はなくてはならないものだ。ただそれが何のためにあるのかを知ってさえいればなあ

だいたい世の中にある「もの」って用件のあるものですよね。でも、単に「もの」を道具としてみるのではなくて、ものの見方の楽しさを感じて欲しいと思います。こういうのってフィールドワークなんです

気がつけば少しずつ転んでいくのは人生の常

眼前のものに深く入ること。そしてできうる限り論理的な自己表現を、忍耐強く行うことです

考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく

自分が何をやりたいか、何を伝えたいかが分かっていたら、技術は後からついてくる

今は、もう感動はない。だから感想が湧くのである。感動には叫びはあるだろうが言葉はない

もし婦人の乳ぶさと尻がなかったら、私は絵を描かなかったかもしれない

忍耐もまた行動の一つの形態だ

女には、生まれつき筋をつらぬく面がある。男よりずっとしっかりしているよ

みんな神話が好きだ。だから私の絵を愛するのだ

でたらめをやってごらん。口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない

人に善をなせば、とがめられるものだ

芸術作品は、部屋を飾るためにあるのではない。敵との闘争における武器なのだ

若いとき旅をしなければ、老いてからの物語がない

そもそも不用のものや、そこに転がっているものに「妙なもの」があるんです。これは「妙なもの」としか言いようがないんですけど、それは、まだ誰も見ていないということもあって、それを発見するのが面白かったんですね

我々は脳をブン投げて、ただ目だけで見ることができればいいのだが

我々は何をするにも、常に自分自身に問わなければならない。もし皆がそうしたら、どんなことになるだろうと

私は何も発明したりしない。ただ、再発見するだけだ

自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。そんなもの、ぶち壊してしまえ!

悪貨は良貨を駆逐するという原理と同じで、形式は実質を駆逐する

閃きは自分で呼び込めるものではない。私にできるのは閃きを形にすることだけだ

いかなる革命も、3日目から堕落が始まる

(死んだら地獄と極楽のとちらに行きたいか?)どっちでもいいさ。そのどちらにも会いたい友人がいるのでね
