
芸術家


画家の質はその人の過去の経験の量に左右される

私は、愛したいと思いながら、それができない。私は、愛すまいと思いながら、それができない

この世は偶然に満ちている。だから人間は人工管理の街を造った。でも、街はいづれ老朽化し、その隙間から、追い出された偶然がまた顔をのぞかせる。カメラにはそれが美味しい

6才の時、コックになりたかった。7才の時、ナポレオンになりたかった。そして、私の野心は、それ以来着実に成長し続けている

運が続くというのは、じつはどこかで運のウィルスに感染して、症状が広がっている、という状態なのではないだろうか

「志」のない知恵は、翼のない鳥に等しい

偶然というのは、結局人間的なことなんじゃないか

まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!

このまま行けと、僕の中の僕が命じるんだ

逃げない、はればれと立ち向かう、それが僕のモットーだ

モネは、ひとえに眼にほかならない。しかし、何という眼だろう

鉛筆や紙と同等の費用で映画が創れたときにのみ、映画は芸術作品となるだろう

1.必ずできると信じろ2.限界を越えろ3.「その時」を待つな4.行動しろ5.正しく問え6.ジャッジせず、隠された美を見ろ7.遅すぎることなんてない

色彩は、それ自体が何かを表現している

人生の長さは一秒にも満たない。その僅かな時間に永遠に向けての準備をしなければならないとは!

制服は征服するためにかかせない。私の人生を通じて、市民の衣装を着るほど自分をおとしめるのは稀だった。私はいつもダリという制服を着ている

僕は口が裂けても、諦めるなどとは言わない

神童などという言葉は、家族のつくったものだ

愛しあう前と後では、火の消えたランプと火のともったランプほどの違いがある

結局芸術の唯一の原則は、見るものを模写することだ

運命は人がその糸をもつれさせるのを好まない

芸術家とは自分のやっていることに喜びを覚える人のこと。だから、すべての職業に芸術家がいるのが望ましいのだ

愛の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。そんな男は女を愛する資格はない

ミスというのはほとんどいつも神聖な特徴があって、決して修正しようとなんてしてはいけない

神を知る最善の方法は、多くの物を愛することだ

人生は継続的なパーティーでなければいけないと思う

あなたの中に、あなたの知らない芸術家がいる。彼は月夜に物事がどの様に違って見えるか興味がないのだ

天才になるには天才のふりをすればいい

もし仕事というものが、人間にとって生きることのあがないではなく、生きることの目的であったら、人間はどんなに幸福だろう

私が生きているのは国王のため、スペインのため、カタロニアのためだ。天才は決して死なない。人類の進化は我々の手中にある。国王、万歳!スペイン、万歳!カタロニア万歳!

自分の中に炎を持ち、魂を抱えているのに、どうして、閉じ込めておくことが出来ようか

生命の一分が過ぎていく!それを在るがままに描き、それをなすためにはあらゆるものを忘れよ!そのものになりきれ・・実際に見るもののイメージを与えよ

いいんだ。岡本太郎の責任でやるんだから

直観力と想像力を、抑え込んではならない

ただこの世の中に生まれてきたから、惰性で生きてるなんて、そんなやつは、生きてる必要ない

自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ

真理に年齢はない

優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む

著者の死後、彼の日記を読むことは、彼からの長い手紙を受け取るようなものだ

夫婦とは二つの半分になるのではなく、一つの全体になる事だ

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ

我々は決して悪を選ぶことが出来ない。我々が選ぶのは常に善である

行動がすべての成功の鍵だ

芸術とは、自然が人間に映ったものです。大事なことは、鏡をみがくことです

風景なら その中を散歩したくなるような、女性なら その人を抱きしめたくなるような、そんな絵を私は描きたい

神なんて全くその辺の芸術家と変わらない。キリン作ってゾウ作ってネコだろう。様式もへたくれもありゃしない。前と違うもの延々と作り続けてるだけ

太陽を黄色い点に変えてしまう絵描きもいれば、黄色い点を太陽へと変えられる絵描きもいる

考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく

私は天才になるし、世界は私を称賛するだろう。評価されないかもしれないし、理解されないかもしれない。しかし天才になる、偉大な天才にね。なぜなら私はそのことを確信しているからさ

芸術というものは自然の研究に過ぎません。自然です。何もかもそこにあります

ユーモアを失わないように戦うのだ。ユーモアの欠如は愚の骨頂だ

スタイルとは、複雑なことを表現するための簡単な方法だ

悪趣味とはクリエイティブなもので、生物学を知識で操るようなもの

僕はいつも自分が純粋に感じたこと、考えたことを、理解されようがされまいがダイレクトにぶつける

インスピレーションは常に存在する。見つけに行くんだ

いや、40年と30秒だよ

過去とは、所有者の贅沢だ。過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。私は自分の体しか持たない

女が愛し、愛されると彼女は変わる。誰も彼女にかまわなくなると、精神が乱れてその魅力が失われる

自分の打ったボールがどこへ飛ぼうがかまわない。スカッと飛びさえすれば、いい気持ちなんだ

手には、物を掴む手と放す手がある

下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか

本物の画家というのは歴史の騒乱に囲まれながらも洋ナシを根気強く描ける人だ

あなたのインスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。模範の奴隷になるな

一番美しい絵は、寝床のなかでパイプをくゆらしながら夢見て、決して実現しない絵だ

人生の目的は悟ることではありません。生きるんです

私は、人生の岐路に立った時、いつも困難な方の道を選んできた

本物の涙は、悲しい一ページからではなく、見事に置かれた言葉の奇跡から引き出される

運命というのもひょっとしてウィルスみたいなものではないだろうか。それ自体では何事も起きないけど、他の実力をもったサルモネラ菌や、あるいは紙幣や、恋文や、試験の答案用紙や、いろんな物につくことで、それを動かす。でもそれ自体は姿も形もなくて、見ることができない

私はあるがままの自分を受け入れてくれることだけを望む

恋はその始まりがいつも美しすぎる。だから結末が決して良くないのも無理はない

自然に基づいて絵画を描くことは、対称を写生することではない。自分の感動を現実化することである

批評家は常に比較する。比較できないもの、つまり「類まれなもの」はそこからすり抜ける

素描を通してのみわれわれは陰影の知識に到達する

覚えておくんだ。生涯あなたに付き添ってくれる唯一の人はあなた自身なんだ

自然は生命を更新するためにのみ死を役立てる

抽象画なんてものは無い。とりあえず描き始めて、それから現実の痕跡の全てを排除していくのだ

自分には過去も未来もない。ただ現在に生きようが為に絵を描くのである

創造性の最大の敵は良きセンスだ

私にとってはテレビは想像できるものしか映らない画面の一種でしかない

生きる日のよろこび、悲しみ。一日一日が新しい彩りをもって息づいている

(作品をどのように見て欲しいですか?)ものの見方の色んな角度を感じてもらえたらいいですね

美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ

誰もが芸術を理解しようとする。ならば、なぜ鳥の声を理解しようとはしないのか

絵画というのは手で作った写真だ

若くなるには時間がかかる

楽しくなかったら絵なんか描きませんよ

私は同時に他人の自由をも目標にするのでなければ、自分の自由を目標にすることはできない

嫌われることは愛されることより難しい

作家だとか、法律家だとか、政治家だとかをやってる女っていうのは、怪物だと思うね

苦しい時には、自分よりもっと不幸な男がいたことを考えよ

マンホールをずっと撮っている林丈二さんも、オートになってから奥さんに「ちょっと、あなたの写真、最近、あんまりよくない」って言われたらしいです。どっかに出ちゃうんですね。何でしょうね。自覚して使えばいいんだけど、カメラの機能に寄りかかって撮っちゃうとダメなんでしょうね。何にでもそういうことはいえますね

大胆のコツは、度が過ぎない程度にどこまで遠くへ行けるかを知ることである

友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる

我々は自分の内に天使をかくまっている。我々はこの天使の保護者でなくてはならない

肝心なのは感動すること、愛すること、希望を持つこと、打ち震えること、生きること。芸術家である以前に、人間であることだ

現代人の欠点は自分の職業に愛と誇りを持っていないことである。多くの人が職業を必要悪の労役苦役と考えている

線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ
