
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)


人が、夜や花を、そして自分を取り巻く全てのものを、理解しようとしないで愛せるのはなぜだろうか。なぜか芸術に限って、人は理解したがるのだ

私は仕事をしているとくつろげる。何もしていなかったり、訪問客の相手をしていたりすると疲れる

すべてはむなしい

私は対象を見えるようにではなく、私が思うように描くのだ

何かをするのに私は歳を取りすぎてると言われたら、そのことにすぐに取り組むようにしている

子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ

誰もが芸術を理解しようとする。ならば、なぜ鳥の声を理解しようとはしないのか

想像できることは、すべて現実なのだ

他の人間はなぜそうなったかを問う。私はいつも何ができるのか、なぜできないのかを問う

赤がなければ、青を使います

絵画は家を飾るためにあるのではなく、敵と対峙するための攻撃的かつ防御的な戦争のツールなんだ

若さと年齢は無関係

私は子供のときに自転車に乗ったことのない唯一の男である。描くことにしか興味がなかった

大金を持った貧しい人のように暮らしたい

誰にも何の役にも立たないではないか。絵、展覧会──それがいったい何になる

今は、もう感動はない。だから感想が湧くのである。感動には叫びはあるだろうが言葉はない

冒険こそが、わたしの存在理由である

行動がすべての成功の鍵だ

我々が描くのは顔の表?中?それとも裏か

私の創造の源泉は、私が愛する人々である

アイディアは出発点以上のものではない。固まったらその先かたちを決めるのは思考だ

我々は脳をブン投げて、ただ目だけで見ることができればいいのだが

あなたの人生の灰色を消してごらん。そして内に秘めたカラーで彩るんだ

思いついたことは出来る。思いつかないものは出来ない。これは避けがたく、明白なことだ

わたしは立ち止まりはしない

できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である

人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ

芸術は悲しみと苦しみから生まれる

絵の玄人なんていうものは、絵描きに対してロクなアドバイスをしない

孤独の中では何もできることはない

画家は労働者が働くように勉強しなければならない

他人を模写するのは必要なことである。しかし、自分を模写するのは哀れなものだ

嫌われることは愛されることより難しい

これを描いたのはあなたですか?いや、違う。きみたちだ

私が死んだら、まるで船が遭難するようなものだな。大きな船が沈むと、その近くにいる人はみな、渦に巻き込まれてしまうんだ

画家の質はその人の過去の経験の量に左右される

ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ

閃きは自分で呼び込めるものではない。私にできるのは閃きを形にすることだけだ

私は大金を持った、貧乏人のように暮らしたい

ミュージアムをひとつくれ。埋めてやる

大切なことは、熱狂的状況をつくり出すことだ

若くなるには時間がかかる

1.必ずできると信じろ2.限界を越えろ3.「その時」を待つな4.行動しろ5.正しく問え6.ジャッジせず、隠された美を見ろ7.遅すぎることなんてない

母は、私にこう言った。「あなたは、軍人になれば、いずれ将軍となるでしょう。修道士になれば、最後には法王となるでしょう」私は、その代わりに画家になり、結局ピカソとなった

芸術家の資格は、智慧と注意と誠実と意志のみである

芸術家とは、不滅の存在である。刑務所や強制収容所に入れられていても、芸術の世界に身を沈めていれば、私は全能でいられる。たとえ、ほこりまみれの牢屋で濡れた舌を使って絵を描かねばならぬとしても

コンピューターなんて役に立たない。だって、答を出すだけなんだから

術は日々の生活の埃(ほこり)を、魂から洗い流してくれる

人はあらゆる物や人に意味を見出そうとする。これは我々の時代にはびこる病気だ

画家とは売れるものを描く人のことで、アーティストとは描くものが売れる人のことをいう

全てのものは限られた量しかない。特に幸福は

神なんて全くその辺の芸術家と変わらない。キリン作ってゾウ作ってネコだろう。様式もへたくれもありゃしない。前と違うもの延々と作り続けてるだけ

スペイン内戦は、スペイン人民と自由に対して、反動勢力が仕掛けた戦争である。私の芸術家としての生涯は反動勢力に対する絶え間なき闘争以外の何物でもなかった。私が反動勢力すなわち死に対して賛成できるなどと誰が考えることができようか。私は「ゲルニカ」と名付ける現在制作中の作品において、スペインを苦痛と死の中に沈めてしまったファシズムに対する嫌悪をはっきりと表明する

女の顔はキャンバスだ 毎日女は少しだけ若い自画像をそこに描いている

芸術家を何とお思いか。画家なら目、音楽家なら耳、詩人であれば心に抒情、ボクサーなら筋肉のほかに何も持たない愚か者とでもお思いか。それはとんでもない勘違い。芸術家はそれだけでなく、政治的な存在でもあり、世の中の悲しみ、情熱、あるいは歓びにもつねに関心を抱き、ただその印象に沿って自らを形作っている

アクシデントが起きると、人はそれを変えようとするが、人には変えることが出来ない。アクシデントが人の内面を明らかにするだけだ

「それにしてもあの絵は全然彼女に似ていないな」なに、彼女の方でだんだん絵に似てくるさ

偉大な男の背後には必ず、その男を愛してくれる女がいた。「愛する女がかなえてくれるレベルより、もっと偉大になんか男はなれない」という言葉には、多くの真理が含まれている

優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む

回教徒が寺院に入るとき靴を脱ぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体を置いてくる

自分には過去も未来もない。ただ現在に生きようが為に絵を描くのである

明日に引き伸ばせば、それは死んでしまう

何よりも辛いのは、永遠に完成することがないということだ

涙が出てきたら、耐えて、苦しんで、そして前進あるのみだ

太陽を黄色い点に変えてしまう絵描きもいれば、黄色い点を太陽へと変えられる絵描きもいる

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ

抽象画なんてものは無い。とりあえず描き始めて、それから現実の痕跡の全てを排除していくのだ

私の健康を祝して乾杯してくれ

すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって

なにが芸術家かって?それを知ってたら、注意深く、ばらさないようにしておくよ

何と嫌な商売だ

ノスタルジアに屈してはならない。道に出て、隣町や外国に行くんだ。ただ、痛々しい過去を旅していけない

絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ

インスピレーションは常に存在する。見つけに行くんだ

私はいつも自分のできないことをしている。そうすればそのやり方を学べるからだ

いや、40年と30秒だよ

あなたの家庭はあなたの避難所だ。ただ、そこに閉じこもってはいけない

創造性の最大の敵は良きセンスだ

女が何を考えているのか、すっかりわかれば、男は何千倍も大胆になるだろう

傑作なのか屑なのかわからない

何か新しいものを作るとき、それを作るのは実に複雑だから、作品はどうしても醜くなってしまうのだ

創造の最大の敵は「良い」センスだ

芸術作品は、部屋を飾るためにあるのではない。敵との闘争における武器なのだ

仕事は人間に必要だ。だから人は目覚まし時計を発明した

覚えておくんだ。生涯あなたに付き添ってくれる唯一の人はあなた自身なんだ

私は捜し求めない。見出すのだ
