
芸術家


芸術において不道徳は存在しない。芸術はつねに神聖である

彫刻に独創はいらない。生命がいる

富は一つの才能であり、貧しさも同様に一つの才能である。金持ちになった貧乏人は、贅沢な貧しさをひけらかすであろう

いつでも大空が、自然の果てしないものが私を引きつけ、喜びをもって眺める機会を私に与えてくれる

やっぱりその時(写真を撮った時)に「良い」と気が付くのは感覚というか、その時の感受性ですからね。それがないとゴミはゴミのままなんですね。実際にゴミだったのかも知れないし、わからないですよね。写真は固定されたものではないっていうのを実感しますね

僕は流れるって感じが好きなんだ。固定したものは全然つまらない。人生だってそうだろう?いつも流動的で、何が起こるかわからない。だから面白いんだ

努力というのは、恐らく運や偶然を追いつめて縮めて微細なものにしていって、自分で掴まえやすくするためのものではないのかと思うのである

優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む

面白いねぇ、実に。オレの人生は。だって道がないんだ。眼の前にはいつも、なんにもない。ただ前に向かって身心をぶつけて挑む瞬間、瞬間があるだけ

何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ

流行なんて、文字どおり流れていく

何よりも辛いのは、永遠に完成することがないということだ

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ

傑作なのか屑なのかわからない

自然を円筒形と球形と円錐形によって扱いなさい。自然は平面よりも深さにおいて存在します。そのため、赤と黄で示される光の震動の中に空気を感じさせる青系統を入れる必要性があるのです

みんな神話が好きだ。だから私の絵を愛するのだ

凡庸な人間が自然を模写しても決して芸術品にはなりません。それは彼が「見」ないで眺めるからです

人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ

犬や猫は偶然など当たり前のこととして、偶然の海をゆったりと泳いでいるのではないだろうか

ミュージアムをひとつくれ。埋めてやる

天才になるには天才のふりをすればいい

芸術家とは、不滅の存在である。刑務所や強制収容所に入れられていても、芸術の世界に身を沈めていれば、私は全能でいられる。たとえ、ほこりまみれの牢屋で濡れた舌を使って絵を描かねばならぬとしても

悪魔は悪しか行なうことができないゆえに純粋である

ミスというのはほとんどいつも神聖な特徴があって、決して修正しようとなんてしてはいけない

いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ

家の仕事をしている女性は、この世でもっとも美しい

女が何を考えているのか、すっかりわかれば、男は何千倍も大胆になるだろう

過去とは、所有者の贅沢だ。過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。私は自分の体しか持たない

むしろ「成功は失敗のもと」と逆に言いたい。その方が、この人生の面白さを正確に言いあてている

私が生きているのは国王のため、スペインのため、カタロニアのためだ。天才は決して死なない。人類の進化は我々の手中にある。国王、万歳!スペイン、万歳!カタロニア万歳!

母は、私にこう言った。「あなたは、軍人になれば、いずれ将軍となるでしょう。修道士になれば、最後には法王となるでしょう」私は、その代わりに画家になり、結局ピカソとなった

見るために、私は目を閉じる

色彩は、それ自体が何かを表現している

思いついたことは出来る。思いつかないものは出来ない。これは避けがたく、明白なことだ

人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ

覚めていて夢みることは、眠っていて夢みることとほとんど同じである

イエスとノーのあいだに真実が息づいている

人間が生きる限り、死人も生きているんだ

愛の前で自分の損得を考えること自体ナンセンスだ。そんな男は女を愛する資格はない

被写体に最初に出会った時の写真が一番良いんですね。うまく撮ろうとたくらんだ写真は、素直な力がなくなる

私は絵の中で、音楽のように何か心慰めるものを表現したい

直観力と想像力を、抑え込んではならない

私が独りでいることは決してない。いつだってサルバドール・ダリといるのが習慣なんだ。信じておくれよ、それは永遠のパーティーってことなんだ

その人がいい趣味をしてるかどうかを見極めるのは簡単だ。絨毯と眉毛がマッチしているかだ

これを描いたのはあなたですか?いや、違う。きみたちだ

私はユダヤの偉大な指導者、モーゼのように約束の土地に入れるのでしょうか?わずかに進歩しましたが、なぜこんなに遅々として骨が折れるのでしょう。芸術とは、ほんとうに聖職者のように、それに全身全霊を捧げる純粋な人々を求めるものなのでしょうか?

人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか

下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか

トマソンには作者というものがいないんです。そこがむしろ面白くて、だから「偶然」とか「出会い」ってことが一番不思議なことに思えてくる

電子辞書は確かに早く正確に引けるが遊びがない。紙の辞書は、引いた語句の両脇の語句が視界に入る。この種のノイズが文化を生む

人生で起こりうる悪いことは二つしかない。パブロ・ピカソになることか、サルバドール・ダリになれないこと

詩人は未来を回想する

私には規則や方式は一切ない。裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ

普通、表現の仕事であれば作者というものがいますよね。しかし、トマソンには作者というものがいないんです。そこがむしろ面白くて、だから「偶然」とか「出会い」ってことが一番不思議なことに思えてくるんですよね

私が猫好きなのは、家で過ごす方が好きだからだ。そして次第に、猫が家の一部に思えてくる

私は最初、写真っていうのは、機械が撮るもんだから誰が撮っても一緒。だから絵とは違うなって思っていたんですけど、そうじゃないんですね。写真って、あなどれないなと思いました

壁は自分自身だ

若くなるには時間がかかる

私は何も発明したりしない。ただ、再発見するだけだ

虫だって光の好きなのと嫌いなのと二通りあるんだ!人間だって同じだよ、皆が皆明るいなんて不自然さ!

予感というのも、努力の重なりの上に出来る、透明な上澄みのような感覚だと思う

常に悲しみを要求する人生に対して、僕らにできる最上のことは、小さな不幸を滑稽だと思い、また大きな悲しみをも笑い飛ばすことだ

真実のほかに美はない

偽の絵描きは、この木、この犬を見ない。木というもの、犬というものを見るだけだ。同じものは何ひとつないのに

自然は生命を更新するためにのみ死を役立てる

自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ

深く、恐ろしく真実を語る者であれ

何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない

風景なら その中を散歩したくなるような、女性なら その人を抱きしめたくなるような、そんな絵を私は描きたい

絵の玄人なんていうものは、絵描きに対してロクなアドバイスをしない

絵画は家を飾るためにあるのではなく、敵と対峙するための攻撃的かつ防御的な戦争のツールなんだ

すべてはむなしい

現在持っているものに満足しない者は、持ちたいと思っているものを手に入れたところで、満足しないだろう

私にとってはテレビは想像できるものしか映らない画面の一種でしかない

悪貨は良貨を駆逐するという原理と同じで、形式は実質を駆逐する

人生の目的は悟ることではありません。生きるんです

画家の質はその人の過去の経験の量に左右される

芸術は悲しみと苦しみから生まれる

カメラっていうのは難しいんですね。湿気が一番良くないんだけど、乾燥しすぎても良くないらしい。湿度調整する装置がありますけど、あれで安心しても良くないらしいとか。やっぱり、使っているのが一番良くて、しまい込むのが一番良くないんですね。人間と同じなんですね。人間だって引きこもってばかりじゃよくないしね

最近はお金持は多いけど、上品なお金持はなかなかいない。だいたいは下品だ

友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる

偶然というのは、結局人間的なことなんじゃないか

気がつけば少しずつ転んでいくのは人生の常

全然文明化されていない環境と孤独が、死の間際にいたり、私の内部で、最後の熱情のひらめきを復活させるのです。そしてその熱情こそ、私の想像力を、今いちど燃やし、私の才能を、最後の出口へと導いてくれるものなのです

私は毎日進歩しつつある。私の本領はこれだけだ

釣りをやる人には、釣れそうなところがわかるそうなんですね。私たちの路上観察も同じような感じで、ありそうなところっていうのが、何となく雰囲気でわかるんですね。あまりピカピカの出来たての街だと、他の要素が入り込む要素がないので、妙なものを発見することが少ないんです。だいぶ時間がたって、壊れたり色々用途が変更になったり、何だかんだと生活にもまれたところで、見る人が見れば妙なものになる。そういうところがすごく面白いところなんですね

僕の人生はそれほど長くないだろう。だから僕は一つのことしか目に入らない無知な人となって仕事をするつもりだ。ここ数年のうちに何がしかの仕事をやり遂げてみせる

詩はなくてはならないものだ。ただそれが何のためにあるのかを知ってさえいればなあ

世間が決して飽きない唯一のものは誇張表現だ

覚えておくんだ。生涯あなたに付き添ってくれる唯一の人はあなた自身なんだ

僕がしてきたことは、僕たちとって一番いいことなんだ。どうしようもないんだ、僕はこの憂鬱から絶対に逃れられない

私は今、生きようと努めている。というよりも、どのように生きるかを、私の中の死に教えようとしている

とりあえず放送した方がいいというので、日本の世の中には形式だけのアナウンスがわんさと流れている。日本人は形式が好きだ、と思われても仕方のないことだ

愛は人生において、最も優れた栄養源である

人間は精神が拡がる時と、閉じこもる時が必ずある。強烈に閉じこもりがちな人ほど逆に広がる時がくる

芸術とは、自然が人間に映ったものです。大事なことは、鏡をみがくことです

偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ

人間はコンピュータとは違って揺れ動いてますよね。だから、すべてのものを何かの思い入れを持って見ているんですね。なので、その時々によって違って見えてくることがあるんでしょうね
