
芸術家


芸術は悲しみと苦しみから生まれる

私は天才を自覚している

その人がいい趣味をしてるかどうかを見極めるのは簡単だ。絨毯と眉毛がマッチしているかだ

運を信じるしかない。そうでなければ、気にくわない人たちの成功をどう説明すればいいのだ

優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む

青年は決して安全な株を買ってはならない

何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ

私は仕事をしているとくつろげる。何もしていなかったり、訪問客の相手をしていたりすると疲れる

夫婦とは二つの半分になるのではなく、一つの全体になる事だ

何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない

閃きは自分で呼び込めるものではない。私にできるのは閃きを形にすることだけだ

神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。神々と同じように残酷になることだ

先に見出し、後に捜し求めよ

芸術家とは、不滅の存在である。刑務所や強制収容所に入れられていても、芸術の世界に身を沈めていれば、私は全能でいられる。たとえ、ほこりまみれの牢屋で濡れた舌を使って絵を描かねばならぬとしても

人生には不愉快な事柄が多い。だからこれ以上、不愉快なものを作る必要はない

天才になるには天才のふりをすればいい

肝心なのは感動すること、愛すること、希望を持つこと、打ち震えること、生きること。芸術家である以前に、人間であることだ

美しさの極致は一人の女にだけあるのではない。すべての女にある。彼女たちはそれを知らないが、皆がこの美に到達するのだ。ちょうど果実が熟するように

誰のために創るんだろう。考えたことあるか。自分のために?そんなの甘っちょろいよ。植木づくりでもやるんならそれでいいんだ。金のために?だったら創るより早いやり方がいくらでもあるだろう

神童。それは多くの場合、非常に想像力の豊かな親を持った子供のことである

アバウトは健康にいい

絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている

僕は口が裂けても、諦めるなどとは言わない

何か新しいものを作るとき、それを作るのは実に複雑だから、作品はどうしても醜くなってしまうのだ

面白いねぇ、実に。オレの人生は。だって道がないんだ。眼の前にはいつも、なんにもない。ただ前に向かって身心をぶつけて挑む瞬間、瞬間があるだけ

過去とは、所有者の贅沢だ。過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。私は自分の体しか持たない

確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動しなさい。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる

運命に耐えているとき、そこに真理が見える

著者の死後、彼の日記を読むことは、彼からの長い手紙を受け取るようなものだ

いかなる革命も、3日目から堕落が始まる

下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか

明日に引き伸ばせば、それは死んでしまう

芸術作品が時代に先駆けてあらわれるとき、時代は芸術作品の後ろでもたもたしている

人生は、水平方向に落ちていくことである

挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままオリてしまったやつには新しい人生などはない

芸術に従って芸術を作ってはならぬ

何よりも辛いのは、永遠に完成することがないということだ

ミスというのはほとんどいつも神聖な特徴があって、決して修正しようとなんてしてはいけない

もし、黄色と橙色がなければ青色もない

時間は私たちに残された数少ない大切なものだ

究極の善、究極の悪、究極の価値がなければ、人間のある活動が別の活動よりも本質的に優っていることなどあり得ない。だから、全ての行為が同じ価値しか持っていないということを認めざるを得ない。とするなら、一つの行為を別の行為よりも優先させるのは、我々が自分で独自の選択を行っているからある

自分が何をやるかさえ確かだったら、少しぐらい待ってもなんでもない

頭のおかしい人と私の唯一の違いは私は頭がおかしくないということ

見ることと感ずることを知る者は、至る所に常に賛美すべきものを見出すだろう

自分の写真に、ほんのちょっと言葉をつけたいと思っていて…。はじめは簡単だと思って書いていたんですけど、あくる日にそれを見直してみたら、全然ダメで驚いたんです

普段は用途だけで見ているからわかんないんだけど、そのものだけをいきなり切り取って見たら、結構すごいものがいっぱいあります

世の中の物事には似たようなものが満ちあふれているわけで、手探りでいく文章とはその似たようなものを飛び石伝いに踏んで渡って行くようなことである。似たようなものをいくつも乗り換えて渡って行くうちに、探しているものの形に次第に近づいていく

ゴッホは美しい。しかしきれいではない。ピカソは美しい。しかし、決してキレイではない

何にもなりはしない。僕が生きていれば、悲しみはいつまでも続くだろう。僕はこんな風に死んでゆきたいと思ってだんだ

制服は征服するためにかかせない。私の人生を通じて、市民の衣装を着るほど自分をおとしめるのは稀だった。私はいつもダリという制服を着ている

アクシデントが起きると、人はそれを変えようとするが、人には変えることが出来ない。アクシデントが人の内面を明らかにするだけだ

批評家は常に比較する。比較できないもの、つまり「類まれなもの」はそこからすり抜ける

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ

誰もが芸術を理解しようとする。ならば、なぜ鳥の声を理解しようとはしないのか

気がつけば少しずつ転んでいくのは人生の常

芸術において不道徳は存在しない。芸術はつねに神聖である

壁は自分自身だ

私の耳は貝から 海の響きを懐かしむ

人の本当の仕事は30歳になってから始まる

自分の価値観を持って生きるってことは嫌われても当たり前なんだ

人間はコンピュータとは違って揺れ動いてますよね。だから、すべてのものを何かの思い入れを持って見ているんですね。なので、その時々によって違って見えてくることがあるんでしょうね

何かをするのに私は歳を取りすぎてると言われたら、そのことにすぐに取り組むようにしている

偉大な男の背後には必ず、その男を愛してくれる女がいた。「愛する女がかなえてくれるレベルより、もっと偉大になんか男はなれない」という言葉には、多くの真理が含まれている

神を知る最善の方法は、多くの物を愛することだ

私には規則や方式は一切ない。裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ

1.必ずできると信じろ2.限界を越えろ3.「その時」を待つな4.行動しろ5.正しく問え6.ジャッジせず、隠された美を見ろ7.遅すぎることなんてない

私は、愛したいと思いながら、それができない。私は、愛すまいと思いながら、それができない

自然が本当に好きなら、あらゆるところで美を見い出せるだろう

多くの人が80代まで生きれないのは、彼らが長期に渡って40代で止まろうと努力するからだ

私は今、生きようと努めている。というよりも、どのように生きるかを、私の中の死に教えようとしている

逃げない、はればれと立ち向かう、それが僕のモットーだ

私は天才になるし、世界は私を称賛するだろう。評価されないかもしれないし、理解されないかもしれない。しかし天才になる、偉大な天才にね。なぜなら私はそのことを確信しているからさ

詩はなくてはならないものだ。ただそれが何のためにあるのかを知ってさえいればなあ

ゆっくり急げ。美よりも速く走れ

芸術というものは自然の研究に過ぎません。自然です。何もかもそこにあります

猛烈に自分を強くし、鋭くし、責任をとって問題を進めていく以外にない

たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ

偶然というのは、結局人間的なことなんじゃないか

人間の運命は人間の手中にある

偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ

手慣れたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ

私は、自分の作品に心と魂を込める。そして制作過程では我を失う

痛みはいつか消えるが、美は永遠に残る

美はざっと見てもわからない

自然に生き、自分の気持ちをほんとうに伸ばしてゆこうとすれば、まず、いたるところで残酷に、壁に突きあたる

自分の好きな音を勝手に出す、出したい音を出したらいい

(印象派について)彼らはもっぱらその装飾の結果のために、真実を妨害するように、自由なしで、色を使っています。彼らは目だけで物を見て、神秘的な思念を基にしていません。彼らは単に明日の公式画家です

深く、恐ろしく真実を語る者であれ

孤独であって、充実している、そういうのが人間だ

詩人にとって最大の悲劇は、誤解によって賞嘆されることだ

若さと年齢は無関係

流行なんて、文字どおり流れていく

私はドラッグをしない。私自身がドラッグだ

詩人は未来を回想する

風景なら その中を散歩したくなるような、女性なら その人を抱きしめたくなるような、そんな絵を私は描きたい

鉛筆や紙と同等の費用で映画が創れたときにのみ、映画は芸術作品となるだろう

赤がなければ、青を使います

愛しあう前と後では、火の消えたランプと火のともったランプほどの違いがある
