
甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)


「僕は永遠に生きます」って今思ってる。明日も思ってる。あさっても思ってる。10年後も思ってる。20年後も思ってる。そしてある日死ぬんだ。うん。それがいいな。

その瞬間に爆発していればカッコいい

無茶苦茶だよ。熱だけしかなくてさ、意味はないんだよ。

何にもやってなかったなあって気持ちになる時もよくあるよ

僕はいろいろなとこでいろいろな人に聞かれるんだよ。『楽しけりゃいいのか?』って。いいんだよ。そのかわり,楽じゃないんだよって。漢字で書いたら同じじゃんって。

それしかないんだから。腹をくくって、あきらめて。そこに行き着くまでにいっぱい考えればいいと思うし、失敗もすればいいと思うんだよ。

誰かのサイズに合わせて自分を変えることはない。自分を殺すことはない。ありのままでいいじゃないか

もともと人は全員、孤独なんだよ

歌なんて誰でも歌えるからヴォーカリストになった。だから、誰にでも歌えるような歌しか歌わないんよ。

僕たちは心の中にたまごを抱えています。何かを経験して心が大きく揺れたとき、たまごはパカッと割れて新しい命が飛び出します。ロックンロールに出会ったとき 僕の心の中で1つのたまごが割れました。それは初恋のように僕を夢中にさせました。今も元気なその心の住人は僕にマイクを握らせました。

どうせやり切るなら極限までやっちゃえ!

ギタリストのピークはギターを初めて弾いて感動した瞬間。

世界中で今日もどこかでライブがあるだろうし、明日もどこかでやるだろうし、世界中でも何百何千万、すごい数のライブがあるんだろうけど 、俺の言ってるこのすげえロックンロールっていうのは 多分、ほんの一握りなんだよ

ガキンチョだますのがロックだと思う

上手であることはそんなにいいことか?とも思う

ただ大人たちにほめられるようなバカにはなりたくない

人と同じものが嫌とか、そういうのはあまりない。自分が好きなものを集めてたら、人と同じにはならないでしょう?

思い出すのは、あんまよくないよ

感動することこそが、人類の最も贅沢なこと

本当に死んでもいいくらい好きって奴は、認められないなんてことで不平を言わないよね

妄想と勘違いでロックンロールは転がり続けてるんだから、これを解放しないことには何も始まらない。

全部欲しいって言ってたら、本当に欲しいものが薄くなっちゃうよ

お客が来なくなったらバイトすりゃいい

不幸はなにも生まないね。不幸とか苦労とかは人をどんどんダメにする。苦労話とかする奴は「俺はこんなにだめなんだぜ!」って言って今まで何をしてきたかをひけらす人でしょ。ひけらかして自分の価値を認めさせようとするわけだ。そんなのは最低だ。

好きなものを作る、それだけをやるってなるとブレない

例えば勉強ができるから偉い、運動ができるから偉い、友達と仲良くできるから偉いとか、なんかあるんだけど、ロックンロールを聴いた時に何もしなくても偉いんだと思って。

ドリフターズのお客さんを見てごらん? 大人がいないだろう? 小学生くらいの子供たちでいっつも会場は満員なの。で、大人になったらその子たちは卒業していなくなる。でも次の子たちが入学してまたドリフターズを観に来るの。

失敗することを恐れず、とりあえず何となくやりたい事をやってみたら?

同じことは二度とできないし、マネもできないんですよ。

あせってはなかったね。いつでも出来るし、やり始めたら一瞬だって思ったから

誰のようにもなりたくない

毎日やりたいことを精一杯やるっていうことが、すべてにおいて最善策

ひらめくまで待つ

心が揺れたところで決着はもうついてんだ

オトナになろうが、教室から武道館になろうが、ひとりの前でやろうが一万人の前でやろうが、やってることって一緒なんだよね。音楽がやりたくてバンドを組むってそういうことなんだ。もう、そこで全部終わっちゃってるんだよ。だから目指すことは、もうないよ。

楽曲は成り行きだけど、僕とマーシーは20数年間、その成り行きの『成り行かせ方』をやってきた。スタジオに入った瞬間に、僕とマーシーの空気はあるんだと思う。今は4人でうまーい成り行かせ方をしてんじゃない?そんな気がする

他人の価値観を尊重できないなら、自分の価値観なんて主張しちゃいけないと思う

僕は一生のうちに一晩でいいからあんなふうに歌えたら、死んでもいいと思った。

お前らがライヴを見ている瞬間は、甲本ヒロト、そしてブルーハーツってバンドはこの宇宙のどこをくまなく探しても、お前らの目の前にしかおらんのじゃ。

座って弾き語りやってても激しいなあこの音楽って思う時もある。だけど逆にフルボリュームでアンプ鳴らしてガーって大暴れしてるのに何も感じない時がある。それはもしかしたら内面が伝わってるんじゃないかと思うんですよ。

徳川家康や武田信玄の本読むけどさ、こんなふうにやって生きて天下とったって、70・80で死ぬわけだしさ。

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ。駄目なら駄目ほどカッコええとか、そういう世界ってあるんよ

上手にするってことなんか必要じゃなくて、熱くなればいいんだよね。

俺、ホント、意味ねえと思うもん人生なんて。「人は何のために生まれてきたのか、何をすべきかなのか」なんて、どうでもいいじゃん。そんなの誰にも決められないことじゃん。自分で決めるんでしょ、人生の価値ってのは。本当に自分が素晴らしいと思うことに一生を費やすこと、それがいちばん価値があること。

ドブネズミが美しいとわかんねえ奴はたいしたことねえ。

「満足」って言葉は究極以外使っちゃいけないんだよ

人生に意味はないよ。だって暇つぶしじゃん。暇なんだよ。みんな人生80年もいらないんだよ。3日もあれば終わるんだ。やることなんて。意味なんかないんだ。楽しければいいんだ。

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、受け取った瞬間に完成するものだとは思ってる。僕の出すロックンロールは僕だけでは未完成なんだよ。聴く人がいてその人の心の奥の中で完成する

いつだって、今やるのが一番いい

僕はどんな完成の仕方をしてもその人の実力だと思う。聴く人の実力。だからみんなそれぞれ立派に仕上げてください。そこで自分が楽しい 最高じゃんと思ってくれたらすごく嬉しい。

『何をやるか』じゃなくて、『どんなふうにやるか』

最終日だからって、特別なことはありません。最終日が特別なんじゃないんだよ。ロックンロールが特別なんだよ

何か感じたり思ったりしたことっていうのは、将来の何かに影響してんだよな

僕は死なないと思いながら死ぬんだろうな。

僕は僕の偏見でうたをうたっとる。うたっとるやつは下品じゃがうたの内容は最高じゃ

最高で当たり前なんだよ

感動っていうものに限界は無いじゃないですか、日々。それに突き動かされるんですよ

俺がとりたいのは100点じゃないんだ。ロックンロールが100点満点だとしたら10000点くらい取りたいんだ。

幸せのまんま放っておいてほしい

何が正しいかなんてわからんでしょ。俺が死んでも答えは出んよ。 そんなら好きだと思う事やるしかないんじゃないかなあ。

清志郎。あなたとの思い出に、ろくなものはございません。今日もそうだよ・・・。ひどいよ、この冗談は。ありがとう。一生忘れないよ。

明日のための今日ではなく、今日のための今日ですよ

やっぱり音楽は大好きなことで、他に代わりがないから緊張するんですよ。今日のライブがダメでも、他でがんばればいいやとか、そういうもんじゃないから。

愛してるってどういうこと?愛してるって言葉の響きが重すぎるよ。愛せる程立派な人間じゃないですよ。

恥ずかしくない生き方はしたくないもんね。だから恥をかくんだよ

僕は新しく何かをやりたいんじゃなくて、今何をやりたいかなんだよ、まさに

僕は自慢ができることが1つあるの。それは自分の中学生時代に、リアルにパンクを体験したってこと。

声が出なくなっても僕は(ロックンロールを)止めないなと思った

なんとなく楽しくいたい。それがゴールでしょ?そのゴールを目指していくために、いろいろやらなきゃいけないことがあってさ。その為には寝ないで頑張ることもあってさ。血ヘド吐くくらい頑張ることもある。いいことじゃん。だって目的に向かってがんばる手段として「金も必要、じゃ働くか」とかさ。

今日は本当に最高じゃ。どうやら、この鉄の檻(おり)は人の心までも縛れんようじゃな。

純粋に泣けてしまうことって本当にある

ほうきとか持ってエアギターとかしたりするわけじゃん、憧れて。それの延長なんだよ

心理の何か変化があるんですよ。人間行動すべき理由がある。

この会場には仕事やっとるやつ、やっとらんやつ、学校行っとるやつ、行っとらんやつ。いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる。俺らはライブをやりに来とる。それで問題なかろう。

だって朝から晩までいろんな音楽聴いてるわけで。バップのジャズや20年代のブルースからソウル、レゲエ、フォーク、アイリッシュ。クラシックはめったに聴かないけど聴くときもある。そのすべてから影響受けるけど、僕はそういうのを聴く人で、その僕がやってるバンドがこれだっていうだけ。

「楽しい」を勝ち取ろうと思えば、「楽」を切り捨てなければいけない

手段ではなくて目的

ルール破ってもマナーは守れよ

言いたいことは言う。 その時は心を込めて言う。

好きなことだったらめんどくさくていいじゃない!
