
甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)


僕は一生のうちに一晩でいいからあんなふうに歌えたら、死んでもいいと思った。

僕は自慢ができることが1つあるの。それは自分の中学生時代に、リアルにパンクを体験したってこと。

感動っていうものに限界は無いじゃないですか、日々。それに突き動かされるんですよ

何も考えないで、何も判断しないことが、一番の罪だと思う

突破口は1つしかないんだ。ほかにもう道はないんだ。ロックンロールしかないんだよ。それがわかったときにさ、そこにやっぱり全身全霊を傾けるしかないじゃん。

好きなものを作る、それだけをやるってなるとブレない

悲しいことも苦しいことも、全てを楽しみに変えていけるのが人間の力だよ

「愛」とか言うと、みんなださいとか、くさいとか言うけど、なんか俺は違うと思うな。

少なくとも僕にも誰かを楽しませることはできる

誰かのサイズに合わせて自分を変えることはない。自分を殺すことはない。ありのままでいいじゃないか

僕は一貫して自己満足です、めざすものは

俺、ホント、意味ねえと思うもん人生なんて。「人は何のために生まれてきたのか、何をすべきかなのか」なんて、どうでもいいじゃん。そんなの誰にも決められないことじゃん。自分で決めるんでしょ、人生の価値ってのは。本当に自分が素晴らしいと思うことに一生を費やすこと、それがいちばん価値があること。

なんか最近いろんなことが理屈っぽくなってるじゃない。でも人をふさぎ込ませるものなんてそんなになくていいんだよ。悲しいことは世の中にいっぱいあるんだから。

大リーグで活躍したいと思うことは夢じゃないんだよ。野球をやりたいというのが夢だ。

僕は僕の偏見でうたをうたっとる。うたっとるやつは下品じゃがうたの内容は最高じゃ

自然にやってく中でぼんやり何となく楽しいっていうのは、凄く大事なこと

憎しみや苦しみのない世界があるからお前来ない?って言われたら、「俺はいかない」って言うわ

落ち込むのと失望は違うんよ。 だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。

長く生きてるほうが絶対おもしろいよ

例えば勉強ができるから偉い、運動ができるから偉い、友達と仲良くできるから偉いとか、なんかあるんだけど、ロックンロールを聴いた時に何もしなくても偉いんだと思って。

この世には、何一つ決まってることなんてないんだよ。 ただ、そう思いこんでるだけ。

人間は老けるよ。あたりまえじゃん。だけどさ、ロックンロールは年をとらないんだよ。ロックンロールっていうのはやっぱりね時空を越えていくんだ!

もともと人は全員、孤独なんだよ

「やさしくなりたい」という意思、それはすごく大切だなと思う

ドブネズミが美しいとわかんねえ奴はたいしたことねえ。

オトナになろうが、教室から武道館になろうが、ひとりの前でやろうが一万人の前でやろうが、やってることって一緒なんだよね。音楽がやりたくてバンドを組むってそういうことなんだ。もう、そこで全部終わっちゃってるんだよ。だから目指すことは、もうないよ。

より良くならなくていいんだよ。俺たち最高なんだから。

言いたいことは言う。 その時は心を込めて言う。

お先真っ暗はすげー前向きな言葉。

”世界”というのは自分の中にあるんです

楽しいと思った瞬間、そこがゴール

生きてりゃ、そりゃあシラケるだろう

自分を肯定するために一所懸命考えるんだ

幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ

過去のバンドの名前や音楽を具体的に挙げて、こういうふうにしようと話し合ったことはない。やりたいときに、やりたいことを、やりたいようにやる。そんな自由さを失わずにいこう、みたいなことは話したけど。

まじめに考えて出てくる答えっていうのはろくなもんじゃないんです

日々楽しく過ごしているということは、今を生きているということなんだ

売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。

人生をね、棒に振りたいんだよ

最終日だからって、特別なことはありません。最終日が特別なんじゃないんだよ。ロックンロールが特別なんだよ

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、受け取った瞬間に完成するものだとは思ってる。僕の出すロックンロールは僕だけでは未完成なんだよ。聴く人がいてその人の心の奥の中で完成する

失敗することを恐れず、とりあえず何となくやりたい事をやってみたら?

「いてもいいんだよ」「生きてもいいんだよ」「感動してもいいんだよ」「泣いてもいいんだよ」「笑ってもいいんだよ」「そこに存在してもいいんだよ」って言ってくれてるかんじ。誰の許可もいらないんだ。それをロックンロールが僕に言ってくれるんだよ

「これをやりてえ」ってことが増えると、そうやってお茶を濁してる時間はなくなってくる

何にもやってなかったなあって気持ちになる時もよくあるよ

一生懸命考えたり思ったりしてわからなくなって、最後の最後のところで逃げ場のないところまで追い詰められて、だからロックンロールをやってる気がするんだよ

親切ではないけど、やさしい。丁寧ではないけど、やさしい

未来は真っ暗。 お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ。真っ暗なんだよ。どこがいけないんだよ。そん中に すっげー誰も見たことがない、どんなに勉強したってわかりっこない、 素晴らしいものが隠れてるかもしんない。 真っ暗ってことはいいねえ。みんな平等で。

感動の出発点は感動にあると思うんだ。なんで感動したのかを辿っていくと、表現されたものがどう作られていて、「だから俺は感動したのか」って分かる。もっともっと辿っていくと、その表現者が、かつて感動した瞬間に帰結すると思うんだよ。それが色んな何かをぐるぐると通過して、また人に届く。錬金術なんかじゃないんだよ。感動が伝わって、感動を生む。

みんなで盛り上がることをするな。お前が一番盛り上がれ

今までやってきたことを、ひとりひとりが一所懸命やることだよ

戦争やってる遠くの国のことよりも友達の方が大切だと思うけどなぁ

仕事じゃなくてもやるもんね!

その瞬間に爆発していればカッコいい

「何事も一人で大丈夫」っていう基本さえあれば、あとはもう全部楽しいんだよ

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ。駄目なら駄目ほどカッコええとか、そういう世界ってあるんよ

お前らがここに来るまでに何があったかなんかどーでもいい。お前らの父親が死のうが母親が死のうがそんなのかんけーない。ただこの中で思いっきり楽しんでいってくれー!!

イライラや不満を、ただ我慢することなんだよ。いつか来るための大切なエネルギーだから

ドリフターズのお客さんを見てごらん? 大人がいないだろう? 小学生くらいの子供たちでいっつも会場は満員なの。で、大人になったらその子たちは卒業していなくなる。でも次の子たちが入学してまたドリフターズを観に来るの。

僕はいろいろなとこでいろいろな人に聞かれるんだよ。『楽しけりゃいいのか?』って。いいんだよ。そのかわり,楽じゃないんだよって。漢字で書いたら同じじゃんって。

幸せのまんま放っておいてほしい

不幸はなにも生まないね。不幸とか苦労とかは人をどんどんダメにする。苦労話とかする奴は「俺はこんなにだめなんだぜ!」って言って今まで何をしてきたかをひけらす人でしょ。ひけらかして自分の価値を認めさせようとするわけだ。そんなのは最低だ。

欲張りな人間が、諦観を覚えたときは強いよ

だって朝から晩までいろんな音楽聴いてるわけで。バップのジャズや20年代のブルースからソウル、レゲエ、フォーク、アイリッシュ。クラシックはめったに聴かないけど聴くときもある。そのすべてから影響受けるけど、僕はそういうのを聴く人で、その僕がやってるバンドがこれだっていうだけ。

笑ってくれりゃあ本望だよ

後回しにできないあせりみたいなものが非常にあって。ボヤボヤしてられないんだよ、休んでる場合じゃないんだよ

聴いてる音楽とやってる音楽がつながらなくても、それはどうでもいいんです。

なんかやろうと思えば、何でもできるもんやねー

学ぶことは何もないの。楽しむだけでいいんだ

何が正しいかなんてわからんでしょ。俺が死んでも答えは出んよ。 そんなら好きだと思う事やるしかないんじゃないかなあ。

これはほんとに昔っから思うんだけど、これがこうなったら幸せなのに、 あれがあったら幸せなのに、と思ってたら一生幸せになれないね。自分の問題だと思うんだ。もっともっと内面の問題だと思うんだ。今の状況を幸福だと思える心を 持った人が幸福なんやな。

無茶苦茶だよ。熱だけしかなくてさ、意味はないんだよ。

思い出すのは、あんまよくないよ

上手にするってことなんか必要じゃなくて、熱くなればいいんだよね。

お金って、ただの道具じゃないですか

ルール破ってもマナーは守れよ

清志郎。あなたとの思い出に、ろくなものはございません。今日もそうだよ・・・。ひどいよ、この冗談は。ありがとう。一生忘れないよ。

何が伝わってほしいって言ってさ、いろんなメッセージとか、いろんなことを訊かれるんだけど、何もないんだよ。みんなが楽しくなってくれたら、もうそれで僕たちがやりたいことは100%成し遂げられてるんだ

他人の価値観を尊重できないなら、自分の価値観なんて主張しちゃいけないと思う

リミッターってさ、取れた瞬間にその存在に気づくよね
