
甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)


これはほんとに昔っから思うんだけど、これがこうなったら幸せなのに、 あれがあったら幸せなのに、と思ってたら一生幸せになれないね。自分の問題だと思うんだ。もっともっと内面の問題だと思うんだ。今の状況を幸福だと思える心を 持った人が幸福なんやな。

ああ、俺にもできそうだ!

ダイヤモンドの行商人がやってきて、 このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうのって言うとるけど せいぜい百年しか生きられん人間に、 永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。

ただ大人たちにほめられるようなバカにはなりたくない

子供の頃からやりたいことは変わってなくて、それができるようになるのが大人

いつもね 最新作が最高傑作なんだよ 僕の中ではいつもそうだよ

僕は僕の偏見でうたをうたっとる。うたっとるやつは下品じゃがうたの内容は最高じゃ

わがままさっていうのはさ、必要なんじゃねえかなあ

「僕は永遠に生きます」って今思ってる。明日も思ってる。あさっても思ってる。10年後も思ってる。20年後も思ってる。そしてある日死ぬんだ。うん。それがいいな。

人と同じものが嫌とか、そういうのはあまりない。自分が好きなものを集めてたら、人と同じにはならないでしょう?

『何をやるか』じゃなくて、『どんなふうにやるか』

人間は老けるよ。あたりまえじゃん。だけどさ、ロックンロールは年をとらないんだよ。ロックンロールっていうのはやっぱりね時空を越えていくんだ!

僕は新しく何かをやりたいんじゃなくて、今何をやりたいかなんだよ、まさに

誰かのサイズに合わせて自分を変えることはない。自分を殺すことはない。ありのままでいいじゃないか

感動することこそが、人類の最も贅沢なこと

大好きなものと付き合っていくことだよ

全部欲しいって言ってたら、本当に欲しいものが薄くなっちゃうよ

色々不安だろ?なあ、イライラするしなあ。それなあ、大人になっても不安だし、50過ぎてもイライラするから、そのまんまでいいんじゃないすか。物事解決するよりも、イライラしたまんまさあ、ロック聴きゃあいいじゃん。うん。

なんとなく楽しくいたい。それがゴールでしょ?そのゴールを目指していくために、いろいろやらなきゃいけないことがあってさ。その為には寝ないで頑張ることもあってさ。血ヘド吐くくらい頑張ることもある。いいことじゃん。だって目的に向かってがんばる手段として「金も必要、じゃ働くか」とかさ。

感動の出発点は感動にあると思うんだ。なんで感動したのかを辿っていくと、表現されたものがどう作られていて、「だから俺は感動したのか」って分かる。もっともっと辿っていくと、その表現者が、かつて感動した瞬間に帰結すると思うんだよ。それが色んな何かをぐるぐると通過して、また人に届く。錬金術なんかじゃないんだよ。感動が伝わって、感動を生む。

いつだって、今やるのが一番いい

心理の何か変化があるんですよ。人間行動すべき理由がある。

ロックンロールは入口がいっぱいあるんだよ。何かひっかかった瞬間、それがドアなんだよ。そっから入っていけるんだ。どっから入っても同じとこなんだ。中に入れば全員に会えるよ。すべてに会える。もし会えなかったらまだドアを見つけられてないんだよ。それかちゃんと入ってないんだ

上手であることはそんなにいいことか?とも思う

少なくとも僕にも誰かを楽しませることはできる

憎しみや苦しみのない世界があるからお前来ない?って言われたら、「俺はいかない」って言うわ

妄想と勘違いでロックンロールは転がり続けてるんだから、これを解放しないことには何も始まらない。

本当に死んでもいいくらい好きって奴は、認められないなんてことで不平を言わないよね

”世界”というのは自分の中にあるんです

悲しいことも苦しいことも、全てを楽しみに変えていけるのが人間の力だよ

より良くならなくていいんだよ。俺たち最高なんだから。

未来は真っ暗。 お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ。真っ暗なんだよ。どこがいけないんだよ。そん中に すっげー誰も見たことがない、どんなに勉強したってわかりっこない、 素晴らしいものが隠れてるかもしんない。 真っ暗ってことはいいねえ。みんな平等で。

最終日だからって、特別なことはありません。最終日が特別なんじゃないんだよ。ロックンロールが特別なんだよ

この世には、何一つ決まってることなんてないんだよ。 ただ、そう思いこんでるだけ。

どうにもならないことなんて、どうにでもなっていいこと。

無茶苦茶だよ。熱だけしかなくてさ、意味はないんだよ。

ほうきとか持ってエアギターとかしたりするわけじゃん、憧れて。それの延長なんだよ

お前らがライヴを見ている瞬間は、甲本ヒロト、そしてブルーハーツってバンドはこの宇宙のどこをくまなく探しても、お前らの目の前にしかおらんのじゃ。

仕事じゃなくてもやるもんね!

この会場には仕事やっとるやつ、やっとらんやつ、学校行っとるやつ、行っとらんやつ。いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる。俺らはライブをやりに来とる。それで問題なかろう。

後回しにできないあせりみたいなものが非常にあって。ボヤボヤしてられないんだよ、休んでる場合じゃないんだよ

やらないってのも一つの行動だと思う

(20代の時にやっておいた方がいいことはありますか?という質問に対し)簡単だよ、やりたいこと。

まったくもってロックンロールはすげえ。ほんとに。だけど そんなにすごいロックンロールでも 世界中に一握りしかいないんだ

まじめに考えて出てくる答えっていうのはろくなもんじゃないんです

好きなものを作る、それだけをやるってなるとブレない

「夢は全部かなう」って僕は言うし、今でもそう本気で信じてる。夢はかならずかなう。かなわない夢はないよ。これ、本気だよ?1ミリもブレたことがない。100パーセント、誰の夢もかないます。

あせってはなかったね。いつでも出来るし、やり始めたら一瞬だって思ったから

一回わがまま言い始めたらもう、他人の言うことなんか聞いてらんねえよ

結局ね、夢はみんなもってると思うんですよ。だけど、その夢の見方としてね、ただボーっとそれこそテレビで見てるだけで『あぁ、こんな事いいなぁ』みたいな見方と、それから実際にやってみようとして夢の実現に一歩近づくために何か行動をおこす。

その瞬間に爆発していればカッコいい

同じことは二度とできないし、マネもできないんですよ。

恥ずかしくない生き方はしたくないもんね。だから恥をかくんだよ

親切ではないけど、やさしい。丁寧ではないけど、やさしい

お先真っ暗はすげー前向きな言葉。

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、受け取った瞬間に完成するものだとは思ってる。僕の出すロックンロールは僕だけでは未完成なんだよ。聴く人がいてその人の心の奥の中で完成する

明日のための今日ではなく、今日のための今日ですよ

僕って未熟だなって話です。どうすりゃいいのか未だにわからないし、わかって楽になったらいいなとは思う。ライブでも毎回緊張しますからね、どんな声が出るかわかんなくて。

今までやってきたことを、ひとりひとりが一所懸命やることだよ

コピーとかカバーっていうのもそうで、曲をカバーするんじゃなくて、そこにある熱をカバーするんだよ。

そりゃバイク乗るのも楽しいし、映画も好きだし。でも、桁外れなんだよ。富士山と石ころくらいの違いなんだよ。ロックンロールやってるときの楽しさは、桁外れなんだ。好きなものを見つけるってそういうこと。

僕らはユーモアがないものはどうしても楽しめないんだ。何があってもどこかにユーモアがないと堅苦しくて、そこの場所に居づらくなる

笑ってくれりゃあ本望だよ

だって朝から晩までいろんな音楽聴いてるわけで。バップのジャズや20年代のブルースからソウル、レゲエ、フォーク、アイリッシュ。クラシックはめったに聴かないけど聴くときもある。そのすべてから影響受けるけど、僕はそういうのを聴く人で、その僕がやってるバンドがこれだっていうだけ。

幸せのまんま放っておいてほしい

僕は自慢ができることが1つあるの。それは自分の中学生時代に、リアルにパンクを体験したってこと。

自然にやってく中でぼんやり何となく楽しいっていうのは、凄く大事なこと

僕は一貫して自己満足です、めざすものは

僕もほっときゃ歳も取るからさ、今と昔をそのまま比べることはできないけど、基本的にやっぱ何も考えてなくて、たいして成長も進歩もしてないからおんなじようなものがいつもステージに乗っかってるんだと思うんだ。

一人前になるっていうのは、すげえかっこいいこと

戦争やってる遠くの国のことよりも友達の方が大切だと思うけどなぁ

凄くふさわしいところに自分が立ってて、凄くふさわしい行動を取っているような気がするんだよ

売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。

最高で当たり前なんだよ

明日のための今日じゃありません。今日のための今日です

声が出なくなっても僕は(ロックンロールを)止めないなと思った

世界中で今日もどこかでライブがあるだろうし、明日もどこかでやるだろうし、世界中でも何百何千万、すごい数のライブがあるんだろうけど 、俺の言ってるこのすげえロックンロールっていうのは 多分、ほんの一握りなんだよ

大リーグで活躍したいと思うことは夢じゃないんだよ。野球をやりたいというのが夢だ。

偽物が本物に変身する瞬間がある

何にもやってなかったなあって気持ちになる時もよくあるよ
