
甲本ヒロト(THE BLUE HEARTS)


僕は新しく何かをやりたいんじゃなくて、今何をやりたいかなんだよ、まさに

感動することこそが、人類の最も贅沢なこと

「僕は永遠に生きます」って今思ってる。明日も思ってる。あさっても思ってる。10年後も思ってる。20年後も思ってる。そしてある日死ぬんだ。うん。それがいいな。

好きなことだったらめんどくさくていいじゃない!

毎日やりたいことを精一杯やるっていうことが、すべてにおいて最善策

全部は混沌としてるから面白い

純粋に泣けてしまうことって本当にある

俺、ホント、意味ねえと思うもん人生なんて。「人は何のために生まれてきたのか、何をすべきかなのか」なんて、どうでもいいじゃん。そんなの誰にも決められないことじゃん。自分で決めるんでしょ、人生の価値ってのは。本当に自分が素晴らしいと思うことに一生を費やすこと、それがいちばん価値があること。

楽曲は成り行きだけど、僕とマーシーは20数年間、その成り行きの『成り行かせ方』をやってきた。スタジオに入った瞬間に、僕とマーシーの空気はあるんだと思う。今は4人でうまーい成り行かせ方をしてんじゃない?そんな気がする

普通=そこそこ、そうじゃないでしょう。最高じゃん!

歌なんて誰でも歌えるからヴォーカリストになった。だから、誰にでも歌えるような歌しか歌わないんよ。

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ。駄目なら駄目ほどカッコええとか、そういう世界ってあるんよ

僕って未熟だなって話です。どうすりゃいいのか未だにわからないし、わかって楽になったらいいなとは思う。ライブでも毎回緊張しますからね、どんな声が出るかわかんなくて。

心理の何か変化があるんですよ。人間行動すべき理由がある。

それしかないんだから。腹をくくって、あきらめて。そこに行き着くまでにいっぱい考えればいいと思うし、失敗もすればいいと思うんだよ。

心が揺れたところで決着はもうついてんだ

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、受け取った瞬間に完成するものだとは思ってる。僕の出すロックンロールは僕だけでは未完成なんだよ。聴く人がいてその人の心の奥の中で完成する

やらないってのも一つの行動だと思う

お先真っ暗はすげー前向きな言葉。

僕は不確定というか、絶対にこうだって言い切れないものがあればあるほど面白いと思うよ。その分言い切りたい奴が言い切れるじゃん 僕はロックンロールに対していろんなことをいっぱい言い切る

自分を肯定するために一所懸命考えるんだ

ガキンチョだますのがロックだと思う

不幸はなにも生まないね。不幸とか苦労とかは人をどんどんダメにする。苦労話とかする奴は「俺はこんなにだめなんだぜ!」って言って今まで何をしてきたかをひけらす人でしょ。ひけらかして自分の価値を認めさせようとするわけだ。そんなのは最低だ。

世の中で生きてるうちに起こるほとんどのことは僕にとってたいしたことじゃない。それよりも1回のロックンロールコンサートの方が大きい。1枚のCDを聴くことの方がよっぽど大事件なんだ

その日、歩ける一歩を歩くだけ

何にもやってなかったなあって気持ちになる時もよくあるよ

無茶苦茶だよ。熱だけしかなくてさ、意味はないんだよ。

まったくもってロックンロールはすげえ。ほんとに。だけど そんなにすごいロックンロールでも 世界中に一握りしかいないんだ

なんとなく楽しくいたい。それがゴールでしょ?そのゴールを目指していくために、いろいろやらなきゃいけないことがあってさ。その為には寝ないで頑張ることもあってさ。血ヘド吐くくらい頑張ることもある。いいことじゃん。だって目的に向かってがんばる手段として「金も必要、じゃ働くか」とかさ。

結果オーライって凄くいいことだと思わない?

声が出なくなっても僕は(ロックンロールを)止めないなと思った

仕事じゃなくてもやるもんね!

あせってはなかったね。いつでも出来るし、やり始めたら一瞬だって思ったから

「満足」って言葉は究極以外使っちゃいけないんだよ

今日は本当に最高じゃ。どうやら、この鉄の檻(おり)は人の心までも縛れんようじゃな。

過去のバンドの名前や音楽を具体的に挙げて、こういうふうにしようと話し合ったことはない。やりたいときに、やりたいことを、やりたいようにやる。そんな自由さを失わずにいこう、みたいなことは話したけど。

「夢は全部かなう」って僕は言うし、今でもそう本気で信じてる。夢はかならずかなう。かなわない夢はないよ。これ、本気だよ?1ミリもブレたことがない。100パーセント、誰の夢もかないます。

大好きなものと付き合っていくことだよ

リミッターってさ、取れた瞬間にその存在に気づくよね

(20代の時にやっておいた方がいいことはありますか?という質問に対し)簡単だよ、やりたいこと。

「何事も一人で大丈夫」っていう基本さえあれば、あとはもう全部楽しいんだよ

俺は本当はもっとすごいんだけど、というのがどっかにある

恥ずかしくない生き方はしたくないもんね。だから恥をかくんだよ

「いてもいいんだよ」「生きてもいいんだよ」「感動してもいいんだよ」「泣いてもいいんだよ」「笑ってもいいんだよ」「そこに存在してもいいんだよ」って言ってくれてるかんじ。誰の許可もいらないんだ。それをロックンロールが僕に言ってくれるんだよ

世の中に言いきれることってねえが。 でも恋愛は絶対素晴らしいと言いきるよ

自分を支えているのは、自分

他人の価値観を尊重できないなら、自分の価値観なんて主張しちゃいけないと思う

ひらめくまで待つ

僕は一生のうちに一晩でいいからあんなふうに歌えたら、死んでもいいと思った。

誰かのサイズに合わせて自分を変えることはない。自分を殺すことはない。ありのままでいいじゃないか

ドブネズミが美しいとわかんねえ奴はたいしたことねえ。

どうにもならないことなんて、どうにでもなっていいこと。

もともと人は全員、孤独なんだよ

他人のためにやるんじゃないよ。自分がやりたいからやるんだ。

イメージの共有がしたいだけなんだ。言葉の共有じゃなくてどこかもやもやっとしたイメージをひねりだして曲にする。そのもやもやを共有したいだけなんだ。それで「生きてやるぜ!」って思ってもらえれば、「生きるっていいな」と思ってくれればそれでいいです。

人を掴むのはコンセプトの面白さじゃなくて、それを実行に移している瞬間のテンション

何か感じたり思ったりしたことっていうのは、将来の何かに影響してんだよな

色々不安だろ?なあ、イライラするしなあ。それなあ、大人になっても不安だし、50過ぎてもイライラするから、そのまんまでいいんじゃないすか。物事解決するよりも、イライラしたまんまさあ、ロック聴きゃあいいじゃん。うん。

落ち込むのと失望は違うんよ。 だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。

僕は楽しいから、成功していると思う

楽しめてるって事はカッコいいんじゃねえかな

わがままさっていうのはさ、必要なんじゃねえかなあ

だって朝から晩までいろんな音楽聴いてるわけで。バップのジャズや20年代のブルースからソウル、レゲエ、フォーク、アイリッシュ。クラシックはめったに聴かないけど聴くときもある。そのすべてから影響受けるけど、僕はそういうのを聴く人で、その僕がやってるバンドがこれだっていうだけ。

この会場には仕事やっとるやつ、やっとらんやつ、学校行っとるやつ、行っとらんやつ。いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる。俺らはライブをやりに来とる。それで問題なかろう。

人と同じものが嫌とか、そういうのはあまりない。自分が好きなものを集めてたら、人と同じにはならないでしょう?

感動の出発点は感動にあると思うんだ。なんで感動したのかを辿っていくと、表現されたものがどう作られていて、「だから俺は感動したのか」って分かる。もっともっと辿っていくと、その表現者が、かつて感動した瞬間に帰結すると思うんだよ。それが色んな何かをぐるぐると通過して、また人に届く。錬金術なんかじゃないんだよ。感動が伝わって、感動を生む。

生まれたからには、生きてやる。

オトナになろうが、教室から武道館になろうが、ひとりの前でやろうが一万人の前でやろうが、やってることって一緒なんだよね。音楽がやりたくてバンドを組むってそういうことなんだ。もう、そこで全部終わっちゃってるんだよ。だから目指すことは、もうないよ。

ダイヤモンドの行商人がやってきて、 このダイヤモンドは永遠の輝きをどうのこうのって言うとるけど せいぜい百年しか生きられん人間に、 永遠の輝きを売りつけてどうするんじゃ。俺らが欲しいのは今だけです。

お前らがここに来るまでに何があったかなんかどーでもいい。お前らの父親が死のうが母親が死のうがそんなのかんけーない。ただこの中で思いっきり楽しんでいってくれー!!

上手にするってことなんか必要じゃなくて、熱くなればいいんだよね。

幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ

この世には、何一つ決まってることなんてないんだよ。 ただ、そう思いこんでるだけ。

いつもね 最新作が最高傑作なんだよ 僕の中ではいつもそうだよ

本当に死んでもいいくらい好きって奴は、認められないなんてことで不平を言わないよね

一回わがまま言い始めたらもう、他人の言うことなんか聞いてらんねえよ

長く生きてるほうが絶対おもしろいよ

売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ。

結局ね、夢はみんなもってると思うんですよ。だけど、その夢の見方としてね、ただボーっとそれこそテレビで見てるだけで『あぁ、こんな事いいなぁ』みたいな見方と、それから実際にやってみようとして夢の実現に一歩近づくために何か行動をおこす。

言いたいことは言う。 その時は心を込めて言う。
