


青年は決して安全な株を買ってはならない

俺らがなんでロックやってっかというと、ロックはさ、汚ねぇ言葉とかすっげぇ使ってるよ。それが受け入れれない奴は、まだロックなんて必要ねぇんだよ。でも、絶対なんか壁にぶちあたった時、ロックを聞くとさ、こんな汚ねぇこと考えてるの俺だけじゃねぇんだって思えるからさ。だから、俺らはおまえらのためだけにロックをやるよ

いつもね 最新作が最高傑作なんだよ 僕の中ではいつもそうだよ

一番確実な未来予知の方法は、未来自体を作り出してしまうことである

ビートルズとか音楽は、暗いほう暗いほうに行きがちな自分を包んでくれる

絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている

もし、黄色と橙色がなければ青色もない

人は、まず当たり前の作品に対してでも、ある程度は尊重して、それも少しは何かを表していることを認めなければいけない。そして、大いに努力しなければ、その程度にすら到達できない

「久しぶりィ、四つの国ィ」「サロンでキティだぜ!」(松山サロンキティライブにて)

時間は私たちに残された数少ない大切なものだ

何したっていいんだよ。自分で責任取れればいい。責任を取るっつうのは、この道で満足してるなって思えること。

「人生っていうのは勝手に与えられるんだから、自分が追求してもいいんだ。幸せ追求権ってあるだろう!」と思ったんですね。

人のだらしなさって、たまに妙な愛しさがあるからずるい

私が誰かの背中を押したくて作った曲が背中を押すわけでもないし、そんなことを考えずに書いた曲が誰かに「助けられました」って言ってもらえればいい。

何も考えないで、何も判断しないことが、一番の罪だと思う

美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ

低級な芸術家たちは、常に他人の眼鏡をかける

運命というのもひょっとしてウィルスみたいなものではないだろうか。それ自体では何事も起きないけど、他の実力をもったサルモネラ菌や、あるいは紙幣や、恋文や、試験の答案用紙や、いろんな物につくことで、それを動かす。でもそれ自体は姿も形もなくて、見ることができない

嫌な事は3秒で忘れる

ナマ身で運命と対決して歓喜する。それがほんとうの生命感

真のマーケティングは顧客から出発する。すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する

真のイノベーションと新奇さを混同してはいけない。イノベーションは価値を生む。新奇さは面白いだけである。ところが組織の多くが毎日同じことを行い、毎日同じものをつくることに飽きたというだけで、新奇なものに取り組んでしまう

たった一曲だって、他人に最後まで聴かせるということは、結構すごいことなんだ。音楽に限らず、映画だってマンガだってお笑いだってね

ブルースを忘れない方がいい。いろいろな名前の音楽が流行するけれど基本はすべてブルースなのだ

女性を尊べ。彼女らは地上の生活のために天国のバラを織りなす

何処に居ても俺らの唄声とか届いてると思うし。

詩人は常に真実を語る嘘つきである

高松の不良の皆さんこんばんは!(高知ライヴにて)

やっぱり音楽は大好きなことで、他に代わりがないから緊張するんですよ。今日のライブがダメでも、他でがんばればいいやとか、そういうもんじゃないから。

福島っていうからには…やっぱり福がいっぱいあるんでしょうねぇ。(福島ライブにて)

もし全員に好まれるものがあるとしたら、それは間違いなくくだらないものだ

どうしようもないことをコントロールしようとする気持ちが少ないのかも

(どんな時に曲が思い浮かぶ?)ほっといて、浮かんでくるのを待つ

自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ

ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ

私はいつも、まだ自分ができないことをする

ようやく何かわかりかけてきたような気がする。私はまだ、進歩している

たとえこの人生が負け戦であろうと、いずれにせよ僕は「良い戦い」をしたい

たかだか三分ほどの曲でもそうですし、五十分のアルバムでも、九十分のステージでも同じです。「たった今こういう気分の女の子のために」と用意します。そうそう思い浮かべるのは決まって女性です。男性に対してはおよそ腹立たしさしかない。それは女性を瞬間的にブスにするのが必ず男性だからでしょうね。

(今の社会、政治についてどう思うか問われて)僕がちょっと油断してたから悪くなりました。どうもすみません。

感動の出発点は感動にあると思うんだ。なんで感動したのかを辿っていくと、表現されたものがどう作られていて、「だから俺は感動したのか」って分かる。もっともっと辿っていくと、その表現者が、かつて感動した瞬間に帰結すると思うんだよ。それが色んな何かをぐるぐると通過して、また人に届く。錬金術なんかじゃないんだよ。感動が伝わって、感動を生む。

なんとなく楽しくいたい。それがゴールでしょ?そのゴールを目指していくために、いろいろやらなきゃいけないことがあってさ。その為には寝ないで頑張ることもあってさ。血ヘド吐くくらい頑張ることもある。いいことじゃん。だって目的に向かってがんばる手段として「金も必要、じゃ働くか」とかさ。

意見や考えが違うのは当然のこと。より良い社会の「より良さ」も凝り固めてしまえばイデオロギーなんだけど、誰が勝ったとか論破したとかそういう方法じゃなくて、柔軟にその「より良さ」を目指すことについて同意しながら、進んでいけたらいいですよね。厳しさも排除せずに。

お前がワンマンだー!(売れる前、新潟でのライブで客が一人しかいなかった時のこと。その客に向かって)

やった分しか、返ってこない。適当にやっていて、超ラッキーでこんなすごいことになっちゃいましたってことは絶対ないよ。そんなに甘くないから。

私は子供のときに自転車に乗ったことのない唯一の男である。描くことにしか興味がなかった

今回この写真文庫(岩波写真文庫)を一冊ずつ選んで、いまの世から眺めていきながら、時代の空気というものをつくづく感じた。活字、つまり言葉では説明しきれないことが、写真からはぷんぷん匂ってくる。このシリーズは、戦後の空気の貴重な貯蔵庫だ。いまの肥満ぎみの世の中は、じつはこの空気を吸うことからはじまっている。良くも悪くも、この空気がいまの日本人の両親なのだ

効率とは物事を正しく行うことで、有効性とは正しいことを行うことである

なにもかもうまくいってるのになんか足んねえって時は未来に進む道にポッンポッンと自分で種をまくと知らないうちに種まできてはいけるから楽しい

人は素敵な経験があるかないかで、心の汚れとか全然変わってくる

いつだって、今やるのが一番いい

神童などという言葉は、家族のつくったものだ

夏は嫌いなんだけど、夏の土の臭いが凄い好き

普通=そこそこ、そうじゃないでしょう。最高じゃん!

出会えた喜びはいつも一瞬なのにどうして別れの悲しみは永遠なの

幸せを手に入れるんじゃない、幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ

私にとっては、この外気の中での美しい研究がありがたい。私の部屋は私を苦しめる。小さすぎ手足を痛める靴のようだ。そして都会・・ 美しい都会、幾度も言わねばならないが、私が自分を知る一切のものを学び得たのは野原や森の外気の中でのことである

客の二酸化炭素は俺らの酸素なんだ

デッサンと色彩とは区別することはできぬもので、彩色をほどこすにつれてデッサンがなり、色彩が調和していくにつれてデッサンは正確になる。色彩が豊富になる時、形も充実する

アーティストの生き方を曲に乗せて、憧れていただく。あたしは全然そういうのやってないんだけど、語られる時にすごく良くないもののように、見世物のように言われますが、実際にはその時お客さんが欲してらっしゃる、期待してきたものであり、それを超えるものでなければいけないと思ってます。こちらの生活、暮らしとか気分とか、そういったものは一切知られてはいけない。それが芸。

もって行かれるぞ。甘い考えで生きてるとあっという間にもって行かれてしまう。この国をたて直すためには戦争をするしかないと考える人間がたくさん居るんだ。

学問は、ある人にとっては神々しい女神であり、他の人にとってはバターをくれる有能な牝牛である

ロックの基本は愛と平和だ。

判断の代わりに公式を使うことは、つねに間違いである

上手い歌なんか歌いたくないんだよな。いくらでもいるし。

若さと年齢は無関係

大人になったらなったで、子供の頃よりもっと自分と向き合うんだと思うんです。

現代の若さの最大の悲惨さはもうそれに属さないということ

俺は、『ひとりじゃ生きていけねぇ』っていう弱々しい感覚を、本当に強く言える男だから。

沖縄じゃどれだけ有名か知らねえが・・・そんな脅しが通る程、世の中甘くねえぜ。

ふつうは歳をとったとかモーロクしたとかあいつもだいぶボケたとかいうんだけどそういう言葉の代わりに「あいつもかなり老人力がついてきたな」という風に言うのである。そうすると何だか歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい

何があっても、賛成反対両方あるのは自然

何事も、上手く進まないときは、停滞の時期ではなく、変化の時期だ。

芸術家というものは、自分に才能があると思うとだめになってしまう。つけあがらず、職人みたいに仕事をしてこそ、はじめて救われる

明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけ

俺は黒にはすごく強いイメージを持っていて。例えば、何も悪いことをやっていない神父さんもいれば、元死刑囚だけど途中で神に出会って神父さんになるのでは全然違うでしょう。そういう存在に対する憧れがありますね。そういう人にしか出せない優しさみたいなものがすごく好き。逆に、潔白潔癖なものには優しくない感じがあるんですよ

聴いてる音楽とやってる音楽がつながらなくても、それはどうでもいいんです。

単純なことを完璧にやり続ける忍耐力の持ち主だけが、偉大なことを成し遂げる

今までの後悔とか、辛かった事とか、選択も全て間違いじゃなかった

相手を尊敬することができぬなら恋は起こりえない

人は幸運の時は偉大に見えるかもしれないが、真に向上するのは不運の時である

自分自身によかれと思う者は、好ましく心やさしい妻をめとるがいい。さもなければ、いっそめとらぬがいい

本当に死んでもいいくらい好きって奴は、認められないなんてことで不平を言わないよね

アバウトは健康にいい

私が独りでいることは決してない。いつだってサルバドール・ダリといるのが習慣なんだ。信じておくれよ、それは永遠のパーティーってことなんだ

俺が兄さんをムカつかせたんなら、謝ります

すべての偉大な画家はみな空間を探ります。厚みの観念の中にこそ彼らの力は宿るのです

「やさしくなりたい」という意思、それはすごく大切だなと思う

俺らも街頭に立って声を張り上げて生活費稼いでるあの人たちと一緒ですよ。『生きようとしている』人たちなんですよ。だから本当に、僕らが歌うこととホームレスの人たちがこの雑誌(THE BIG ISSUE JAPAN)を持って駅前で声を張り上げるのは、同じ行為だと思ってるんです。

自分の打ったボールがどこへ飛ぼうがかまわない。スカッと飛びさえすれば、いい気持ちなんだ

やっぱりみんな自分の手を動かして曲を書かないとダメですよ。作家っていうのは実態のないものだから、いっぱい書かないと本当の姿というのが現れてこない。書いて初めて、実態というのがあるように見えてくるというだけで。

コレラや尿石や結核や癌は、天上へ行く交通機関

”世界”というのは自分の中にあるんです

「ロックな手と書いて岩手と読むんだぜ。」「あのさー、冷麺てなにでできてんの?原材料はなんなの?」(岩手ライブにて)

自分がちゃんと物事をやってる時って人はさ、温和でいられるけど、自分が何もしてない時ほど人が醜く見えるモンだから。

どの曲も全力でやって一番いいと思えるものを出している

「満足」って言葉は究極以外使っちゃいけないんだよ

成功する人間に必要な生まれつきの能力などありはしない。ただ、あなたが成し遂げたいことに、必要な能力だけを身につければいいのだ
