


椎名林檎っていう名義は辞めますよ。もう無理。本名のあたしであることを誰も守ってくれないんだよ?でも、そんなの当たり前じゃないですか、一個の大人だから。「自分で守んなきゃいけないんだから、辞めたっていいだろ!」とか思って

革命家になろうとも思わないし、政治家にも宗教家になろうとも思わないけどさ、同じ事考えてる人いっぱい居るんだなと思ったら安心するじゃん。で、その記憶が俺を支えるしみんなの事も支えてくれるんだったら、やった意味はあるよね

自分の感情を音楽を通じて人々の前に発表してみたいという心がなければ、作曲しないほうがいい

虫だって光の好きなのと嫌いなのと二通りあるんだ!人間だって同じだよ、皆が皆明るいなんて不自然さ!

成功する人に共通しているのは、ひたすらひとつの事に集中しているという点である

楽しいと思った瞬間、そこがゴール

日々楽しく過ごしているということは、今を生きているということなんだ

「病気になったのは罰なんだ」「人の言うことを聞かないからこういうことになるんだ」と、自分を責める気持ちから曲が生まれた。ネガティブな気持ちを書いている。

複雑なものはうまくいかない

愛してるってどういうこと?愛してるって言葉の響きが重すぎるよ。愛せる程立派な人間じゃないですよ。

(「日出処」のタイトルについて)もっとビビッドで、私たちが知ってるお日様って何だろうって思った時に、こういうタイトルになりました

20代で音楽的に成熟したものや洗練されたものを書くには生意気に見えてしまいそうでしょう。20代は本当にずーっと困っているという感じでした。30歳くらいから力加減を探っていけるようになってきて、ここ数年でやっと、等身大の仕事をするようになってこれた気がしています。すると今度は体力が落ちてきて……ねえ、人生って。それも全部描くしかないです。

全然文明化されていない環境と孤独が、死の間際にいたり、私の内部で、最後の熱情のひらめきを復活させるのです。そしてその熱情こそ、私の想像力を、今いちど燃やし、私の才能を、最後の出口へと導いてくれるものなのです

鉛筆や紙と同等の費用で映画が創れたときにのみ、映画は芸術作品となるだろう

Walking with a friend in the dark is better than walking alone in the light.
暗闇の中を友達と歩くことは、明るい中を一人で歩くことより良いもの。

みんな何かしら人知れず苦労しているものだ。だから自分から進んで苦労する必要はない

世界一になりなさい。さもなければ撤退しなさい

この会場には仕事やっとるやつ、やっとらんやつ、学校行っとるやつ、行っとらんやつ。いろんな人がおると思うけど、お前らはライブを見に来とる。俺らはライブをやりに来とる。それで問題なかろう。

それしかないんだから。腹をくくって、あきらめて。そこに行き着くまでにいっぱい考えればいいと思うし、失敗もすればいいと思うんだよ。

いかなる創造的活動も、はじめは破壊的活動だ

壊れたギリシアの彫刻は、多くの傑作に分かたれた傑作です

太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く

神は、もはや人間の力では助けられない時のみ助ける

過去とは、所有者の贅沢だ。過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。私は自分の体しか持たない

人生において、諸君には二つの道が拓かれている。一つは理想へ、他の一つは死へと通じている

世の中が楽しくなりそうなそんな予感がしますよ。君達はどうですか?

酒は何も発明しない。ただ秘密をしゃべるだけである

フッ…… まったく不謹慎やのお〜……お前ら、最高やで!

迷い、夢見ることをはばかるな。高い志向はしばしば子供じみた遊びの中にあるのだ

人間は、毎日生まれ変わる

後世必ず吾が心を知り、吾が志を憐み、吾が道を信ずる者あらんか

今まであんなにときめいてきて、あんなに翻弄されて、電話のなかに彼がいると思って電話をずっと見てた、ああいう時間は何だったんだというぐらい、まったく次元の違う大事なものができてしまう瞬間があるんですよね

(死んだら地獄と極楽のとちらに行きたいか?)どっちでもいいさ。そのどちらにも会いたい友人がいるのでね

今熱烈に恋してなくたって、すげぇ好きだった人いたことのない人はいねぇと思うんだ。だから何が言いたいのかっていうと…。あんたがたは好きな人のために歌ってください。俺は今日、あんたがたのために歌う

この瞬間、瞬間に、若さとか、年よりとか、力があるないとか、才能とか、金とか、あらゆる条件を超えて、その持てるぎりぎりいっぱいの容量で挑み、生きるということだ

会いたいって言った方が負けみたいなとこある気がする。男女

集中が必要なのは、仕事の本質と人間の本質による。いくつかの理由はすでに明らかである。貢献を行うための時間よりも、行わなければならない貢献の方が多いからである

汝が死ぬ前日に懺悔せよ

(バンド活動においての演奏技術など)スマートにできない分、ぶつかって行くしかない、気持ちで行くしかない

これを描いたのはあなたですか?いや、違う。きみたちだ

ジャンルがどうとかじゃなくて、音楽全般、様々な角度と方向にどんどん広がってほしいと思う。限りある音楽ファンを奪い合うイメージで話しちゃうとどんどん貧しくなるけど、そもそも、音楽文化自体にそれほど興味を持ってもらえてないってのは骨身に沁みてる。

組織は常に進化していなくてはならない

少なくとも自然は、生命を更新するためにのみ死を役立てます

愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ

モノを作ることを職業としていくには、一つや二ついいものができるだけではダメだ

芸術というものは自然の研究に過ぎません。自然です。何もかもそこにあります

すべての偉大な画家はみな空間を探ります。厚みの観念の中にこそ彼らの力は宿るのです

一番美しい絵は、寝床のなかでパイプをくゆらしながら夢見て、決して実現しない絵だ

とどのつまり歴史とは何か?歴史とは伝説と化した事実であり、伝説とは歴史と化したウソである

どんな人でも努力すれば、“それなり”の能力は身につけることが出来る。そして、この世で成功するためには、“それなり”の能力があれば十分なのである

The best and most beautiful things in the world cannot be seen or even touched – they must be felt with the heart.
世界で最も素晴らしく、最も美しいものは見たり触ったりすることはできない。

今日此処に来たかったけど、チケット取れなかったヤツが沢山いるの分かってるから。そんなヤツらにも届くように唄ってるから。

スタイルとは、複雑なことを表現するための簡単な方法だ

明日のための今日ではなく、今日のための今日ですよ

人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ

常に悲しみを要求する人生に対して、僕らにできる最上のことは、小さな不幸を滑稽だと思い、また大きな悲しみをも笑い飛ばすことだ

だって欲しいから手に入れるんだし、好きだから抱きしめるんだよ。もったいないからとっとこう、ってのはちがう。その時点でそれはゴミなんだ。

毎日必ずギターには触っていますし、ずっと続けていきたいのは音楽です

どんな偉い奴が来ても君は君の夢を主張できるかい? 俺は主張できるよ

ふつうは歳をとったとかモーロクしたとかあいつもだいぶボケたとかいうんだけどそういう言葉の代わりに「あいつもかなり老人力がついてきたな」という風に言うのである。そうすると何だか歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい

考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく

聴いてくれる君が居なきゃ、俺は歌えないんだ。自分の事を「世の中に必要無い人間」なんて思わないで下さい。現にこんなにも俺が必要としています。どうか生きてください

モノを作るというのは、そういう多様な面を併せ持った自分を総動員させながらも、本人が意識しているものを剥ぎ取ったところに妙味が出るものなのではないだろうか

私の耳は貝から 海の響きを懐かしむ

何か感じたり思ったりしたことっていうのは、将来の何かに影響してんだよな

何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ

術は日々の生活の埃(ほこり)を、魂から洗い流してくれる

裏切られたなら落胆を味わえばいい。信じた先の素晴らしさを俺は知ってるから。

同じことばっかりやるのはつまらない。だから私はいつも自分が良いと思うことを自由にやっています。

九州は暑いね。君らはこんなあったかい所に住んでるけど、北の寒い所に住む子らとは人生が違うんだよ。例えば……気温。(福岡ライブにて)

他人というものがいなければ「一人が一番好き」っという気持ちもない訳で、そして一人の良さなんてわからない訳で。 その台詞はつまり、他人というものを一番意識していて、一番人とのつながりを求めている人なんじゃないのかなと。

人はいつも、行動する時より口で言う時の方が大胆になる

過去のバンドの名前や音楽を具体的に挙げて、こういうふうにしようと話し合ったことはない。やりたいときに、やりたいことを、やりたいようにやる。そんな自由さを失わずにいこう、みたいなことは話したけど。

周囲からの反対やら妨害やら軋轢やらがあるからこそ、自分が本当は何をやりたいのか、何になりたいのか輪郭がはっきりしてきて、よし、オレの気持ちはホンモノだっていう確信が固まっていく……そういうものなんじゃないのか?

後悔は いつもうらめしそうに ちょっと先でこっちを見てるね いやなヤツ。

天才?そんなものは決してない。ただ勉強である。方法である。不断に計画しているということだ

天才のランプは人生のランプより早く燃える

Before Elvis, there was nothing.
すべての始まりは、エルヴィスだった。

線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない

でたらめをやってごらん。口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない

究極の善、究極の悪、究極の価値がなければ、人間のある活動が別の活動よりも本質的に優っていることなどあり得ない。だから、全ての行為が同じ価値しか持っていないということを認めざるを得ない。とするなら、一つの行為を別の行為よりも優先させるのは、我々が自分で独自の選択を行っているからある

老年は騒音から遠ざかる。沈黙と忘却に仕える

「時」の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている

「ロックな手と書いて岩手と読むんだぜ。」「あのさー、冷麺てなにでできてんの?原材料はなんなの?」(岩手ライブにて)

「今日単車で来たやついるか?」(客ワァァァ)「気をつけろよ」→GT400演奏(FRFにて)

人って、炎とか波とか、長い時間見てても飽きないらしい。同じ形になることがないから、って。変化し続けるものって儚い

コレラや尿石や結核や癌は、天上へ行く交通機関

偉大な精神は、静かに忍耐する事を知っている

少なくとも僕にも誰かを楽しませることはできる

落ち込むのと失望は違うんよ。 だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。

ロックであるとかないとか言ってるアンタが一番ロックじゃねえんだよ

私は大理石の石塊を選び、必要としないものは何でも切り落とす

コンピューターなんて役に立たない。だって、答を出すだけなんだから

女性はやっぱり、おいしそうなものにクンクンって吸い寄せられて、それで満腹になったら飽きて、別の方に行って。そういう風に生きていくものだと思うんです

ロックだろうが、ポップだろうが関係ねぇよ。『プラネタリウム』は『プラネタリウム』だよ。(プラネタリウムについて)

友情は、喜びを二倍にし、悲しみを半分にしてくれる

自分の声は好きじゃなかったです。凄い低いし。でも音楽やりはじめてからは気に入ってる

判断の代わりに公式を使うことは、つねに間違いである
