自分の好きな音を勝手に出す、出したい音を出したらいい
20代で音楽的に成熟したものや洗練されたものを書くには生意気に見えてしまいそうでしょう。20代は本当にずーっと困っているという感じでした。30歳くらいから力加減を探っていけるようになってきて、ここ数年でやっと、等身大の仕事をするようになってこれた気がしています。すると今度は体力が落ちてきて……ねえ、人生って。それも全部描くしかないです。
ノスタルジアに屈してはならない。道に出て、隣町や外国に行くんだ。ただ、痛々しい過去を旅していけない
本物の涙は、悲しい一ページからではなく、見事に置かれた言葉の奇跡から引き出される
我々は自分たちを巡る奥深い知られざる者の真ん中にいて、絶えず昏迷する
限界を越えることは絶対出来ないと思うんです。越えられないから限界と書くわけで。でも越えられるから不思議なんです。
汝が死ぬ前日に懺悔せよ
高い金払ってチケット買って見に来てくれてんだろ? 50分だけで良いから何もかも忘れろ! どうせ最後は全員くたばるんだから怖い物なんかねぇだろ
What we have once enjoyed we can never lose. All that we love deeply becomes a part of us.
私たちが一度楽しんだものは、決して失うことはありません。私たちが深く愛するすべては、私たちの一部となります。
間違いは神聖なもの、それを正すというよりは合理的に考え、誤りを理解せよ。そうすれば間違いを昇華することが可能になる
多少体調が悪くても、気分が優れなくてもベースは崩さないように努める
日本人の強みは、組織の構成員として、一種の「家族意識」を有することにある
若き時代に数千の帆柱を押し立てて船出したその港へ、老いさらばえて救いのボートに助けられ、人知れず帰ってくる
凡庸な人間が自然を模写しても決して芸術品にはなりません。それは彼が「見」ないで眺めるからです
正しくない事を言ったりしてるやつが居たら自分ひとりでもちゃんと「それは違う」って言えよ。そしたら俺みたいに嫌われたりもするだろうけど、最後は正直者が笑うんだからさ
俺には嫌いなタイプの人間が2種類おってなぁ。1つは、人が苦労して取ったぬいぐるみちゃんたちをバラすようなアホンダラ……もう1つは、立場の弱い女子供を食い物にするようなクソッタレ……どっちもお前らのことじゃボケェ!
自分が感動できるものを提出していかないと、周りの人、ひいては観客に響いていかない
部下の成長は、育成した者にとって昇進に値する貢献としなければならない
何かを成し遂げるためには、そのことをしか考えられないという“狂い”が必要となる
最近いろんな人と話していて思うのは、結局いかに多くのものを観て、聴いて、読んでいるかが大切だということ
美はざっと見てもわからない
美術館はちょっとまとまり過ぎてる感じで、博物館的な世界には思わぬものがあるんだよね
俺もお前らも不器用なんだから、だからとりあえず信じよう。それでもし裏切られたら傷つこう。それを繰り返すだけ
ギタリストのピークはギターを初めて弾いて感動した瞬間。
お客さんが広い所に何万人いますっていう世界ではなくて、個人個人が広い所に個人個人の思いで一人ずっと立ってるって思ってるし。
ああ、俺にもできそうだ!
何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない
感性を磨くとは、こうした直感を鍛えることだと思う
最強頑張っている人を見ると泣きそうになる。かっこよくて。俺もああなりたい
あの、いばってる奴らは早く居なくなって欲しいよ。何もわかってないくせに偉そうにしてるなんて、そんなみっともないことはない
自分の感情を音楽を通じて人々の前に発表してみたいという心がなければ、作曲しないほうがいい
本当を言えば、すべてが思想で、すべてが象徴である
俺はすごく欲張りな人間で完璧主義なの。表現の間口を広げていた時期は、まずはひとつのことに特化していって。例えば、「甘いものってなんだろう?」と考え始めると、甘いものを徹底的に追求していたけれども、最終的にはひとつのことが満たされたとしても物足りないんですよね
どの曲も全力でやって一番いいと思えるものを出している
孤独の中では何もできることはない
女には、生まれつき筋をつらぬく面がある。男よりずっとしっかりしているよ
一番確実な未来予知の方法は、未来自体を作り出してしまうことである
下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか
この曲はもう一回は出来ねぇんだ申し訳ねぇ…出来ねぇなぁ。だけど俺たちとお前らで出来ないことが、出来なかったことがあってもいいじゃん。次はうまくやろうぜ
自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ
アァン?…お前、ベッピンさんやないかい。どや、俺の女にならんかぁ?どやねん? えぇ〜?
モノを作ることを職業としていくには、一つや二ついいものができるだけではダメだ
(今の社会、政治についてどう思うか問われて)僕がちょっと油断してたから悪くなりました。どうもすみません。
You may say I’m a dreamer, but I’m not the only one. I hope someday you’ll join us, and the world will be as one.
僕のことを夢想家だと言うだろう、でも僕は一人じゃない。いつか君も仲間になって、世界はきっとひとつになるんだ。
俺には夢があるんだ!それは、この世界中から戦争が無くなること、それが俺の夢です!
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最後まで戦いたいんだ
「出来ないこと」ではなく、「出来ること」に集中しなさい
創造力で大きな仕事をしていく人たちは予定調和を嫌う
1.必ずできると信じろ2.限界を越えろ3.「その時」を待つな4.行動しろ5.正しく問え6.ジャッジせず、隠された美を見ろ7.遅すぎることなんてない
ロック・ミュージシャンになりたいなんて言ったら、親も教師も友達も、みんながみんな反対してくれたもんだった。もうそれだけで社会の落伍者みたいなもんだから。でも、それはとても幸福なことだったと、今は思える。
「ブルーフォレスト! 」「ねぶた根性見せてみろ! 」(青森ライブにて)
ィィィイイィヤハァァァ〜〜ッッッッ‼︎
批評家は常に比較する。比較できないもの、つまり「類まれなもの」はそこからすり抜ける
若くなるには時間がかかる
人間の運命は人間の手中にある
急流中底の柱、即ち是れ大丈夫の心
子どもが大人になった時に、母が自分との時間を犠牲にしてまで、何を作っていたのか。知られた時に、恥ずかしくないもの、単純にわかるものを残したい。
マネジメントたる者は、共に働く者から自らの仕事を教わらなければならない
自分は燃え尽きることは一生ない
音楽っていうものは言ってしまえば母の腹の中に着床した時からだと思うんですけど。その後は、父のモーツァルト好きが高じて多分モーツァルトが多かっただろうと。で、私が「音楽」として自覚したのはそれを否定し始めたときだと思う
釣りをやる人には、釣れそうなところがわかるそうなんですね。私たちの路上観察も同じような感じで、ありそうなところっていうのが、何となく雰囲気でわかるんですね。あまりピカピカの出来たての街だと、他の要素が入り込む要素がないので、妙なものを発見することが少ないんです。だいぶ時間がたって、壊れたり色々用途が変更になったり、何だかんだと生活にもまれたところで、見る人が見れば妙なものになる。そういうところがすごく面白いところなんですね
相手を尊敬することができぬなら恋は起こりえない
普通の大人なら、球場はボールが飛んでくるから人にいわれなくても自分で注意する。それができないのは五歳か六歳で、つまりそれがいまの日本人の精神年齢ということだろう
女の顔はキャンバスだ 毎日女は少しだけ若い自画像をそこに描いている
期待なしに恋をするものだけが、真の恋を知る
後継者を自分一人で選んではならない。どうしても20年前の自分に似た者を選びたくなる
生まれたら最後死ぬ訳じゃないですか。それはもう生き物として当たり前の事で。
簡単なことを完璧にやる忍耐力の持ち主だけが、いつも困難なことを軽々とこなす熟練を身につける
偉大な精神は、静かに忍耐する事を知っている
興奮した党派の叫びの中から、真理の声を聞き取ることは難しい
それは夢のまた夢、夢の中の夢の中の夢の中のそのまた夢の中の、夢の夢さ。でも、夢はあきらめない方がいいぜ
盗作は情けない
書いたり発したりすることも大切だけど、今必要なのはちゃんと耳を傾けることなんじゃないかと思います。読むこと、感じること、と言い換えてもいい。受け取ること。吸い込むこと。それを温めること。そのうえで書くこと、発すること。それをまた、お互いによく聞くこと。俺もできてませんが…。
やっぱりその時(写真を撮った時)に「良い」と気が付くのは感覚というか、その時の感受性ですからね。それがないとゴミはゴミのままなんですね。実際にゴミだったのかも知れないし、わからないですよね。写真は固定されたものではないっていうのを実感しますね
なんかさー、ほら、あんまり愛された経験とかねぇだろ? お前らもそうだと思うけどさ。もう受け止めきれないんだよね。幸せ死にっていうジャンルがあったら確実に死んでる…いま
何が正しいかなんてわからんでしょ。俺が死んでも答えは出んよ。 そんなら好きだと思う事やるしかないんじゃないかなあ。
自分が興奮できないようなものではダメ
自分の中に炎を持ち、魂を抱えているのに、どうして、閉じ込めておくことが出来ようか
人の本当の仕事は30歳になってから始まる
情欲に流されるのはいい。だけど、流されているという自覚を持つんだ
大体、いちばん素晴らしい絵を描くのは四、五才くらいの子どもだよ
太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く
自分を支えているのは、自分
九州は暑いね。君らはこんなあったかい所に住んでるけど、北の寒い所に住む子らとは人生が違うんだよ。例えば……気温。(福岡ライブにて)
Music is everybody’s possession. It’s only publishers who think that people own it.
音楽はみんなのものだ。自分のものと思っているのは作った人だけさ。
何事もそうだが、中途半端な決断で道を選ぶと、途中で大変な試練があったときに気持ちが挫けやすい
世の中の物事には似たようなものが満ちあふれているわけで、手探りでいく文章とはその似たようなものを飛び石伝いに踏んで渡って行くようなことである。似たようなものをいくつも乗り換えて渡って行くうちに、探しているものの形に次第に近づいていく
俺達が、日本のミッシェル・ガン・エレファントだー!(98年フジロックにて)
5年も6年も前の曲。これから歌う曲。この曲書いたときあぁ夢見てるんだねっていわれた。夢追いかけてると必ず言われることがあんだ。お前らも言われてると思う。俺らもよく言われた。今でも言われんだ。[大人になれ]って。でも大人になったからって夢みないってのとは違うと思うんだ
空に手を掲げれば、俺はここに存在してるって信じられる気がする。それは必然ではないけれど、存在理由として必要だと思う。要は下ばかり見るなってことだ。
アホくさ。喧嘩すんのは結構やが、もしウチのシマに入ってきたら・・・そん時は怪我するだけじゃすまへんで。
みんな同じなんだよ。大人も子供も、上も下もなくて、ただ同じ地面の上にみんな立ってるだけで。そういうことが、28になってわかった気がする。だから、みんなも長生きしてさ、精一杯生きてください。
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ
お前らがライヴを見ている瞬間は、甲本ヒロト、そしてブルーハーツってバンドはこの宇宙のどこをくまなく探しても、お前らの目の前にしかおらんのじゃ。
好きなものは変わらなんなあ。歳をとるほど、より確信になる
自分の声は好きじゃなかったです。凄い低いし。でも音楽やりはじめてからは気に入ってる
Avoiding danger is no safer in the long run than outright exposure. The fearful are caught as often as the bold.
危険を回避することは、長期的には危険に完全に晒されるよりも安全ではない。怯える人は大胆な人と同じくらい頻繁に捕らえられる。