21st Century Schizoid Man/King Crimson 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Cat’s foot, iron claw
猫の足、鉄の爪
Neuro-surgeons scream for more
脳神経外科医は叫び散らす
At paranoia’s poison door
パラノイアの毒にまみれたドアに向かって
Twenty-first century schizoid man
21世紀の精神異常者

Neuro-surgeons:脳神経外科医
Twenty-first century schizoid man:21世紀の精神分裂者と訳す人も多いです。

[Verse 2]
Blood rack, barbed wire
血まみれの拷問台、有刺鉄線
Politicians’ funeral pyre
政治家を火葬する薪
Innocents raped with napalm fire
罪なき人々はナパーム弾の炎で犯される
Twenty-first century schizoid man
21世紀の精神異常者

[Verse 3]
Death seed, blind man’s greed
死をもたらす種、強欲な盲人たち
Poets’ starving, children bleed
飢える詩人、血を流す子供たち
Nothing he’s got he really needs
彼が本当に欲しいものは何も手に入らない
Twenty-first century schizoid man
21世紀の精神異常者

曲名21st Century Schizoid Man
(邦題:21世紀のスキッツォイド・マン)
アーティスト名King Crimson
(キング・クリムゾン)
収録アルバムIn the Court of the Crimson King
リリース日1969年 10月10日(アルバム)

21st Century Schizoid Man/King Crimson 解説

「21世紀のスキッツォイド・マン」はイギリスのプログレッシブロックバンド、キング・クリムゾンが1969年に発表した楽曲です。

いつに間にか「21世紀の精神異常者」から「21世紀のスキッツォイド・マン」に変わってますね。調べたところ1990年代のようですが。これまた古い話ですが、「21世紀のスキャットマン・ジョン」みたいです。

作詞はピート・シンフィールド。バンドの作詞とステージ照明を担当したオリジナルメンバーです。ベトナム戦争を背景に、21世紀の暗い未来を暗示してる重々しいナンバーです。

この曲を収録したデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』のアルバムジャケットはインパクトあります。これだけサウンドとアートワークがリンクした曲も珍しいです。