Muskrat Love/Captain & Tennille 歌詞和訳と意味

Muskrat Love/Captain & Tennille 歌詞和訳と意味

「Muskrat Love(マスクラット・ラブ)」は、アメリカの夫婦デュオ、キャプテン&テニールが1976年に発表したヒット曲です。もともとはアメリカのフォークロックバンド、Americaが1973年にカバーして知られるようになりましたが、キャプテン&テニール版はよりポップでロマンチックなアレンジが施され、全米チャートで4位を記録しました。

曲は、マスクラット(ネズミに似た水辺の小動物)のカップルが恋に落ち、静かな夜に愛を語らうというユニークな内容です。動物をモチーフにしながらも、実は人間の恋愛を重ね合わせた寓話的な歌詞で、優しく穏やかな愛情を描いています。シンセサイザーで再現されたマスクラットの鳴き声のような電子音も特徴的で、当時としては実験的なサウンドでした。

テニールの柔らかな歌声と、キャプテン(ダリル・ドラゴン)の繊細なプロデュースが生み出す温かな空気感が魅力で、70年代アメリカンポップの象徴的な一曲として今も語り継がれています。甘く、どこか夢のような世界観は、聞く人に“愛のかたちは自由でいい”というメッセージをそっと伝えます。

「Muskrat Love」は、風変わりな題材でありながらも、愛の純粋さをユーモアと優しさで包み込んだ名曲です。静かな笑みを誘いながら、愛の尊さをさりげなく教えてくれる、キャプテン&テニールらしいロマンチックな作品です。

Muskrat Love/Captain & Tennille 歌詞和訳と意味

Muskrat, muskrat
マスクラット マスクラット
Candlelight
キャンドルの灯りの中で
Doin’ the town
街を楽しみ
And doin’ it right in the evening
夜を思いきり満喫する
It’s pretty pleasing
なんて心地いい夜なの

Muskrat Suzie
マスクラットのスージー
Muskrat Sam
マスクラットのサム
Do the jitterbug at a Muskrat Land
マスクラットランドでジルバを踊る
And they shimmy
体をくねらせて
Sam is so skinny
サムはほっそりしている
And they whirl
くるりと回って
And they twirl and they tango
ツイストしてタンゴを踊る
Singing and jingling a jangle
歌いながら鈴のように鳴らして
Float like the heavens above
まるで天にも昇るように舞い
Looks like Muskrat Love
それはまるでマスクラットの恋

Nibbling on bacon
ベーコンをかじりながら
Chewing on cheese
チーズを噛みしめる
Sam says to Suzie
サムがスージーに言う
Honey, would you please be my Mrs
「スージー 僕の奥さんになってくれるかい?」
Suzie says yes with her kisses
スージーはキスで「はい」と答える

Now, he’s tickling her fancy
彼は彼女をくすぐって
Rubbing her toes
つま先をなでる
Muzzle to muzzle
鼻先を寄せ合い
Now anything goes as they wriggle
じゃれ合いながら もう何もかも自由
Sue starts to giggle
スーがくすくす笑い出す

And they whirled
くるくると回り
And they twirled and they tango
ツイストしてタンゴを踊る
Singing and jingling a jangle
歌いながら鈴を鳴らすように
Floating like the heavens above
天に浮かぶように舞い上がり
Looks like muskrat love
それはまさしくマスクラットの恋

曲名Muskrat Love
(マスクラット・ラブ)
アーティスト名Captain & Tennille
(キャプテン&テニール)
収録アルバムSong of Joy
リリース日1976年 9月(シングル)
1976年 2月27日(アルバム)

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