曲名Spring Is Here
(スプリング・イズ・ヒア)
アーティスト名Chris Connor
(クリス・コナー)
収録アルバムChris Connor Sings Lullabys of Birdland
リリース日不明(シングル)
1954年(アルバム)

Spring Is Here/Chris Connor 歌詞和訳と意味

Once there was a thing called spring
かつて 春のような日々がありました
When the world was writing verses
Like yours and mine
まるで 詩で描いたような世界は
私とあなたのもの
All the lads and girls would sing
誰もが 思わず鼻歌を鳴らしてしまう
When we sat at little tables

小さなテーブルを用意して
And drank May wine
5月のワインを 楽しむの
Now April, May and June
今は4月・・・5月6月
Are sadly out of tune
悲しくなるほど 調子が悪いわ
Life has stuck the pin in the balloon
人生は 風船に針を刺したみたいね

Spring is here
春が訪れているのに
Why doesn’t my heart go dancing
なぜ 私の心は踊らないのかしら
Spring is here
春だって言うのに
Why isn’t the waltz entrancing
どうして ワルツにうっとりできないの?
No desire
欲望もないし
No ambition leads me
何かを求めようともしない
Maybe it’s because
きっとそれは
Nobody needs me
誰にも必要とされていないからかもしれないわね

Spring Is Here/Chris Connor 解説

「春」を歌っているはずなのに、どこか気分が乗らない・・・。

楽しかったあの「春」を思い出し、愛し愛された日々を思い出してみる。

ジャズミュージシャンはもちろんのこと、様々な歌手が歌い継いでいる名曲で、「春」は単に季節のことだけでなく、心の平穏や温かさなども含め、今の自分がどんなことにも惹かれていかないのは「春」ではないから。

それも乗り越え、またいつか・・・と春を待ちわべる日が訪れるといいですね。