The Concept/Teenage Fanclub 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
She wears denim wherever she goes
彼女は何処に行くにもジーンズを履いてる
Says she’s gonna get some records by the Status Quo
ステイタス・クォーのレコードをゲットするんだって
Oh yeah

Still, she won’t be forced against her will
彼女は自分の意志に反することはしない
Says she don’t do drugs, but she does the pill
ドラッグはやらない、でもピルは飲むんだって
Oh yeah

the Status Quo:ステイタス・クォー。イギリスのブギーロックの国民的バンドとして50年以上活動している。

[Chorus Repeat 2]
I didn’t want to hurt you, oh yeah
僕はそんな彼女を傷つけたくなかった

このサビに繋がるストーリーがないのが、逆に想像力をかきたてられます。失って分かる大切な存在。

[Verse 2]
Says she likes my hair ‘cause it’s down my back
彼女は背中まで伸びてる僕の髪が好きなんだって
Says she likes the group ‘cause we pull in the slack
彼女は僕たちのバンドのファンがだらしない奴ばっかりで好きなんだって
Oh yeah

When she’s at the gig, she takes her car
彼女はライヴの日に車でやって来る
And she’ll drive us home if there isn’t a bar
彼女はライヴ会場にバーがなければ僕たちを家まで送ってくれるんだ
Oh yeah

[Chorus Repeat 4]
I didn’t want to hurt you, oh yeah
僕はそんな彼女を傷つけたくなかった

曲名The Concept
(ザ・コンセプト)
アーティスト名Teenage Fanclub
(ティーンエイジ・ファンクラブ)
収録アルバムBandwagonesque
リリース日1991年 10月21日(シングル)
1991年 11月4日(アルバム)

The Concept/Teenage Fanclub 解説

「The Concept」はグラスゴー(スコットランド)のロックバンド、ティーンエイジ・ファンクラブが1991年に発表した楽曲です。

1991年はロックの名盤が数多くリリースされてる年です。グラスゴーのバンドというだけでもワクワクします。

サビの “僕はそんな彼女を傷つけたくなかった” が切なさをそそります。何でそうなるのかを説明しないのがいいですね。

この曲を収録したセカンドアルバム『バンドワゴネスク』(1991年)は全英22位、5枚目のアルバム『ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン』(1997年)が全英3位、11枚目のアルバム『エンドレス・アーケード』(2021年)が全英11位と30年に渡って安定した人気を保持してるようです。

私の中ではオルタナティヴロックはアメリカのバンド、ブリットポップがイギリスのバンドの認識なので、ブラーやティーンエイジ・ファンクラブをオルタナバンドの括りにするのは違和感あります。まぁしっくりくるとも言えますが。だったらスピッツもオルタナバンドになりますかね。