This Charming Man/The Smiths 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Punctured bicycle on a hillside desolate
荒れ果てた丘の斜面にパンクした自転車
Will nature make a man of me yet?
僕はこのまま大人になれるんだろうか?
When in this charming car
This charming man
そんな時に現れた魅力的な車に乗った魅力的な男
Why pamper life’s complexity
人生の複雑さを受け入れる必要はあるのか
When the leather runs smooth on the passenger seat?
助手席に張ってあるレザーシートはこんなにも滑らかなのに
I would go out tonight but I haven’t got a stitch to wear
僕は今夜出かけたいけど着ていく服がない
This man said, “It’s gruesome that someone so handsome should care”
すると男が答えた “美男子がそんなこと気にするなんてぞっとするよ”

[Chorus]
Ah, a jumped-up pantry boy
Who never knew his place
身の程をわきまえず調子に乗りすぎた使用人の少年
He said, “Return the ring”
彼は“リングを返せ”と言った

He knows so much about these things
彼はこの手のことを知り尽くしてる

[Verse 2]
I would go out tonight but I haven’t got a stitch to wear
僕は今夜出かけたいけど着ていく服がない
This man said, “It’s gruesome that someone so handsome should care”
すると男が答えた “美男子がそんなこと気にするなんてぞっとする”

Naaa nana nana nana, this charming man
この人はチャーミングマン

[Chorus]
Ah, a jumped-up pantry boy
Who never knew his place
身の程をわきまえず調子に乗りすぎた使用人の少年
He said, “Return the ring”
彼は“リングを返せ”と言った

He knows so much about these things
彼はこの手のことを知り尽くしてる

曲名This Charming Man
(ディス・チャーミング・マン)
アーティスト名The Smiths
(ザ・スミス)
収録アルバム未収録
リリース日1983年 10月31日(シングル)

This Charming Man/The Smiths 解説

ザ・スミスは1982年にマンチェスターで結成されたロックバンドです。世界的な知名度はあまりありませんが、イギリスでは圧倒的支持を集めてます。後世のロックバンドに与えた影響は大きいです。日本のファンも少なくありません。

「This Charming Man」はセカンドシングルとして1983年10月にリリースされました。オリジナルアルバムには未収録ですが、人気のある楽曲です。

歌詞は美少年が魅力的な男に援助を受ける話ですが、

He said, “Return the ring”
彼は“指輪を返せ”と言った

このフレーズは想像力に委ねられるところです。Heは魅力的な男を指すと思われますが、前のフレーズに調子に乗りすぎた使用人の少年(美男子)とあるので、契りのリングを返せ説が濃厚でしょうか。他には階級差をテーマにしてるので盗んだリングを返せ説、出かける相手が婚約者で婚約指輪を返してもらえ説があります。

BBCで放送してる音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』は口パクなので、モリッシーはマイク代わりにグラジオラスを振り回すパフォーマンスを魅せました。