Tumbling Down/The Venus In Furs 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Gee, but it’s hard when one lowers one’s guard to the vultures
油断してる時に限ってハゲタカが襲われるのは辛いね
But, me, I regard it a torturous hardship that smoulders
拷問にかけられたかのように苦痛だよ

[Pre-Chorus 1]
Like a peppermint eaten away, will I fight
ペパーミントを食べ散らかすように僕は戦うのだろうか?
Will I swagger or sway?
それとも意地を張る?動揺する?

[Chorus 1]
Hee hee, m’lady, she cries like a baby
レディが赤ん坊のように泣いて
Scold us
僕たちを叱る
See her tumbling down, see her tumbling down
転げ落ちていく彼女を見て

[Verse 2]
Hail to the monkey, we’re having a funky reunion
僕たちはサルに敬礼して、ファンキーな再会をする
Wasted and sunk, he can only have Sunday communion
酔って落ちぶれた彼は日曜日に聖餐式を開催する

Sunday communion:キリスト教の統一とエキュメニカルな協力を促進するために、プロテスタントのいくつかの宗派が毎年10月第1日曜日に開催する祝祭

[Pre-Chorus]
He’s got nicotine stains in his eyes
彼の目はニコチンの染みだらけ
He’s got nothing to protect but his pride
守るのは自身のプライドのみ

[Chorus]
All smothered in kiss or be drowned in blissful confusion
キスで窒息する?至福の錯乱に溺れる?
See her tumbling down, see her tumbling down
転げ落ちていく彼女を見て
See her tumbling down, tumbling down
転げ落ちていく彼女を見て

曲名Tumbling Down
(タンブリング・ダウン)
アーティスト名The Venus In Furs
(ザ・ヴィーナス・イン・ファルス)
収録アルバムVelvet Goldmine : Soundtrack
リリース日1998年 11月3日(アルバム)

Tumbling Down/The Venus In Furs 解説

「Tumbling Down」は1998年に公開されたイギリス映画『ベルベット・ゴールドマイン』の挿入歌でコックニー・レベルのカバー曲です。ヴォーカルは主演のジョナサン・リース=マイヤーズ (アイルランドの俳優) が務めてます。

コックニー・レベルは1970年から活動してるイギリスのロックバンド。中心メンバーのスティーヴ・ハーレイは2024年3月に亡くなってますね。奇しくも2024年に和訳できたのも何かの縁かもしれません。

The Venus In Fursは『ベルベット・ゴールドマイン』のサントラのために結成したバンド。アンディ・マッケイ(ROXY MUSIC)、バーナード・バトラー(ex.Suede)、トム・ヨーク&ジョニー・グリーンウッド(Radiohead)、デヴィッド・グレイなどが参加してるようです。ちなみにThe Venus In FursはThe Velvet Underground and Nicoの曲名が由来です。

サブスクにはThe Venus In Furs Versionがない代わりに、オリジナルが聴けます。初めて聴きましたが、なかなかの壮大アレンジでした。意外に聴かれてるのはサブスクの時代ならではです。