音楽っていうものは言ってしまえば母の腹の中に着床した時からだと思うんですけど。その後は、父のモーツァルト好きが高じて多分モーツァルトが多かっただろうと。で、私が「音楽」として自覚したのはそれを否定し始めたときだと思う。
ルソーの「ラブレターを書く時は、何を書きたいか何も考えずに書き始めて、それが思い浮かぶ前に書き終えろ」っていう言葉があって。
好きなことだったらめんどくさくていいじゃない!
子どもは誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ
俺は、『ひとりじゃ生きていけねぇ』っていう弱々しい感覚を、本当に強く言える男だから。
人間と人間との間柄には、愛よりほかの財産はない
なにが芸術家かって?それを知ってたら、注意深く、ばらさないようにしておくよ
歓びは、自然を動かす強いバネ。歓びこそは、大宇宙の時計仕掛けの歯車を回すもの
運命は人がその糸をもつれさせるのを好まない
私にとっては、この外気の中での美しい研究がありがたい。私の部屋は私を苦しめる。小さすぎ手足を痛める靴のようだ。そして都会・・ 美しい都会、幾度も言わねばならないが、私が自分を知る一切のものを学び得たのは野原や森の外気の中でのことである
学問は生涯を通じて心掛けねばならない
日本人が何をするにも明確であることが、私にはうらやましい
レコーディングするようになって18年。いまだにミックスってわからない。難しい。だからおもしろい。なんだろな。なんだろな。音楽っておもしろい。
君はあなた自身を創造していると思いなさい
俺らはハリウッドスターほど会えない人達ではない。現に俺らは曲で君達のそばにいるから
映画を観てる時もご飯食べてる時も漫画読んでる時も友達と喋ってる時も、なんにもしていない時なんて特に、いつもいつも音楽のことを考えてる
兄弟は、塀の中で死ぬようなタマやない。あいつは必ず戻ってくる。……俺を殺しにな。
体力的な無理はできるけど、精神的な無理は良くない
芸術家にとって、自然の中に醜いものなど決して存在しない
新しい事業をつくり出すときは、大きなビジョンである必要はない。しかし、今日の常識とは違うものでなければならない
効果的な経営者の共通点は、ひたすらひとつの作業に集中する点にある。彼らは最も大切なことのみを行い、そのことが完了するまで、他の事に目を向けないという集中力を持っている
そもそも不用のものや、そこに転がっているものに「妙なもの」があるんです。これは「妙なもの」としか言いようがないんですけど、それは、まだ誰も見ていないということもあって、それを発見するのが面白かったんですね
裏切られたなら落胆を味わえばいい。信じた先の素晴らしさを俺は知ってるから。
妄想と勘違いでロックンロールは転がり続けてるんだから、これを解放しないことには何も始まらない。
たいていの経営者は、その時間の大半を過ぎ去った「きのう」の諸問題に費やしている
Everything is clearer when you’re in love.
恋に落ちたら、何もかもがクリアになる。
普通、表現の仕事であれば作者というものがいますよね。しかし、トマソンには作者というものがいないんです。そこがむしろ面白くて、だから「偶然」とか「出会い」ってことが一番不思議なことに思えてくるんですよね
友情は、喜びを二倍にし、悲しみを半分にしてくれる
筋肉で力任せに殴るよりも、腰を入れて体重の乗ったストレートの方がズドンと重いじゃないですか
やっぱりみんな自分の手を動かして曲を書かないとダメですよ。作家っていうのは実態のないものだから、いっぱい書かないと本当の姿というのが現れてこない。書いて初めて、実態というのがあるように見えてくるというだけで。
音楽を創る上で一番大切な感受性は習って身につくものではない
偉人の経歴を読書により知って憧れること、師や友から聞いたことに発憤すること、自分が逆境に陥ったときに勇猛心を起こすこと、感激することの四つが志を立てる大きな理由となる
今やらなきゃならないことは今やれ。今しかないこの時間はもう、取り戻せないから。
人間一人ひとりを見ると、みんな利口で分別ありげだが、集団をなせばたちまち馬鹿が出てくる
Half of what I say is meaningless, but I say it just to reach you.
僕の言うことの半分は意味もない。ただ君に聞いて欲しくて話しているんだ。
アキラメというのは人生的なものである。体験に基づくというか、体験の集積というか、いずれにしろ体に発するというか、体からじわりと湧き出る。それにひきかえ、シラケというのは、体験からのものとは違う
せやけど俺は……何があっても親父の子ですわ
デッサンと色彩とは区別することはできぬもので、彩色をほどこすにつれてデッサンがなり、色彩が調和していくにつれてデッサンは正確になる。色彩が豊富になる時、形も充実する
頭のおかしい人と私の唯一の違いは私は頭がおかしくないということ
長いこと暗い道を歩いてると……この先もずっと暗いもんだと思っちまう。前に進むことがイヤになる。自分の道がこの先どうなってるか分かってるやつなんてこの世にひとりもいねえ。俺らにできるのは立ち止まって泣くか、一歩でも前に進むかのふたつだけだ。あんたはどっちでも好きな方を選んでいい。入り口までは 俺が案内してやる
周囲より僕は歌の力ってのを信じてます。
生まれたら最後死ぬ訳じゃないですか。それはもう生き物として当たり前の事で。
言いたいことは言う。 その時は心を込めて言う。
自分が何をやりたいか、何を伝えたいかが分かっていたら、技術は後からついてくる
自信なんてものは、与えられるものじゃない。自然と湧き出てくるものだよ
何もすることがないから明るく引きこもってるんだ。でも結構楽しいです
The more I see the less I know for sure.
知れば知るほど、分からなくなるものだ。
自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ
自分が興奮できないようなものではダメ
教養ある人間は、勉強し続けなければならないということを自覚している
感動の出発点は感動にあると思うんだ。なんで感動したのかを辿っていくと、表現されたものがどう作られていて、「だから俺は感動したのか」って分かる。もっともっと辿っていくと、その表現者が、かつて感動した瞬間に帰結すると思うんだよ。それが色んな何かをぐるぐると通過して、また人に届く。錬金術なんかじゃないんだよ。感動が伝わって、感動を生む。
理論というものは現実に従って変化していく
We could never learn to be brave and patient, if there were only joy in the world.
もしもこの世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。
指輪によって結婚はなりたつ。つまり、指輪とは鎖を編むものなのです
Part of me suspects that I’m a loser, and the other part of me thinks I’m God Almighty.
自分が負け犬じゃないかと思う一方で、全能の神のように感じる自分もいるんだ。