


基本的にバカバカしいじゃないですか、この商売は。ポップスってそうでしょ。初めから成熟してない状態が前提というか、いつも青いものが求められる。でも私はそれだけじゃないものがやりたい。

自分にとっては結構厳しいなと思う瞬間だったり、もうめちゃめちゃ悔しい経験もしてきたから、そのときの気持ちを忘れたくない

絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている

あまり頭が良くない俺には、温度を低くして生きることは向いていないと分かっているから、身体を使って、燃えて生きていたいなという想いがあって

学問は、ある人にとっては神々しい女神であり、他の人にとってはバターをくれる有能な牝牛である

世の中には違った考え方をする種族がいる

普通の大人なら、球場はボールが飛んでくるから人にいわれなくても自分で注意する。それができないのは五歳か六歳で、つまりそれがいまの日本人の精神年齢ということだろう

もし婦人の乳ぶさと尻がなかったら、私は絵を描かなかったかもしれない

恋はその始まりがいつも美しすぎる。だから結末が決して良くないのも無理はない

何か感じたり思ったりしたことっていうのは、将来の何かに影響してんだよな

なんばHatch?…へんななまえ。(06年THE BIRTHDAYライブにて。ちなみにこの日、まともなMCはこの一言のみ)

愛しあう前と後では、火の消えたランプと火のともったランプほどの違いがある

俺はあれについて、一つ勘違いして欲しくない事は、孤独に強くなって欲しんじゃなくて、今よりもっと孤独を怖がって欲しいって事。(バイバイサンキューについて)

死に方は生き方、生き方は死に方。

日本人の強みは、組織の構成員として、一種の「家族意識」を有することにある

何十年後も、みんなが知ってるし、歌えるし、聴かれているという音楽を作りたいなと思いますね。芸術は残らなきゃいけないと思っているので。

太陽が輝くかぎり、希望もまた輝く

赤がなければ、青を使います

今日と明日と明後日のことぐらいを考えていればいいんだよ。

創造性の最大の敵は良きセンスだ

津波が来ます。(酒に酔いながらのラヂヲで地震が来たとき勝手に)

いつもね 最新作が最高傑作なんだよ 僕の中ではいつもそうだよ

愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ

生まれたからには、生きてやる。

近代的になるなんて努力しなくていい。悲惨なことになにをやろうと、唯一避けられないのがことがそれだから

未来を予知しようとすることは、夜中に田舎道をライトもつけずに走りながら、後ろの窓から外を見るようなものである

ロックンロールは吐き出した瞬間と受け取る瞬間があって、受け取った瞬間に完成するものだとは思ってる。僕の出すロックンロールは僕だけでは未完成なんだよ。聴く人がいてその人の心の奥の中で完成する

癒しという言葉が丸薬みたいに使われるようになった最初は、大江健三郎のノーベル文学賞だと思う。あのストックホルムでの授賞式の講演の中で、癒すとか癒されるとかいう副次的な意味で使われていた言葉が『癒し』として、名詞みたいに、テーマに坐る言葉として使われていた

すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって

急にひとりぼっちにされちゃった気持ちになったんですよね。共犯者はいっぱいいるのに、私だけが訴訟を起こされてるような。

俺以外のメンバーってのはすごいいいヤツでさ、見てて眩しいんだ。誰見てても眩しいんだ。それはうちのスタッフ、ファンもそう。嬉しいし、最高なんだけど、自分が最低の人間だなって思わされる

Women… I mean, they are the other half of the sky, and without them there is nothing.
女性っていうのは…つまり空の半分のようなもので、女性なくしては何もないのと同じなんだ。

傲(おご)ってはいけません。企業は、社会によって存在させてもらっている存在なのです

(20代の時にやっておいた方がいいことはありますか?という質問に対し)簡単だよ、やりたいこと。

We could never learn to be brave and patient, if there were only joy in the world.
もしもこの世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう。

「楽しい」を勝ち取ろうと思えば、「楽」を切り捨てなければいけない

監督の意向に従うことは大事だが、望んでいる通りのものを書いていたのではいけない

音楽やる上では、リアクションしかない。だからパッて出したものに対して、リアクションする。その繰り返しで、完成できる。

何だって自分次第なんだわ。んなもん、当たり前だよな。お前がクソなら、世の中はクソだよ。

空気の大事さなんて、なくなんないとわかんないですよ。溺れて初めて空気の美味さって感じるんですよ。なくなんないとわかんない大事さ。相手のことをそんなもの(空気みたいな存在)にしてしまったのかって思ってしまう。

一個気に入ったモノが見つかったらずっとそれでいいんだ。俺にはお前らしか要らねぇから

ものがそこにあるという尊厳。これはいったいなんだろう。ただあるというだけなのに

私は自分がやりたいことをやっているだけ

やっぱりその時(写真を撮った時)に「良い」と気が付くのは感覚というか、その時の感受性ですからね。それがないとゴミはゴミのままなんですね。実際にゴミだったのかも知れないし、わからないですよね。写真は固定されたものではないっていうのを実感しますね

絵画というのは手で作った写真だ

いつまで出来るか分からないことだし、毎回これが人生最後でも後悔しないというツアーをやりたくて生きているから、今回も長ければ長いほどいいんですよ

未来は誰のものでもない。先駆者というものはおらず、時間に遅れた者しかいないのだ

心が揺れたところで決着はもうついてんだ

作曲家として一番大切な事は、とにかく曲を書き続ける事

暴力は、常に恐ろしいものだ。たとえそれが正義のためであっても

自然が本当に好きなら、あらゆるところで美を見い出せるだろう

ゲームも人生も、逃げたら経験値は上がりません

椎名林檎っていう名義は辞めますよ。もう無理。本名のあたしであることを誰も守ってくれないんだよ?でも、そんなの当たり前じゃないですか、一個の大人だから。「自分で守んなきゃいけないんだから、辞めたっていいだろ!」とか思って

ノスタルジアに屈してはならない。道に出て、隣町や外国に行くんだ。ただ、痛々しい過去を旅していけない

(18歳の頃)もしかしたら現実逃避したかったのかな

いかなる成果もあげられない人の方がよく働いている。成果の上がらない人は、第一に、ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する。第二に、彼らは急ごうとする。第三に、彼らは同時にいくつかのことをしようとする

音楽家は勉強が好きじゃないと務まらない仕事

(音楽にスーパースターは必要?という質問に対し)自分がなればいいんじゃないッスか、自分にとってね。そう思えないヤツはずっと誰かの真似になっちゃうんじゃないかな。

国際級のすごいソリストを入れても、中に一人下手な人間がいるとアンサンブルとしての実力は、そのレベルに下がってしまう

悪行の呪いは、絶えずそれが悪を産まざるをえないところにある

マネジメントたる者は、共に働く者から自らの仕事を教わらなければならない

俺にはなぁ……桐生ちゃんの 命より大切なモン━━見捨てることは できんかったんや。

もし仕事というものが、人間にとって生きることのあがないではなく、生きることの目的であったら、人間はどんなに幸福だろう

最近はお金持は多いけど、上品なお金持はなかなかいない。だいたいは下品だ

音楽に限らず、あらゆるクリエイターって2タイプに分かれると思うんですよ。第六感で作るタイプと、いろんなものを分析して構築的・理論的に作っていくタイプと

生きる日のよろこび、悲しみ。一日一日が新しい彩りをもって息づいている

作曲家の基本命題は「いい曲をつくる」こと

The heresy of one age becomes the orthodoxy of the next.
ある時代の異端は、次の時代の正統になるのです。

とどのつまり歴史とは何か?歴史とは伝説と化した事実であり、伝説とは歴史と化したウソである

人間おのずから用に適する所あり、天下何ぞなすべき時なからむ

オトナになろうが、教室から武道館になろうが、ひとりの前でやろうが一万人の前でやろうが、やってることって一緒なんだよね。音楽がやりたくてバンドを組むってそういうことなんだ。もう、そこで全部終わっちゃってるんだよ。だから目指すことは、もうないよ。

何もかも切り離さずにやってる人たちはたくさんいるよ。ずっと、ちゃんと、いる。

僕は音楽が大好きです、本当に。感情論や云々より音楽が大好きなんですね。メロディ、リズム、和音。その三大要素からなる音楽っていうものが大好きです。

僕は一貫して自己満足です、めざすものは

顧客にとっての価値を想像してはならない。直に聞かなければならない

アイディアは出発点以上のものではない。固まったらその先かたちを決めるのは思考だ

新大久保から来ました。(THE BIRTHDAY福岡ライブにて)

幸せじゃない瞬間も含めて、幸せだと思いますね。

僕って未熟だなって話です。どうすりゃいいのか未だにわからないし、わかって楽になったらいいなとは思う。ライブでも毎回緊張しますからね、どんな声が出るかわかんなくて。

我々は決して悪を選ぶことが出来ない。我々が選ぶのは常に善である

んだ。学びは終わらない。んだ。

芸術は何かっていうと、抑制だよね

芸術家は自然の親友である。草花は茎の優美な曲線と花びらの調和のとれた色合いで芸術と対話をする。どの花にも、自然が芸術家に心から語りかける言葉があるのだ

自分のああいう時の、ああいう行動が知らぬ間に自分の手を汚してたと。つまり誰かをはじき出してたところがあったというか。読者の方にもそういうことぐらいはあると思います、たぶん。ないかな?怖いな、すごい怖いな。

「桃太郎ってどこにいるの? 山? (客:『家にいるよ!』) 今度見せて。」(岡山ライブにて)

俺は「頑張らなきゃダメだ」と唄った事はないし、「這い上がって来い」と唄った事もない。 でも、歩み寄って来てくれたなら最高の味方になるし、ほっといても邪魔にはならないし、そういう音楽だと思いますね。

夏は嫌いなんだけど、夏の土の臭いが凄い好き

いつでも大空が、自然の果てしないものが私を引きつけ、喜びをもって眺める機会を私に与えてくれる

青春の夢に忠実であれ

ツアーなのにウィークデーに東京に戻ってくるのは、旅している感じが全然しないんだよね。車で走り回って、その土地の美味くて安いものを探しにいく。夜はそこで待っている仲間たちと音楽を楽しんで、酒を飲んで寝るみたいな3ヶ月。こんな人生、なかなかないでしょう

あんたがたが俺の財産だ。俺達の誇りだ。それで生きていられるんだ。いっつも助けられっぱなしで申し訳ねぇと思う。精一杯作曲する。本当にありがとう

我々は自分たちを巡る奥深い知られざる者の真ん中にいて、絶えず昏迷する

最終的な完成形を頭の中でイメージしないで闇雲にキーボードを叩いても良い作品は生まれない

人を掴むのはコンセプトの面白さじゃなくて、それを実行に移している瞬間のテンション

楽しいと思った瞬間、そこがゴール

俺かて そない馬鹿正直に生きてきたわけやない。せやけどな、俺のまわりには馬鹿に生きて……馬鹿に死んでった男たちがおった。そいつらのくだらん生き方が 俺は男の最高の生き様やと気がついたんや

純粋に泣けてしまうことって本当にある

幅を広げたかったら、知性を磨くことと本当の修羅場をくぐり抜けること
