


今回この写真文庫(岩波写真文庫)を一冊ずつ選んで、いまの世から眺めていきながら、時代の空気というものをつくづく感じた。活字、つまり言葉では説明しきれないことが、写真からはぷんぷん匂ってくる。このシリーズは、戦後の空気の貴重な貯蔵庫だ。いまの肥満ぎみの世の中は、じつはこの空気を吸うことからはじまっている。良くも悪くも、この空気がいまの日本人の両親なのだ

泣きそうなときこそ、泣くのをグッとこらえた分だけ、弱くなるような気がする。だから、泣きたいときはないていいんだよ。

大切なことは混沌を拡大することだ。混沌を消し去ってはいけない

「たかが音楽にのせる飾りじゃないか」という想いと、「誰かの一生をも変えてしまうかもしれない不思議な魔法」という想い。その間で僕は今も歌詞を書く。

名古屋のニワトリって、羽根が何枚もあるんだろ?じゃなきゃあんなに沢山手羽先がつくれる訳ねぇ!

運命というのもひょっとしてウィルスみたいなものではないだろうか。それ自体では何事も起きないけど、他の実力をもったサルモネラ菌や、あるいは紙幣や、恋文や、試験の答案用紙や、いろんな物につくことで、それを動かす。でもそれ自体は姿も形もなくて、見ることができない

悪貨は良貨を駆逐するという原理と同じで、形式は実質を駆逐する

俺には嫌いなタイプの人間が2種類おってなぁ。1つは、人が苦労して取ったぬいぐるみちゃんたちをバラすようなアホンダラ……もう1つは、立場の弱い女子供を食い物にするようなクソッタレ……どっちもお前らのことじゃボケェ!

誰にでも何かの仕事に適する素質がある。世の中が必要とするものは多く、自分が役に立てることが必ずある

コミュニケーションで一番大切なことは、相手が口にしていない言葉を聞き分ける力である

「五稜郭ジャンキーズ! 」「みんな、牛好きかー?!ジンギスカーン!」(札幌ライブにて)

最近はお金持は多いけど、上品なお金持はなかなかいない。だいたいは下品だ

数千のアイデアを育てて、やっと一つの成果を得ることが出来る

オルタナをやり始めた時は、「暗い」「分かりにくい」という声があって、若干構えてしまったんです。力技で分からせてやるみたいな余計な力が抜けたんじゃないかな。すごく文字にしづらいかもしれないけど、スイングスピードが速いストレートを自然体のフォームで打てるようになったというか

詩人は未来を回想する

下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか

今まであんなにときめいてきて、あんなに翻弄されて、電話のなかに彼がいると思って電話をずっと見てた、ああいう時間は何だったんだというぐらい、まったく次元の違う大事なものができてしまう瞬間があるんですよね

シンメトリーになってないと気持が悪いんですよ。呼吸が奇数だったりすると、「急いで吸わなきゃ!」みたいな気になる。対に関してはかなり重症なので。

色彩は、それ自体が何かを表現している

生産性の本質を測る真の基準は「量」ではなく、「質」である

人生に意味はないよ。だって暇つぶしじゃん。暇なんだよ。みんな人生80年もいらないんだよ。3日もあれば終わるんだ。やることなんて。意味なんかないんだ。楽しければいいんだ。

日々楽しく、面白おかしく暮らしたい(笑)

(作曲家として)僕は、子どもの頃に「ベートーベン」というスゴイご馳走の味をいっぱい覚えたのが、本当にありがたい

桐生ちゃん。わしなあ……ゾンビになってしもたかもしれん。

「やさしくなりたい」という意思、それはすごく大切だなと思う

苦労しないでフッと浮かんだ曲が結果的にいい曲になる

究極の善、究極の悪、究極の価値がなければ、人間のある活動が別の活動よりも本質的に優っていることなどあり得ない。だから、全ての行為が同じ価値しか持っていないということを認めざるを得ない。とするなら、一つの行為を別の行為よりも優先させるのは、我々が自分で独自の選択を行っているからある

芸術に従って芸術を作ってはならぬ

成功する企業というのは、「問題」ではなく、「チャンス」に目を向けている

女性は行動するより前にこうしよう、と考えることがあまりない生き物なんじゃないかと思うんです。先に手が出るというか、体で感じて体で動くっていう

どんどん、くだらなくなっていってる。音楽もTVも低能になっていってる。殺人も犯罪も短絡的になっている。警察は庶民を守ってはくれなくなった。

自分を支えているのは、自分

何かと比べて自分は優れてるっていうんじゃなくて、俺にしか書けねぇ曲があるんだって言えなきゃお金取っちゃダメでしょ。伝えられないでしょ。だから今だってずっと言ってるじゃないですか。僕らは僕らの曲を愛してるって…。

生きてると後悔はつきもの

真摯さはごまかせない

私はあるがままの自分を受け入れてくれることだけを望む

まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!

聴いてくれる君が居なきゃ、俺は歌えないんだ。自分の事を「世の中に必要無い人間」なんて思わないで下さい。現にこんなにも俺が必要としています。どうか生きてください

コレラや尿石や結核や癌は、天上へ行く交通機関

最近いろんな人と話していて思うのは、結局いかに多くのものを観て、聴いて、読んでいるかが大切だということ

俺は峯に教わったんだ。信じる心ってのは・・・人間死ぬ間際でも持てるんだってことを・・・!

人は、若くても年をとっても、絶えず成長したり変化したりしていますよね。固定したものはないんですね。だから、今、面白くないものは、あえて見ることもないなっていう気もします

私は最初、写真っていうのは、機械が撮るもんだから誰が撮っても一緒。だから絵とは違うなって思っていたんですけど、そうじゃないんですね。写真って、あなどれないなと思いました

人生は、水平方向に落ちていくことである

確実にたくさんの曲を作り続けていくには、気分の波に流されてはいけない

あいつが…運命と闘うなら…、俺はあいつのために、命張ってやろうと思うんだ。

(ビートルズの音楽は)8:2くらいの割合で、暗いところか隠されているところが好き

涙が出てきたら、耐えて、苦しんで、そして前進あるのみだ

(RC時代、ローリングストーンズのパクリでは?の声に)なんだ、今頃気付いたの?

ドリフターズのお客さんを見てごらん? 大人がいないだろう? 小学生くらいの子供たちでいっつも会場は満員なの。で、大人になったらその子たちは卒業していなくなる。でも次の子たちが入学してまたドリフターズを観に来るの。

(今の社会、政治についてどう思うか問われて)僕がちょっと油断してたから悪くなりました。どうもすみません。

自らの果たすべき貢献は何かという問いからスタートするとき、人は自由となる。責任をもつがゆえに、自由となる

選んだ道のその先よりも、選ばなかった道の運命を考えることの方が多い

僕は一貫して自己満足です、めざすものは

小ちゃい頃、私が思ってる自分よりも女っていう生き物としての男の人は見るんだな」って意識した時に凄く嫌悪感があった

僕らがひきこもらない理由は、街に出れば女の子がいるからだ

私たちは気が付かないものが道端に隠れているという感覚にわくわくしちゃって、それを写真で記録することになるんですが…。トマソンが一番わかりやすい例です

あたしロマン派だから。猫の名前もゲーテとシューマンだし。

勘違いするな。俺とお前は違う。 お前の極道は死に様。俺の極道は――生き様だ。 同じ道でも、死に向かって戦うのと、生きるために戦うのは違うということだ。いずれ分かる。

笑いどころやないかい!笑えや このボケェ!!

素描を通してのみわれわれは陰影の知識に到達する

どの曲も全力でやって一番いいと思えるものを出している

人を掴むのはコンセプトの面白さじゃなくて、それを実行に移している瞬間のテンション

ありがとうじゃ足りないけどありがとうしかない。悔しい

間違いや失敗を犯したことのない者というのは、単に無難なこと、安全なこと、つまらないことしか、やってこなかっただけである。逆に優れている者ほど、数えきれない間違いを犯すものであり、これは常に新しいことに挑戦している証拠である

夢はぶれずにいることなんです。わたしにとってはいちばん大切なのです。

僕は音楽が大好きです、本当に。感情論や云々より音楽が大好きなんですね。メロディ、リズム、和音。その三大要素からなる音楽っていうものが大好きです。

我々が描くのは顔の表?中?それとも裏か

やっぱ俺は唄を選んだ人間なんだなって思ったんだよ。どんどん喋るのが下手になってって、どんどん唄うのが好きになってって、これは唄えって事だ。

人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ

わたしは立ち止まりはしない

When we do the best that we can, we never know what miracle is wrought in our life, or in the life of another.
ベストを尽くしてみると、あなたの人生にも他人の人生にも思いがけない奇跡が起こるかもしれません。

想像できることは、すべて現実なのだ

すべてはむなしい

画家がどれだけ素晴らしいパレットを持っていても意味がない。大事なのは、どんな眼を持っているかなんだ

人はあらゆる物や人に意味を見出そうとする。これは我々の時代にはびこる病気だ

私は「わかってたまるか」っていうことをやるのも面白いと思ってます。いまだに。

日本人の強みは、組織の構成員として、一種の「家族意識」を有することにある

私は天才を自覚している

少なくとも僕にも誰かを楽しませることはできる

ロックンロールは入口がいっぱいあるんだよ。何かひっかかった瞬間、それがドアなんだよ。そっから入っていけるんだ。どっから入っても同じとこなんだ。中に入れば全員に会えるよ。すべてに会える。もし会えなかったらまだドアを見つけられてないんだよ。それかちゃんと入ってないんだ

不幸はなにも生まないね。不幸とか苦労とかは人をどんどんダメにする。苦労話とかする奴は「俺はこんなにだめなんだぜ!」って言って今まで何をしてきたかをひけらす人でしょ。ひけらかして自分の価値を認めさせようとするわけだ。そんなのは最低だ。

商業的に音楽を作ろうと思ってしまったら、多分やる気をなくします。

言葉なんていらなくなるよ、きっと。僕が立派になれれば。

真のマーケティングは顧客から出発する。すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する

私は仕事をしているとくつろげる。何もしていなかったり、訪問客の相手をしていたりすると疲れる

勝手に誰かと比べられて、色々決め付けられるのってどう考えても悔しいな

自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ

みなしごハッチ。(RUSH BALL☆P@なんばHatchにて)

俺、ホント、意味ねえと思うもん人生なんて。「人は何のために生まれてきたのか、何をすべきかなのか」なんて、どうでもいいじゃん。そんなの誰にも決められないことじゃん。自分で決めるんでしょ、人生の価値ってのは。本当に自分が素晴らしいと思うことに一生を費やすこと、それがいちばん価値があること。

文明とは、麻痺状態のことだ

彫刻は、凹凸の術である

音楽は、常に論理と感性、車の両輪で出来る

教養ある人間は、勉強し続けなければならないということを自覚している

オトナになろうが、教室から武道館になろうが、ひとりの前でやろうが一万人の前でやろうが、やってることって一緒なんだよね。音楽がやりたくてバンドを組むってそういうことなんだ。もう、そこで全部終わっちゃってるんだよ。だから目指すことは、もうないよ。

書いたり発したりすることも大切だけど、今必要なのはちゃんと耳を傾けることなんじゃないかと思います。読むこと、感じること、と言い換えてもいい。受け取ること。吸い込むこと。それを温めること。そのうえで書くこと、発すること。それをまた、お互いによく聞くこと。俺もできてませんが…。

音楽は心のタイムマシーン。 〜中略〜 音楽を聴くことによって、その音楽に初めて触れたとき、音楽で何かを感じたとき、そのときの気持ちに、それが10年前であろうと20年前であろうと一瞬にしてパーンとその人をその時の気持や情景に送り込むことができる

同じことは二度とできないし、マネもできないんですよ。
