


普通、表現の仕事であれば作者というものがいますよね。しかし、トマソンには作者というものがいないんです。そこがむしろ面白くて、だから「偶然」とか「出会い」ってことが一番不思議なことに思えてくるんですよね

人生は意義ある悲劇だ。それで美しいのだ。生き甲斐がある

馬鹿なら馬鹿ほどカッコええ。駄目なら駄目ほどカッコええとか、そういう世界ってあるんよ

『無罪モラトリアム』の意味は、一個の人間としてまだ社会に出なくても許されてる立場の人間。さらに「無罪」って言って、立場的にも生きてる事が許されるんだって付け足したかった

早く大人になりたいとか、まだ子供だとか。違うんじゃないか?俺は俺なんだ。藤原基央なんだ。俺はもっと良い藤原基央になれるように頑張るんだ

焦点の定まった明確な使命がなければ、組織はただちに組織としての信頼性を失う

言葉っていうのは、感覚に1番近いものを当てはめるだけだから感覚が伝わるわけじゃないんだよね。自分の心の中で生まれた感情・感覚に、1番似合った服を着せたものが言葉だから。

現代人の欠点は自分の職業に愛と誇りを持っていないことである。多くの人が職業を必要悪の労役苦役と考えている

好きなものは変わらなんなあ。歳をとるほど、より確信になる

ドリフターズのお客さんを見てごらん? 大人がいないだろう? 小学生くらいの子供たちでいっつも会場は満員なの。で、大人になったらその子たちは卒業していなくなる。でも次の子たちが入学してまたドリフターズを観に来るの。

書いた曲が誰かに「助けられました」って言ってもらえればいい

冒険こそが、わたしの存在理由である

どんな偉い奴が来ても君は君の夢を主張できるかい? 俺は主張できるよ

運が続くというのは、じつはどこかで運のウィルスに感染して、症状が広がっている、という状態なのではないだろうか

偶然というのは、結局人間的なことなんじゃないか

その日、歩ける一歩を歩くだけ

神童。それは多くの場合、非常に想像力の豊かな親を持った子供のことである

結局はひたすら考えるしかないという心境になっている

あらゆる活動について「もし今日これを行っていなかったとして、改めて行うか」を問わなければならない。答えが否であるなら、「それでは、いかにして一日も早くやめるか」を問わなければならない

嫌な事は3秒で忘れる

企業はなによりもアイデアであり、アイデアを生むことのできるのは個々の人間だけである。勇を鼓して自ら思考し、既成観念にあえてそむける人なくして、その企業の成長と繁栄は望めない

どんな人でも努力すれば、“それなり”の能力は身につけることが出来る。そして、この世で成功するためには、“それなり”の能力があれば十分なのである

意見や考えが違うのは当然のこと。より良い社会の「より良さ」も凝り固めてしまえばイデオロギーなんだけど、誰が勝ったとか論破したとかそういう方法じゃなくて、柔軟にその「より良さ」を目指すことについて同意しながら、進んでいけたらいいですよね。厳しさも排除せずに。

自分が歌っていて気持ちよかったり、いい歌詞が書けたかも知れないなって思う瞬間を大事にしたい。

明日は必ず来る。そして、明日は今日とは違う

曲って自分の子供みたいなもんでさ、自分から生み出したものだけど喧嘩して遠ざけたり、仲直りしたりして、時には向き合うことができなくなったりもして。

楽しいことは、みんないい事だとは思わないか?つまらないことは、罪悪だとは思わないか?

やらないってのも一つの行動だと思う

人って、炎とか波とか、長い時間見てても飽きないらしい。同じ形になることがないから、って。変化し続けるものって儚い

いまだに『磔磔』って字が書けない…。 (03年京都磔磔にて)

素朴に、無邪気に、幼児のような眼をみはらなければ、世界はふくらまない

愛は永久不滅なもの。姿かたちを変えることはあるが、本質は決して変わらない

目の前の困難から逃げてばかりではダメです

僕は成り行きですね。でも、怠けないと思う。大好きだから

今日が幸せすぎるとだいたい明日が怖い

人々を動機付ける能力がなくては、経営者とは言えない

嫌われることは愛されることより難しい

成功への道は自らの手で未来をつくることによってのみ開ける

信仰と信頼の間にのみ平和があります

想像力の源である感性は、その土台になっているのは自分の中の知識や経験の蓄積だ。そのストックを、絶対量を増やしていくことが、自分のキャパシティを広げることにつながる

やっぱり大事な人ほど傷つけてるなという感覚と、傷つけてまで一緒にいたい、愛したいという感覚。それが自分の根本なんだなって。

我々が描くのは顔の表?中?それとも裏か

勘違いするな。俺とお前は違う。 お前の極道は死に様。俺の極道は――生き様だ。 同じ道でも、死に向かって戦うのと、生きるために戦うのは違うということだ。いずれ分かる。

何か新しいものを作るとき、それを作るのは実に複雑だから、作品はどうしても醜くなってしまうのだ

組織に働く者は、成果に何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、ほとんど役に立たない仕事、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされている

腰の引けたイクジ無しどもがこの世の中を動かしてるのさ。

鉛筆や紙と同等の費用で映画が創れたときにのみ、映画は芸術作品となるだろう

若くなるには時間がかかる

コミュニケーションで一番大切なことは、相手が口にしていない言葉を聞き分ける力である

とりあえず放送した方がいいというので、日本の世の中には形式だけのアナウンスがわんさと流れている。日本人は形式が好きだ、と思われても仕方のないことだ

経営者は常に現実的でなければならない

Jesus was all right, but his disciples were thick and ordinary. It’s them twisting it that ruins it for me.
イエスは悪くない奴だったけど、弟子たちは鈍かったし普通だった。彼らがイエスを歪めたことが、僕は残念だよ。

10年かかってもまだわかんねぇのか?お前らが俺らを必要としてるんじゃない。俺らがお前らを必要としてるんだ

「人生っていうのは勝手に与えられるんだから、自分が追求してもいいんだ。幸せ追求権ってあるだろう!」と思ったんですね

運を信じるしかない。そうでなければ、気にくわない人たちの成功をどう説明すればいいのだ

彫刻は、凹凸の術である

僕はいつも自分が純粋に感じたこと、考えたことを、理解されようがされまいがダイレクトにぶつける

複雑なものはうまくいかない

芸術というものは自然の研究に過ぎません。自然です。何もかもそこにあります

私は子供のときに自転車に乗ったことのない唯一の男である。描くことにしか興味がなかった

学問は生涯を通じて心掛けねばならない

女性を尊べ。彼女らは地上の生活のために天国のバラを織りなす

家族同様に暮らしていくうちに、猫はしだいに家庭の中心的存在になってくる

それしかないんだから。腹をくくって、あきらめて。そこに行き着くまでにいっぱい考えればいいと思うし、失敗もすればいいと思うんだよ。

なにが芸術家かって?それを知ってたら、注意深く、ばらさないようにしておくよ

「これをやりてえ」ってことが増えると、そうやってお茶を濁してる時間はなくなってくる

この世には、何一つ決まってることなんてないんだよ。 ただ、そう思いこんでるだけ。

『うわ、眩しい。すっげぇ眩しいんだけどさ、消えてくんない?』と思うくらい眩しいのが夢だと思うし、『いや、あれを見てないと俺の生きてる意味がないとか、存在自体が怪しくなってくる。だから俺は目がつぶれてもいいから、あれを見るぞ』っつうのが、夢を見てる人だと思うし、夢を見てる人ってそんぐらいかっこいい人だと思うし、そんぐらい覚悟してる人だと思うし、そんぐらいリスクを背負ってる人だと思う。

ミスというのはほとんどいつも神聖な特徴があって、決して修正しようとなんてしてはいけない

広島も付き合い長いな。しかし、付き合い長いとなんか感情が湧いてくるよな。こういうの、何ていうんだ?……憎しみ? (広島ライブにて)

ものがそこにあるという尊厳。これはいったいなんだろう。ただあるというだけなのに

壊れたギリシアの彫刻は、多くの傑作に分かたれた傑作です

他人の価値観を尊重できないなら、自分の価値観なんて主張しちゃいけないと思う

何かをするのに私は歳を取りすぎてると言われたら、そのことにすぐに取り組むようにしている

方向性に迷った時は僕は初めのイメージに立ち返る

自分の声に何かがあって、歌えなくなったとしても、作詞は続ける。

人の本当の仕事は30歳になってから始まる

大リーグで活躍したいと思うことは夢じゃないんだよ。野球をやりたいというのが夢だ。

生産性を上げる一番簡単な方法は、今、一番成果が出ている仕事に集中し、成果が出ていない仕事からは、撤退してしまうことである

すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって

手を伸ばせば掴んでやるよ。掴んだら離さねぇぞって自信はある

革命家になろうとも思わないし、政治家にも宗教家になろうとも思わないけどさ、同じ事考えてる人いっぱい居るんだなと思ったら安心するじゃん。で、その記憶が俺を支えるしみんなの事も支えてくれるんだったら、やった意味はあるよね

さみだれの かぎり有りとは しりながら 照る日をいのる こころせはしき

指揮者は、一人の人間を受け入れるために楽譜を書き直したりはしない

今日此処に来たかったけど、チケット取れなかったヤツが沢山いるの分かってるから。そんなヤツらにも届くように唄ってるから。

自分の夢に必要やと思えるもの、好きやと思えるものには一生懸命になったらいい。

スペイン内戦は、スペイン人民と自由に対して、反動勢力が仕掛けた戦争である。私の芸術家としての生涯は反動勢力に対する絶え間なき闘争以外の何物でもなかった。私が反動勢力すなわち死に対して賛成できるなどと誰が考えることができようか。私は「ゲルニカ」と名付ける現在制作中の作品において、スペインを苦痛と死の中に沈めてしまったファシズムに対する嫌悪をはっきりと表明する

ようやく何かわかりかけてきたような気がする。私はまだ、進歩している

俺はあれについて、一つ勘違いして欲しくない事は、孤独に強くなって欲しんじゃなくて、今よりもっと孤独を怖がって欲しいって事。(バイバイサンキューについて)

他人を模写するのは必要なことである。しかし、自分を模写するのは哀れなものだ

よほど守らなきゃいけないものができるとか。自分の人生をすべて捧げなきゃいけない時が来るんですよね。

気がつけば少しずつ転んでいくのは人生の常

「それにしてもあの絵は全然彼女に似ていないな」なに、彼女の方でだんだん絵に似てくるさ

自信なんてものは、与えられるものじゃない。自然と湧き出てくるものだよ

で、みんなが「そうやるべき」だなんてことは全然ない。好きにすればいい。俺はどうするかは、俺が決める。それが売れるとか売れないとか、そういうことじゃなくて、自分が恥ずかしいと思わないように、書き続けるだけ。毎回、たったひとりの場所からそれをやる。

生きてりゃ、そりゃあシラケるだろう

ィィィイイィヤハァァァ〜〜ッッッッ‼︎

癌もロックンロールだ。
