「Do They Know It’s Christmas?」は、バンド・エイドが1984年にリリースしたチャリティーソングです。アフリカ・エチオピアで発生した深刻な飢饉を受け、救済資金を集める目的で制作されました。
ボノやジョージ・マイケル、スティング、ボーイ・ジョージなど、当時のイギリスを代表するアーティストが勢ぞろいしていて、とにかくメンバーが豪華過ぎますね。クリスマスソングとして有名ですが、華やかな雰囲気というより「世界に目を向けよう」という強いメッセージが込められた1曲です。
この曲の成功をきっかけに、後の「USA for Africa」の「We Are the World」も誕生しました。音楽史に残るチャリティーソングと言っても過言ではありません。それでは歌詞の和訳を見ていきましょう!
Do They Know It’s Christmas?/Band Aid 歌詞和訳と意味
[Verse 1: Paul Young]
It’s Christmastime
クリスマスがやってきた
There’s no need to be afraid
もう何も恐れなくていい
At Christmastime
クリスマスには
We let in light and we banish shade
光を迎え入れ 闇を追い払おう
[Verse 2: Boy George]
And in our world of plenty
豊かさに満ちたこの世界だからこそ
We can spread a smile of joy
喜びの笑顔を分かち合える
Throw your arms around the world
世界中を抱きしめるような気持ちで
At Christmastime
このクリスマスを迎えよう
[Verse 3: George Michael & Simon LeBon]
But say a prayer
どうか祈ってほしい
Pray for the other ones
今 苦しみの中にいる人たちのために
At Christmastime
クリスマスだからこそ
It’s hard, but when you’re having fun
楽しい時間を過ごしている時だからこそ 忘れないでいてほしい
[Pre-Chorus: Simon LeBon, Simon LeBon & Sting, Sting & Bono, Bono]
There’s a world outside your window
窓の向こうには もうひとつの世界がある
And it’s a world of dread and fear
そこは 恐れと不安に満ちた世界
Where the only water flowing
流れているものといえば
Is the bitter sting of tears
悲しみの涙だけ
And the Christmas bells that ring there
そこで鳴り響くクリスマスの鐘は
Are the clanging chimes of doom
希望ではなく 絶望を告げる鐘の音
Well, tonight, thank God it’s them
今夜 あなたが無事であることに感謝して
Instead of you
その現実が あなたではないことを
[Chorus: Ensemble & Boy George]
And there won’t be snow in Africa this Christmastime
今年のクリスマスも アフリカに雪は降らない
The greatest gift they’ll get this year is life (Oh)
今年 何よりの贈り物は 生きること
Where nothing ever grows, no rain or rivers flow
作物は育たず 雨も川も恵まれない場所で
Do they know it’s Christmastime at all? (Oh)
あの人たちは クリスマスを知ることができるのだろうか?
[Bridge: Marilyn & Glenn Gregory, Paul Young, All]
Here’s to you, raise a glass for everyone
あなたへ そしてすべての人へ 杯を掲げよう
Here’s to them underneath that burning sun
あの灼けつく太陽の下で生きる人たちにも
Do they know it’s Christmastime at all?
あの人たちは クリスマスを知ることができるのだろうか?
[Outro: Ensemble]
Feed the world
世界に愛を届けよう
Feed the world
世界に愛を届けよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Feed the world (Let them know it’s Christmastime again)
世界に愛を届けよう クリスマスが来たことを伝えよう
Do They Know It’s Christmas?/Band Aid 解説
この曲は、ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフがBBCでエチオピア飢饉の特集を見たことがきっかけで企画されました。すぐにウルトラヴォックスのミッジ・ユーロと曲を書き始め、わずか数週間でレコーディングまで進めたそうです。
レコーディングは1984年11月25日のたった1日で行われました。当日は誰がどのパートを歌うのか事前にほとんど決まっておらず、集まったアーティストたちが順番にスタジオへ入りながら録音していったとのこと。ボーイ・ジョージはアメリカ滞在中だったため、急きょコンコルド機でロンドンへ向かい、その日のうちにレコーディングへ参加したという裏話も残っています。
ちなみにこの曲は1984年のイギリスでクリスマスNo.1を獲得し、当時の英国史上最速かつ最大級のセールスを記録しました。その後も1989年、2004年、2014年にはメンバーや歌詞を変更した新バージョンが制作され、エチオピアだけでなくさまざまな人道支援のために歌い継がれています。
一方で、アフリカを一括りに描いた歌詞表現については後年さまざまな議論もあり、2014年版では一部の歌詞が変更されました。時代とともに形を変えながら受け継がれているのも、この曲ならではですね。
| 曲名 | Do They Know It’s Christmas? (ドゥー・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?) |
| アーティスト名 | Band Aid (バンド・エイド) |
| 収録アルバム | Now That’s What I Call Music – The Christmas Album |
| リリース日 | 1984年 11月29日(シングル) 1985年(アルバム) |
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