2020年3月13日にリリース予定のアルバム「Eternal Atake」から先行リリースされた「That Way」。「Yellow Queen」という名前でリークされていましたが、違うタイトルになっての登場です。

この曲はバックストリートボーイズの名曲「I Want It That Way」を引用したメロディーとリリックが非常に話題になっています。ちなみに曲を作る過程で「I Want It That Way」を引用するアイデアを出したのは、プロデューサーではなくLil Uzi本人だそう。

また海外では曲中の「I killed my girlfriend, that’s why I’m single.(彼女を殺したから俺は「シングル」なのさ)」というリリックが非常に秀逸だ、というコメントが殺到しています。

歌詞ではヒットを飛ばし得た富を失う恐怖と、セックスに溺れるLil Uziの姿が色んなスラングを使って書かれています。

今回はそんなLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、「That Way(ザット・ウェイ)」の和訳を紹介します。

「That Way」歌詞の意味と和訳

I want it that way
I want it that way
I want it that way
I want it that way

俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだ
俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだよ

あからさまにバックストリート・ボーイズの名曲「I Want It That Way」を引用したメロディとリリックですが、メンバーもこれは認知していて、割と好意的に受け止めています。

But I don’t wanna go out bad
Wanna go out sad
Wanna go out that way
I’m with the winnin’ team
They make sure I’m not in last place
If I wake up, don’t make no money
That’s a sad day (Woah)
Twenty-five hundred on my shirt
What the tag say (Let’s go)

でも悪の道に走りたくはないし
辛い目になんか遭いたくない
あいつらみたいな末路なんかゴメンさ
俺は勝てるメンツと一緒だし
まだまだやれるってわからせてくれる
起きたとき金が稼げなかったら
それは悲しいよな
俺のシャツ2500ドルもするんだ
値札にそう書いてある

SoundCloudやSNSによって一気に人気を獲得してきたLil Uziは、ラッパーの中でもやはり異色の存在です。「いつ売れなくなってしまうのか」という恐怖や、これまでのアーティストのように薬物中毒やストレスにより命を落としてしまうことに対する恐怖を歌っています。

I want it that way
I want it that way
I want it that way, woah
I want it that way

俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだ
俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだよ

Woah, she from Atlanta
She went to Cascade
She ride the D like
She’s tryna drag race
Don’t slow me right down
I like it fast-paced
That is enough about that girl
Everyone know it is my world

アトランタから来た彼女は
カスケードに向かって
俺のアレの上に乗るんだ
ドラッグレースみたいにね
スピード落とさないでくれよ
ペース早い方が好きなんだ
あの女の事はもういいよ
知っての通りこの世界は俺のもの

ここでは前後関係から、the D=dick(男のアレのこと)として訳しています。またここでいうカスケードはアトランタにあるカスケードハイツ(もしくは西部にある「カスケード」というスケートリンク)のことを指しています。ドラッグレースは、停止状態から始まる直線レースのことです。映画『ワイルド・スピード』でよく出てくるアレですね。

If he dropped an album
Thought it was trash day
I’m on my own
Not talkin’ masturbate
She gave me dome ‘til I graduate
I’ma grab a Bentley
Mean might go and grab a Wraith

俺がアルバムをリリースしたら
ひでえ一日だったってことだ
俺は俺のやりたいようにやるさ
マスターベーションの事じゃないぜ
卒業まで彼女がヤってくれたんだ
今じゃベントレーを持ってるし
次はロールス・ロイスをゲット

He(彼)という表現を使っていますが、おそらくこれは第三者の立場から自分の事を語っている表現です。またこの辺りのリリックは、Lil Uziの過去の曲「Heavy Metal」の歌詞を持ってきているようですね。ちなみに後半に車の名前が登場しますが、Lil Uziは車のコレクションが趣味で、ベントレーとロールス・ロイス・レイスを持っています。

I had to snap back into reality
And go grab a fitted (Fitted)
My jeans, yeah, they fitted
But Lil Uzi, he is so far
From the timid
The reason I’m rich
‘Cause I had to go and
Just fix my percentage
You know that I’m winnin’
My white girl got black card
And it got no limit

現実に戻ってこなきゃな
そんで帽子は合ったものに被り直し
俺のジーンズはぴったしだぜ
でも俺 リル・ウージーは
臆病なんて言葉から程遠い存在
それがリッチになれた理由
だからギャラの比率は調整必須
俺が勝ち組って知ってるだろ
俺の白人の彼女もブラックカード持ち
もう限度額なんてないのさ

Just fix my percentageがちょっと訳しにくいですが、「リッチになった理由」という表現が前にあるので、ギャラの取り分のパーセンテージのことを指していると考えて訳しました。

I don’t wanna go out bad
Wanna go out sad
Wanna go out that way
I’m with the winnin’ team
They make sure I’m not in last place
If I wake up, don’t make no money
That’s a sad day (Woah)
Twenty-five hundred on my shirt
What the tag say (Let’s go)

悪の道に走りたくはないし
辛い目になんか遭いたくない
あいつらみたいな末路なんかゴメンさ
俺は勝てるメンツと一緒だし
まだまだやれるってわからせてくれる
起きたとき金が稼げなかったら
それは悲しいよな
俺のシャツ2500ドルもするんだ
値札にそう書いてある

And I want it that way
I want it that way
I want it that way, woah
I want it that way

俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだ
俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだよ

When I’m in DC
Make the hoes go-go
Yes, I’m slimy like a snail
But I’m no slowpoke
Only reason I didn’t kick her out
‘Cause she gon’ deepthroat
Hit it no protection, injection
Yeah, this shit is lethal
They laugh at me because I’m emo
I killed my girlfriend
That’s why I’m single

ワシントンDCにいる時は
ビッチにゴーゴーをさせるんだ
俺のはカタツムリみたいにベトベト
けどのろまなんかじゃないぜ
俺が彼女と別れなかったのは
ディープスロートしてくれるし
ゴム無し挿入させてくれるから
クソ こんなセックス最高だぜ
でも根暗だって笑われたから
俺は結局彼女と別れた
だから俺は今シングルってわけ

ゴーゴーはワシントンDC発祥の音楽ジャンルです。同じ音楽ジャンルであるRock-n-Rollはセックスのスラングとして使われるので、前後関係からゴーゴーもセックスの隠語として使っているのではと思われます。

Can’t call 911 ‘cause I’m in Reno
Gave away my thumbs
And I stood three toes
Diamonds hittin’, bling, bling
Make the chopper sing, sing
He a killer, same thing
Eyes low, same as me

おっとリノにいるから911は呼ぶなよ
親指は前にくれてやったし
もう3本しか指はねえんだ
キラキラのダイヤモンドを着けて
AK47をぶっ放す
そんなあいつは殺人者も同然
細目なところも俺と一緒だ

アメリカの番組で『Reno 911!』というのがあり、簡単にいうと無能な警察のドタバタコメディみたいな感じです。(多分比喩的にですが)彼女を殺したLil Uziを捕まえようとするので911を呼ぶな、と言っているわけですね。また途中のchopperとは、AK47という銃のスラングです。

I don’t wanna go out bad
Wanna go out sad
Wanna go out that way
I’m with the winnin’ team
They make sure I’m not in last place
If I wake up, don’t make no money
That’s a sad day (Woah)
Twenty-five hundred on my shirt
What the tag say (Let’s go)

悪の道に走りたくはないし
辛い目になんか遭いたくない
あいつらみたいな末路なんかゴメンさ
俺は勝てるメンツと一緒だし
まだまだやれるってわからせてくれる
起きたとき金が稼げなかったら
それは悲しいよな
俺のシャツ2500ドルもするんだ
値札にそう書いてある

And I want it that way
I want it that way
I want it that way, woah
I want it that way

俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだ
俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだよ

I want it that way
I want it that way
I want it that way
I want it that way

俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだ
俺はまだまだやっていきたい
望むとおりになって欲しいんだよ

英語歌詞は「That Way(ザット・ウェイ)」 – Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)より引用

記事作成にあたり参考にさせていただいたサイト: Songfacts, 英語版Wikipedia