名曲からマイナー曲まで。洋楽の歌詞和訳を紹介

Love Child/Diana Ross & The Supremes 歌詞和訳と意味

「Love Child」はダイアナ・ロス&ザ・シュープリームスが1968年にリリースした楽曲です。当時のモータウンを代表するヒット曲のひとつで、全米シングルチャートでは2週連続1位を獲得しました。

60年代後半らしいソウル感はありつつ、それまでのシュープリームスより少しシリアスで重たい空気がありますね。ちなみに本曲は、ザ・ビートルズの「Hey Jude」の連続1位記録を止めた曲としても有名です。。

タイトルの「Love Child」は、当時かなりセンシティブだった“婚外子”を意味しています。華やかなモータウンサウンドの中で、かなり社会的なテーマを扱った曲なんですよね。それでは和訳を見ていきましょう!

Love Child/Diana Ross & The Supremes 歌詞和訳と意味

[Pre-Chorus]
You think that I don’t feel love (I’ll always love you)
私が愛を感じない人だと思ってるでしょ(いつだって愛してるのに)
But what I feel for you is real love
でもね 私が感じるのは本物の愛だけ
In those eyes, I see reflected (I’ll always love you)
他の誰かの目に映る私は
A hurt, scorned, rejected (Love you)
傷つけられ、見下されて、誰にも受け入れられないとしても

[Hook]
Love child, never meant to be
ラブチャイルド 望んだわけじゃないのに
Love child, born in poverty
生まれつきの貧困で
Love child, never meant to be
望んでいたわけじゃないのに
Love child, take a look at me
私をちゃんと見てよ

[Verse 1]
Started my life in an old, cold, rundown tenement slum (Tenement slum)
私の人生は すきま風に震えるスラムのボロアパートから始まった
My father left, he never even married Mom
すでに父は亡き 母とは結婚もしていなかった
I shared the guilt my mama knew
その罪を 母と一緒に背負わなければならなかった
So afraid that others knew I had no name
私には自慢できるような家族がないって 知られるのが怖かった

[Pre-Chorus]
Ah, this love we’re contemplating (I’ll always love you)
こんな愛のことも考え続けなくちゃ
Is worth the pain of waiting
この苦しみに耐えたら 得られる価値はあるのかしら
We’ll only end up hating (I’ll always love you)
最後に私たちが憎み合ったとしても
The child we may be creating (Love you)
それでも 自分の子供を作るんだろうな

[Hook]
Love child, never meant to be (Wait, wait, won’t you wait now, hold on)
ラブチャイルド 望んだわけじゃないのに
Love child, (Scorned by) Society
世間から見下されて
Love child, always second best (Wait, wait, won’t you wait now, hold on)
いつだって私たちのことは二の次、三の次
Love child, (Different from) Different from the rest
私たちは普通じゃないの

[Post-Chorus]
(Hold on, hold on, just a little bit longer) Mmm, baby
(待って もう少しでいいから)お願いよ
(Hold on, hold on, just a little bit longer) Mmm, baby
(待って もう少しでいいから)お願いよ

[Verse 2]
I started school in a worn, torn dress that somebody threw out (Somebody threw out)
私の学校生活は 誰かが捨てたボロボロの服を着ることから始まった
I knew the way it felt to always live in doubt
いつも疑心暗鬼になる気持ちが分かっていった
To be without the simple things
シンプルなものなんてない
So afraid my friends would see the guilt in me
友達に私が罪を背負っていることを知られるのが怖かった

[Pre-Chorus]
Ah, don’t think that I don’t need you (I’ll always love you)
あなたを求めていないなんて思わないで
Don’t think I don’t wanna please you
あなたなんか要らないなんて思わないで
But no child of mine will be bearing (I’ll always love you)
だって生まれてくる私の子供には
The name of shame I’ve been wearing (Love you)
私が抱えてきた恥ずかしい思いをさせたくないから

[Hook]
Love child, love child, never quite as good (Wait, wait, won’t you wait now, hold on)
ラブチャイルド いいことなんてちっとも無かった
Afraid, ashamed, misunderstood (Just a little bit longer, love child)
恐れ見下されて 誤解をされてきた
But I’ll always love you (Wait, wait, won’t you wait now, hold on)
それでも私はあなたを愛している
I’ll always love you (Just a little bit longer, love child)
どんな時でも愛してるの

Love Child/Diana Ross & The Supremes 解説

当時のシュープリームスは、フローレンス・バラード脱退やグループ名変更などもあり、以前ほどの勢いがなくなっていました。そこでモータウン創設者のベリー・ゴーディが作家陣を集め、「もう一度大ヒットを作ろう」と結成した制作チーム“The Clan”によって制作されたのが「Love Child」でした。

それまでのシュープリームスは恋愛曲中心でしたが、本曲では「父親のいない貧しい環境で育った女性」がテーマになっています。当時としてはかなり踏み込んだ内容で、モータウンのヒット曲としては異例レベルに社会性の強い作品でした。しかもレコードでは、実際のシュープリームスメンバーではなく、モータウンのセッションシンガー集団“ジ・アンダンツ”がコーラスを担当しています。

ちなみにアルバムジャケットでは、普段のゴージャス路線とは違ってかなりラフな服装になっています。曲のテーマに合わせてイメージまで変えているのが印象的ですね。にしても「Baby Love」みたいなキラキラ路線から、こういう少し泥っぽいテーマへ移行していく60年代後半のモータウン、面白いです。

曲名Love Child
(ラブ・チャイルド)
アーティスト名Diana Ross & The Supremes
(ダイアナ・ロス & ザ・スプリームス)
収録アルバムLove Child
リリース日1968年 9月30日(シングル)
1968年 11月13日(アルバム)

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