no body, no crime/ 歌詞和訳と意味

[Intro: ]
彼がやったのよ
彼が犯人

事件現場を連想させるようなパトカーのサイレンで楽曲が始まります。

[Verse 1: ]
エスティ―っていう友達がいてね
毎週火曜の夜は彼女と会うの
ディナーを食べたりワインを飲んだりね
エスティーは不眠に悩んでた
旦那の様子がおかしい、浮気の香りがするんだって
「彼の唇についてたメルローの色が私のとは違ったの、
共同の口座で買われてたジュエリーも私のじゃなかった」って
もう、疑いの余地はないわね
私が暴いて見せるわ、って

メルローは有名なワインの一種であると同時に、口紅の色としてもよく使われている名前で、エスティーは夫の唇に残る口紅の色で不貞を察したと考えられます。

[Chorus: & ]
彼女は言うの、「絶対クロだと思うけど、証明できないの」
彼はクロだと思う、でも証明できないの
彼はクロだと思う、でも証明できないの
証拠がないなら罪もない
でも私は死ぬまで諦めないわ、って

犯人を拘束するには証拠が必要という法的な考え方に言及していると思われます。

[Post-Chorus: ]
No, no
彼がやったのよ
No, no
彼が犯人

[Verse 2: ]
火曜の夜エスティーはオリーブガーデンの店に来なかった
仕事場にもどこにもいなかった
旦那は彼女の失踪届を出した
でも私気づいたの、彼の家の前を通りかかったとき
彼のトラック 新しいタイヤに替えてあったわ
そして愛人が引っ越してきたの
エスティーのベッドで寝たり好き放題
もう、疑いの余地はないわね
誰かが彼を突き出さなきゃ、だって

オリーブガーデンはイタリアンのチェーンレストランの名前。 ポップカルチャーにおいてタイヤを切りつけることは恋人や夫婦間での不貞に対する仕返しとして一般的な方法で、この歌詞においてテイラーはエスティーが夫に不貞について問いただしたことを示唆しています。

[Chorus: & ]
彼はクロだと思う、でも証明できないの(彼がやったのよ)
彼はクロだと思う、でも証明できないの(彼が犯人)
彼はクロだと思う、でも証明できないの
証拠がないなら罪もない
でも私は死ぬまで諦めないわ

“He did it”というエスティーの叫びのようなレスポンスが入っています。

[Post-Chorus: & ]
No, no
彼がやったのよ
No, no
彼が犯人

[Verse 3: & Danielle ]
15歳のときパパがボートの免許をとらせてくれていて良かったわ
事件現場を隠すには十分なくらい色んな家を掃除してきたし
エスティーのお姉さんは私と一緒にいたって証言してくれる
(彼女なら私と一緒にいたわよ)
彼の愛人が巨額の保険に加入してたのも、本当に良かったわ

エスティーの夫を殺し死体を水に沈めるという犯罪計画が暗に示されています。友達とともに酷いパートナーを殺害するというプロットはしばしば過去のカントリーミュージックでも描かれてきたテーマであり、メイドとしての経験を生かして事件現場を隠すという行為は1933年フランスで実際に起きた事件を思い起こさせます。

[Chorus: ]
皆彼女がクロだと思う、でも証明できないの
皆彼女がクロだと思う、でも証明できないの
彼女は私をクロだと思ってる、でも証明できないの

周囲は愛人が保険金目的でエスティーの夫を殺したと思っていますが、当の愛人はこの歌の語り手を疑っています。ただ夫がエスティーを殺したことを証明できなかったように、この語り手も捕まらず逃げおおせるようです。

[Outro: & ]
だって証拠がないなら罪もない
許さないって決めてたの、彼が―
証拠がないなら罪もない
あきらめないって決めてたの、彼が―
証拠がないなら罪もない
許さないって決めてたの、彼が死んだその日まで

エスティーの、「不貞を暴くことを死ぬまで諦めない」という誓いを継いで、語り手は「彼によるエスティーの殺害を暴くことを諦めない」と誓います。その結末を罪の告白ともとれるこの一節でしめくくっています。
曲名no body, no crime
(ノー・ボディー、ノー・クライム)
アーティスト名
(テイラー・スウィフト)
収録アルバム
リリース日1