「No Surprises」はイギリスのロックバンド、レディオヘッドが1997年のアルバム『OK Computer』で発表し、1998年にシングルカットされた楽曲です。アルバムを代表する1曲として知られています。
オルゴールのような鉄琴の音色と穏やかなメロディが印象的ですね。優しくて綺麗な曲なんですが、どこか息苦しさも感じる不思議な空気感があります。宇宙っぽい浮遊感も感じますよね。
タイトルの「No Surprises」は直訳すると「驚くことなんて何もない」。ただ歌詞では平穏な生活への憧れというより、日常に疲れ切った心情が描かれています。レディオヘッドらしい皮肉と虚無感が詰まった名曲です。それでは和訳を見ていきましょう!
No Surprises/Radiohead 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
A heart that’s full up like a landfill
ゴミだめのようなハート
A job that slowly kills you
君を静かに殺していく仕事
Bruises that won’t heal
傷は癒える様子もなく
You look so tired, unhappy
君は疲れ果てて不幸に見える
Bring down the government
政府を打ち倒そうか
They don’t, they don’t speak for us
あいつらは俺らと話し合わないし
I’ll take a quiet life
静かな人生を送ろう
A handshake of carbon monoxide
一酸化炭素と仲良くしてさ
[Chorus]
And no alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
Silent, silent
ただ静かにいさせてくれ
[Verse 2]
This is my final fit
これが死に装束ってわけだ
My final bellyache with
腹の痛みもこれで最後
[Chorus]
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
No alarms and no surprises, please
何の不安も驚きも与えないでくれ
[Verse 3]
Such a pretty house
これほど素敵な家に住んで
And such a pretty garden
綺麗な庭もあったというのに
[Chorus]
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)
No alarms and no surprises, please
何の不安も驚きも与えないでくれ
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)
No Surprises/Radiohead 解説
「No Surprises」は1995年に、レディオヘッドがR.E.M.のツアーに同行していた頃に書かれました。ボーカルのトム・ヨークは当時のデモを楽屋で両バンドのメンバーに聴かせていたそうです。ただ完成前の歌詞は寂れた男女関係を歌った内容で、のちに歌詞が書き直され、現在の形になりました。
ちなみに『OK Computer』のレコーディングで最初に録音された曲でもあります。実はバンドはその後何度も録り直したのですが、結局どのテイクも最初の録音を超えられず、アルバムにはファーストテイクがそのまま採用されました。
MVもかなり有名で、水が少しずつ満たされるヘルメットの中でトム・ヨークが歌い続けるという内容になっています。撮影では実際に水を入れていて、トム本人は息を止めながら演技していたそうです。レディオヘッドのMVの中でも特に印象に残る作品ですよね。ちなみにこの曲はUKチャートで最高4位を記録し、現在では「Creep」に次ぐレディオヘッド屈指の人気曲になっています。
| 曲名 | No Surprises (ノー・サプライゼズ) |
| アーティスト名 | Radiohead (レディオヘッド) |
| 収録アルバム | OK Computer |
| リリース日 | 1998年 1月12日(シングル) 1997年 5月21日(アルバム) |
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