Space Oddityはある宇宙飛行士が宇宙へと旅立ち、トラブルの末地球へ戻れなくなるさまを歌った曲です。この曲はあの有名なスタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』にインスパイアされて書かれた曲です。

2013年にカナダの宇宙飛行士であるクリス・ハドフィールドが宇宙ステーションでこの曲の替え歌を歌い、「宇宙で初撮影のMV」として非常に話題になりました。

この曲に宇宙飛行士として登場するMajor Tom(トム少佐)は「Ashes To Ashes」や「Hallo Spaceboy」、「New Killer Star」などの他のデヴィッド・ボウイの曲にも登場します。また彼の名前はイギリスの首相、ジョン・メージャーの父親でありミュージシャンであるトム・メージャーに由来しています。ちなみにゲーム「メタルギアソリッド3」に登場するトム少佐も、この曲からインスパイアされています。

今回はそんなDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)、「Space Oddity(スペイス・オディティ)」の和訳を紹介します。

「Space Oddity」歌詞の意味と和訳

管制室からトム少佐へ
管制室からトム少佐へ
プロテインピルを所持し
ヘルメットを装着せよ
管制室からトム少佐へ
カウントダウンを開始 エンジン点火
エンジンの点火を確認
君に神のご加護があらんことを

最初に描かれるのは、宇宙船の離陸シーン。曲のバックでは離陸のカウントが流れ、トム少佐は宇宙へと飛び立ちます。

こちら管制室からトム少佐へ
よくやった 成功だ
新聞記者は知りたがってるぞ
君がどのチームのシャツを着てるかを
さあカプセルを離す時が来た
君にその度胸があるならな

whose shirt: イギリスのスラングで、「どのフットボールチームのファンか」ということを指します。フットボールはイギリスで非常に人気の高いスポーツなので、偉業を成し遂げた人がどのチームのファンなのか注目されます。

こちらトム少佐から管制塔へ
今ドアから外へ出ようとしているが
フワフワ浮いて奇妙な感じだ
今日は星がとても違って見えるよ

私の座っているこのカプセルは
世界の遥か上空に浮かんでいる
母なる地球は青い星だ
私に出来ることは何もないな

10万マイルは飛んだだろうか
私にはまだ実感がわかない
私の宇宙船はどこへ向かうのだろう
妻に愛していると伝えたい
彼女はわかっているだろうか

管制室からトム少佐へ
君の無線が故障した
何かトラブルが起きたようだ
聞こえるか?トム少佐
応答せよ 応答せよ
聞こえるか?トム少佐
応答せよ…

トム少佐との通信に障害が起き、連絡が取れなくなってしまった、ということですね。

私はカプセルに乗って
月の遥か上空で回遊している
母なる地球は青く美しい
私に出来ることは何もない

「Space Oddity(スペイス・オディティ)」 – David Bowie(デヴィッド・ボウイ)の歌詞を和訳