The Ballad Of John And Yoko/The Beatles 歌詞和訳と意味

[Verse 1: John Lennon]
Standing in the dock at Southampton
サウザンプトンの港に立って
Trying to get to Holland or France
オランダかフランスに向かおうとしたら
The man in the mac said
レインコートを着た男が言った
“You’ve got to go back”
君たちは戻った方がいい
You know, they didn’t even give us a chance
奴らは僕たちにチャンスすら与えないんだね

[Chorus: John Lennon]
Christ, you know it ain’t easy
神様、簡単じゃないよ
You know how hard it can be
どれだけハードなんだ
The way things are going
いつもこんな調子さ
They’re gonna crucify me
奴らは僕をはりつけにするんだ

ジョンの発言「僕たちはキリストより人気がある」のせいで大炎上した事件を彷彿するため、アメリカの多くのラジオで放送禁止に。

[Verse 2: John Lennon]
Finally, made the plane into Paris
なんとか飛行機でパリに到着して
Honeymooning down by the Seine
セーヌ川でハネムーンを過ごしてたら
Peter Brown called to say
ピーター・ブラウンから連絡が来た
“You can make it okay
“朗報だ”
You can get married in Gibraltar, near Spain”
“スペイン近郊のジブラルタルなら結婚式を挙げられるぞ”

the Seine:セーヌ川。フランス第2の河川。
Peter Brown:ビートルズのマネージャー ブライアン・エスプタインのアシスタント

[Chorus: John Lennon]
Christ, you know it ain’t easy
神様、簡単じゃないね
You know how hard it can be
どれだけハードなんだ
The way things are going
いつもこんな調子さ
They’re gonna crucify me
奴らは僕をはりつけにするんだ

[Verse 3: John Lennon]
Drove from Paris to the Amsterdam Hilton
パリからアムステルダムのヒルトンホテルまでドライヴ
Talking in our beds for a week
1週間、ベッドで語り合った
The news people said
マスコミが尋ねた
“Say what you doing in bed?”
“ベッドで何してるんですか?”
I said, “We’re only trying to get us some peace”
平和を求めてるだけと答えたよ

ジョンとヨーコによる平和活動パフォーマンス「ベッド・イン」。この頃のジョンはヨーコと平和にしか興味がなかったそうです。

[Chorus: John Lennon]
Christ, you know it ain’t easy
神様、簡単じゃないね
You know how hard it can be
どれだけハードなんだ
The way things are going
いつもこんな調子さ
They’re gonna crucify me
奴らは僕をはりつけにするんだ

[Bridge: John Lennon]
Saving up your money for a rainy day
不測の事態に備えて貯金しとけって言うけど
Giving all your clothes to charity
衣装はすべてチャリティーに出してしまった
Last night the wife said
昨夜、妻が言った
“Poor boy, when you’re dead
“ひどいわ”
You don’t take, nothing with you but your soul”
あなたが死んだら魂しか残ってないじゃないの”
Think!
“よく考えて!”

[Verse 4: John Lennon]
Made a lightning trip to Vienna
ウィ-ンへ特急で向かった
Eating chocolate cake in a bag
車内でチョコレートケーキを食べた
The newspaper said
新聞にこう書かれた
“She’s gone to his head
“彼女が彼を狂わせた”
They look just like two gurus in drag”
“2人ともドラッグまみれの教祖のよう”

新聞社がジョンとヨーコを皮肉ってます。当時のヨーコはシャーマンな印象があります。現在はとても人間的な女性のイメージですが、いつから潮目は変わったんでしょうね。

[Chorus: John Lennon & Paul McCartney]
Christ, you know it ain’t easy
神様、簡単じゃないね
You know how hard it can be
どれだけハードなんだ
The way things are going
いつもこんな調子さ
They’re gonna crucify me
奴らは僕をはりつけにするんだ

[Verse 5: John Lennon & Paul McCartney]
Caught the early plane back to London
始発の飛行機でロンドンに戻った
Fifty acorns tied in a sack
50袋のドングリをカバンに入れた
The men from the press said
記者が言った
“We wish you success
“あなたたちの成功を祈ってます”
It’s good to have the both of you back”
“戻って来てくれて嬉しいです”

acorn:どんぐり。平和運動の一環で世界各国にどんぐりを郵送。イギリスのコベントリー大聖堂にジョンとヨーコはどんぐりを植えました。

[Chorus: John Lennon & Paul McCartney]
Christ, you know it ain’t easy
神様、簡単じゃないね
You know how hard it can be
どれだけハードなんだ

The way things are going
いつもこんな調子さ
They’re gonna crucify me
奴らは僕をはりつけにするんだ

曲名The Ballad Of John And Yoko
(ジョンとヨーコのバラード)
アーティスト名The Beatles
(ザ・ビートルズ)
収録アルバム1967–1970
リリース日1969年 5月30日(シングル)
1973年 4月2日(アルバム)

The Ballad Of John And Yoko/The Beatles 解説

「The Ballad Of John And Yoko」はリバプール(イギリス)のロックバンド、ザ・ビートルズが1969年に発表した楽曲です。ジョンの作品です。

1969年3月12日にポールがリンダと結婚式し、3月20日にはジョンとヨーコがジブラルタルで結婚式を挙げました。たった10分間のセレモニーの後、すぐにアムステルダムへ行き、マスコミ向けの平和イベント “ベッドイン” を開きました。

この曲はハネムーン先のパリにて、3~4月の出来事について書かれてます。しかもレコーディングはジョンとポールの2人だけで行われました。ジョージとリンゴをせっかちのジョンは待つことができなかったんです。エンジニアは『レット・イット・ビー』に参加しなかったジェフ・エメリックが担当してます。

当時のビートルズは4人の方向性がバラバラでしたが、二人だけのレコーディングはいい雰囲気でした。ベース、ドラム、マラカス、ピアノ、コーラス担当のポールはサウンドが躍動してます。楽しく演奏してるのが分かります。

ジョン「テンポを少しあげてくれ、リンゴ」
ポール「OK、ジョージ」

このエピソードだけでも心の絆を感じます。この時期が険悪なだけでビートルズは家族なんです。