Higher Ground/Stevie 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
People keep on learning
人は学び続け
Soldiers keep on warring
戦士たちは戦い続け
World keep on turning
世界は廻り続ける
‘Cause it won’t be too long
どれも長くは続かないから

[Verse 2]
Powers keep on lying
権力者たちは嘘を重ねる
While your people keep on dying
人々が死んでいくのを意にも介さずに
World keep on turning
世界は廻り続ける
‘Cause it won’t be too long
どれも長くは続かないから

[Chorus]
I’m darn glad he let me try it again
また挑戦させてもらえて嬉しいよ
Because my last time on earth I lived whole world of sin
前世じゃ罪ばかり犯してきたから
I’m glad that I know more than I knew then
あの頃より知識があって嬉しいよ
Going to keep on trying
まだ戦い続けたい
‘Til I reach my highest ground
1番の高みに到達するまで

輪廻転生の価値観と、それによって複数の前世を生き抜いてきた人の視点で世界が描かれています。「高み」というのが指すものが天国なのかニルヴァーナなのか、また別の世界なのかは定かではありません。

[Verse 3]
Teachers keep on teaching
教師たちは教え続け
Preachers keep on preaching
牧師たちは説教を続け
World keep on turning
世界は廻り続ける
‘Cause it won’t be too long
どれも長くは続かないから
Oh no

次の世代に必要なことを教える教師たち、できる限り多くの人々が天国へとたどり着けるよう教えを説く牧師たちを描いています。しかし終わりの近い世界においてはそれも必要ないのかもしれません。

[Verse 4]
Lovers keep on loving
恋人たちは愛し合い続け
Believers keep on believing
信仰者たちは信じ続け
Sleepers just stop sleeping
眠っていた者たちは目を覚ます
‘Cause it won’t be too long
どれも長くは続かないから
Oh no

本当に大事なものを直視しようとせず生きる人々の様子を「眠り」に喩えていると考えられます。

[Chorus]
I’m darn glad he let me try it again
また挑戦させてもらえて嬉しいよ
Because my last time on earth I lived whole world of sin
前世じゃ罪ばかり犯してきたから
I’m glad that I know more than I knew then
あの頃より知識があって嬉しいよ
Going to keep on trying
まだ戦い続けたい
‘Til I reach my highest ground
1番の高みに到達するまで
Woo

[Outro]
‘Til I reach my highest ground
1番の高みに到達するまで
No one’s going to bring me down
誰も僕を止められない
Oh no
‘Til I reach my highest ground
1番の高みに到達するまで
Don’t you let nobody bring you down
誰にも邪魔させるんじゃない
(They’ll sho ‘nuff try)
(きっと邪魔するだろうけど)
God is gonna show you highest ground
神様が君に1番の高みを見せてくれるはず
He’s the only friend you’ll have around
神様だけが信ずべき友なんだ
‘Cause the rest of the world will bring you down
他の全てが君を邪魔するんだから

曲名Higher Ground
(ハイアー・グラウンド)
アーティスト名Stevie
(スティービー・ワンダー)
収録アルバム
リリース日 7月(シングル)
(アルバム)

Higher Ground/Stevie 解説

輪廻転生をうたった仏教的な歌詞

輪廻転生(reincarnation)を感じさせる歌詞が特徴のHigher Groundですが、この宗教観は仏教的なもので、スティービーがキリスト教圏で育ってきたことを考えるとめずらしい歌詞に感じられますね。

Higher Groundを書いた後の話になるのですが、スティービーは交通事故に遭い4日間昏睡状態に陥るほどの経験をしました。そのこともあり、輪廻転生という考え方をスティービーはなおさら深く信じるようになったそうです。

スティービーは、New York TimesのインタビューでHigher Groundに関連してこう答えています。

“I would like to in reincarnation. I would like to that there is another life. I think that sometimes your consciousness can happen on this earth second time around. For me, I wrote “Higher Ground” even before the accident. But something must have been telling me that something was going to happen to make me aware of lot of things and to get myself . This is like my second chance for life, to do something or to do more, and to value the fact that I am alive.”

(僕は輪廻転生を信じたい。別の人生が存在するってことを。この地球で意識が目覚めるのは2度目だってことは、ありえると思うんだ。僕で言うと、交通事故の前に”Higher Ground”を作曲したけど、何かがきっと僕に教えてくれたんだよ、色んなことに気づいて、自分を取り戻すために、何かが起きるってことを。何かをしたり、自分が生きてるってことを大切にするために2度目の人生のチャンスをもらったみたいだよ)

全てをスティービーひとりで3時間で作った

Higher Groundが凄いのは、作曲からレコーディングまで全ての工程をたった3時間で終わらせただけでなく、ドラムやパーカッションも含めた全てのパートをスティービーが自分でプレイしているところ。

マルチプレイヤーだったり、曲作りの時間が短いアーティストは他にもいますが、どちらも兼ね備えた天才型のアーティストはそうそういません。スティービーの才能が感じられるエピソードですね。

参考にさせていただいたサイト:genius.com海外版Wikipedia