Wake Me Up When September Ends/Green Day 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
夏が来て過ぎ去った
もう無邪気ではいられない
9月を過ぎたら起こしてくれ
父が去ってしまったように
瞬く間に7年が過ぎた
9月を過ぎたら起こしてくれ
[Chorus]
また雨が降り出した
星から降りそそいで
俺の痛みをまた満たしていく
それが俺達を作っていくんだ
記憶が薄れても
何を失ったかは忘れない
9月を過ぎたら起こしてくれ
[Verse 2]
夏が来て過ぎ去った
もう無邪気ではいられない
9月を過ぎたら起こしてくれ
またベルを鳴らしてくれ
春が始まった時と同じように
9月を過ぎたら起こしてくれ
[Chorus]
また雨が降り出した
星から降りそそいで
俺の痛みをまた満たしていく
それが俺達を作っていくんだ
記憶が薄れても
何を失ったかは忘れない
9月を過ぎたら起こしてくれ
[Verse 3]
夏が来て過ぎ去った
もう無邪気ではいられない
9月を過ぎたら起こしてくれ
父が去ってしまったように
瞬く間に20年が過ぎた
9月を過ぎたら起こしてくれ
曲名 | Wake Me Up When September Ends (ウェイク・ミー・アップ・ウェン・セプテンバー・エンズ) |
アーティスト名 | Green Day (グリーン・デイ) |
収録アルバム | American Idiot |
リリース日 | 2005年 8月31日(シングル) 2004年 9月21日(アルバム) |
Wake Me Up When September Ends/Green Day 解説
Green Day(グリーン・デイ)のボーカルであるビリーは、10歳の時に父親を亡くしました。父が亡くなったのは1982年の9月(September)。死因は食道がんでした。父の葬式のあと、ビリーはショックのあまり部屋にこもってしまい、母が部屋の扉をノックしても「Wake Me Up When September Ends!(9月が終わったら起こして!)」と返すのみだったそう。
ビリーはその7年後、Green Dayの前身になるバンドSweet Childrenを結成。そして死後20年の時を経て、ビリーは亡き父親に捧げる曲を書き上げます。タイトルは「Wake Me Up September Ends」。こうしてGreen Dayを代表する名曲が生まれたのでした。
ちなみにこの曲が収録されているアルバム「American Idiot」はJesus of Suburbiaというキャラクターのストーリーを追ったコンセプトアルバムのようになっているのですが、「Wake Me Up When September Ends」だけはそのストーリーに関わらない曲として収録されています。
というのも、この前に発売されていたコンピレーションアルバム「シェナニガンズ」製作のタイミングでは完成していたのですが、ビリーがまだ心の準備ができていなかったため「American Idiot」にずれ込んで収録されたのでした。
この曲のMVを撮影したのは、Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」のMVを手掛けたサミュエル・ベイヤー。MVはビリーの体験した「父の喪失」を表現したものではなく、あの911テロを投影したものになっています。ちなみに、MV中の爆発表現はCGではなく全て本物だとか(!)。