曲名Whatever
(ホワットエヴァー)
アーティスト名Oasis
(オアシス)
収録アルバムTIME FLIES…1994-2009
リリース日1994年 12月18日(シングル)
2010年 6月14日(アルバム)

Whatever/Oasis 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
I’m free to be whatever I
俺は好きに生きるぜ
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
歌いたきゃブルースだって歌うさ
I’m free to say whatever I
俺は何を言ってもいいんだ
Whatever I like if it’s wrong or right, it’s alright
気に入ったら あとはどうだっていいのさ

このフレーズは、作曲したノエルが自分の父親に向けて書いたもの。自分と同じ建築の道に進むことを望んでいた父親に対する、ノエルの反発心が表れていますね。

[Chorus]
Always seems to me
いつも思うのさ
You only see what people want you to see
お前は人の望むものだけを見てる
How long’s it gonna be
いつになるだろう?
Before we get on the bus and cause no fuss
一緒に大人しくバスに乗るのは
Get a grip on yourself it don’t cost much
落ち着けよ そんな時間はかからないぜ

何にも疑問を持たず、普通の人のように生活する気はないことを暗に示しています。

[Verse 2]
Free to be whatever you
お前も好きに生きたらいい
Whatever you say if it comes no way, it’s alright
俺なんか気にせず好きに言えばいいさ
You’re free to be wherever you
どこにいたっていい
Wherever you please
気に入ったのならどこだっていいさ
You can shoot the breeze if you want
お望みならそこでお喋りしてもいいぜ

shoot the breeze:無駄なお喋りをすることです。

[Chorus]
It always seems to me
いつも思うのさ
You only see what people want you to see
お前は人の望むものだけを見てる
How long’s it gonna be
どれくらいかかるだろうか?
Before we get on the bus and cause no fuss
一緒にバスに乗る前に喧嘩しなくなるにはさ
Get a grip on yourself it don’t cost much
落ち着けよ、そんな時間はかからないぜ

[Verse 3]
Free to be whatever I
俺は好きに生きるぜ
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
歌いたきゃブルースだって歌うさ

[Bridge]
Here in my mind
心の奥でわかってる
You know you might find something that you
お前もきっと見つけるはずだ
You thought you once knew but now it’s all gone
一度知ったのに忘れてしまった何かを
And you know it’s no fun
そんなの嬉しくなんかないぜ
You know it’s no fun
そう、嬉しくなんかない
And you know it’s no fun
嬉しくなんかないんだ

[Verse 4]
I’m free to be whatever I
俺は好きに生きるぜ
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
歌いたきゃブルースだって歌うさ
I’m free to be whatever I
俺は好きに生きるぜ
Whatever I choose and I’ll sing the blues if I want
歌いたきゃブルースだって歌うさ
Whatever you do, whatever you say
何をしてもいい 何を言ってもいい
I know it’s alright
何もかも大丈夫さ
Whatever you do, whatever you say
何をしてもいい 何を言ってもいい
I know it’s alright
何もかも大丈夫さ

Whatever/Oasis 解説

コカ・コーラ125周年CMに使われたWhatever

アサヒビールの「アサヒ・オフ」やソニーの「VAIO」、トヨタの「マークXジオ」などのCMに使われたことで、Whateverは一気に日本でも認知されました。特に2012年のコカ・コーラ125周年記念キャンペーンCMで使われたものが有名です。子供たちの歌う姿と、CMに映し出される言葉の数々が心を打ちますね。

誰も知らないWhateverのMVの秘密

WhateverのMVはロンドンにあるMalcolm Ryan Studiosで撮影されたもので、ロンドン・セッション・オーケストラのメンバーとともにオアシスがWhateverを演奏する様子を写しています。

MVのノエルはやたらと笑顔。これは撮影の前日に泥酔するほど酒を飲んでたからだそうです。撮影にもギリギリ遅刻しかけたらしいですから、相当飲んでたんでしょうね…。

ファンなら知ってる?ライブのWhateverの秘密

前述したCMによる認知度向上も手伝ってか、Whateverは日本での人気が非常に高いです。そんなことを知るわけもないノエルは、日本での人気の高さを非常に不思議がっていますが、その影響で日本のライブではよく演奏されます。

ライブでは曲のアウトロでThe Beatlesの「Octopus Garden」、もしくはMott the Hoopleの「All the Young Dudes」の歌詞を続けて歌うことが多いです。後者を歌う場合は、「Dudes」を「Blues」に歌いかえるのですが、これはメンバーのギャラガー兄弟がファンであるマンチェスター・シティFCのことを指しています。

ボーカルが間違えてライブ放棄したことがある

オアシスのボーカルであるリアムは、メンバーのノエルの弟。かなりヤンチャで自由奔放な彼ですが、ライブで「Whatever」の入りを間違えてノエルに怒られ、ボーカルを譲ったことがあります。その時の映像がこちら。これを見るとリアムに落ち度はなくて、ハーモニカにつられちゃった感じですね。