Blue Moon/Rod Stewart 歌詞和訳と意味

[Intro: Rod Stewart]
Once upon a time, before I took up smiling
僕が 心からの笑顔を忘れてしまう前
I hated the moonlight
月の光が 嫌いだった
Shadows of the night that poets find beguiling
詩人たちを魅了する 夜の月影は
Seemed flat as the moonlight
僕には 昼の灯りと同じに見えた
With no one to stay up for I went to sleep at ten
夜更かしをする相手もいないし 10時には眠りにつく
Life was a bitter cup for the saddest of all men
人生なんて苦くてつまらない 寂しい男だったのさ

[Chorus: Rod Stewart]
Blue moon
青い月よ
You saw me standing alone
ひとりぼっちの僕を見られてしまったね
Without a dream in my heart
心には描く夢もなく
Without a love of my own
愛する人もいない
Blue moon
ブルームーン
You knew just what I was there for
君は知っていたよね
You heard me saying a prayer for
僕の心からの祈りが 聞こえてたはずだよ
Someone I really could care for
本当に大切だと思える人に出会いたいんだって

[Post-Chorus: Rod Stewart]
And then there suddenly appeared before me
すると その人は突然に現れたんだ
The only one my arms would ever hold
いつまでも抱きしめていたい たった一人の人
I heard somebody whisper, “Please, adore me”
そして 誰かの囁きが聞こえたんだ 「どうか 私を愛してください」って
And when I looked, the moon had turned to gold
空を見上げれば 月が金色に変わっていたのさ!

[Chorus: Rod Stewart]
Blue moon
青い月よ
Now I’m no longer alone
僕はもう ひとりじゃない
Without a dream in my heart
心に描く夢もなく
Without a love of my own
愛する人がいない 僕じゃない

[Guitar Interlude: Eric Clapton]

[Post-Chorus: Rod Stewart]
And then there suddenly appeared before me
そして その人は突然に現れたんだ
The only one my arms would ever hold
いつまでも抱きしめていたい たった一人の人
I heard somebody whisper, “Please, adore me”
そして 誰かの囁きが聞こえたんだ 「どうか 私を愛してください」って
And when I looked, the moon had turned to gold
空を見上げれば 月が金色に変わっていたのさ!

[Outro: Rod Stewart]
Blue moon
青い月よ
Now I’m no longer alone
僕はもう ひとりじゃない
Without a dream in my heart
心に描く夢もなく
Without a love of my own
愛する人がいない 僕じゃない
Without a love of my own
Without a love of my own
Now I have a girl of my own
今 僕には 愛すべき人がいるんだよ

曲名Blue Moon
(ブルー・ムーン)
アーティスト名Rod Stewart
(ロッド・スチュワート)
収録アルバムStardust… the Great American Songbook, Volume III
リリース日不明(シングル)
2004年 10月19日(アルバム)

Blue Moon/Rod Stewart 解説

なんとロマンチックな一曲でしょう・・・。

気持ちで景色の色が変わる、月が青く見えたら寂しい時。そして、また金色に変わるときには、心が満たされている・・・。

愛する人を抱きしめながら、チラリと夜空に目を向ければ、そこにはウィンクして微笑んでいるお月様がいそうです。

ロッド・スチュワートによる、ポップ・スタンダードのカバー集「 The Great American Songbook, 」のVolume IIIに収録。

このアルバムは、Billboard 200の首位を獲得、そして第47回グラミー賞で、最優秀トラディッショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞。

ロマンチックなスタンダードナンバーと、ロッドの伸びやかで艶のある歌声を堪能できます。(ちなみにVolume ,Ⅴまで発売されています)

コーラスを繰り返し歌うことの多いスタンダードナンバーですが、ロッドは、きっちりイントロから歌っており、ストーリー性をより感じさせてくれます。

実際に「ブルームーン現象」というのがあって、1ヶ月で2回満月がある現象のこと。とっても珍しいので、アメリカでは「once in a blue moon」で「決してありえないこと、ごく稀に起こること」という意味で使っているようです。

余談ですが、「Blue Moon」というカクテルもあって、三角のグラスに、神秘的なブルーのグラス。このカクテルに隠されたメッセージも「ありえないこと」と言われているんだとか。花言葉のように、カクテル言葉も知らずに注文してしまうと、相手を混乱させてしまうかも?