Say It Ain’t Soは、ボーカルのリヴァースが高校生時代に経験した出来事を歌った曲です。

リヴァースは4歳の時、両親の離婚を経験。父親が酒に溺れアルコール依存症になっていたことが原因でした。その後、母親の再婚に伴いスティーブンという義理の父親と暮らすようになります。

そして高校生になったリヴァースがある日家に帰ると、冷蔵庫には1本のビールが。リヴァースは、また父親が酒に溺れて離婚するのではと不安に駆られました。この時の事を歌ったのがSay It Ain’t Soです。ちなみにリヴァースは21歳までアルコールは一度も口にしなかったので、よっぽどのトラウマだったんでしょうね。

ちなみに、歌詞に出てくるジミーはリヴァースの弟で、4歳の時にいなくなった実父はフランクといいます。フランクは離婚後にアルコール中毒から立ち直り、牧師になりました(歌詞にもそれが描かれていますね)。またちょうどこの曲がリリースされる頃にリヴァースはフランクを見かけ、仲直りすることができたそうです。

Say It Ain’t So/Weezer 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Somebody’s Heine is crowding my icebox
誰かのハイネケンが冷蔵庫に入ってる
Somebody’s cold one is giving me chills
その一本が僕をぞっとさせるんだ
Guess I’ll just close my eyes
見なかったことにしよう

[Pre-Chorus]
Oh, yeah, alright, feels good, inside
大丈夫だよ 心配ないさ

[Verse 2]
Flip on the tele, wrestle with Jimmy
テレビをつけて ジミーと遊んでると
Somethin’ is bubblin’ behind my back
後ろで何かがぶくぶく音を立ててる
The bottle is ready to blow
ボトルはもう開く寸前

[Chorus]
Say it ain’t so, your drug is a heartbreaker
違うって言ってくれ 胸が張り裂けそうだ
Say it ain’t so, my love is a life taker
違うって言ってくれよ 僕の愛が殺してしまう

[Verse 3]
I can’t confront you, I never could do
あなたとは向き合えない 絶対に
That which might hurt you, so try and be cool
向き合えば傷つけるから落ち着こうとしてる

When I say
こう言っちゃう
“This way is a water slide away from me
「こんなの僕から離れていくだけだよ
That takes you further every day
毎日心が離れていっちゃうんだ」
So be cool
だから落ち着かなきゃ

[Chorus]
Say it ain’t so, your drug is a heartbreaker
違うって言ってくれ 胸が張り裂けそうだ
Say it ain’t so, my love is a life taker
違うって言ってくれよ 僕の愛が殺してしまう

[Bridge]
Dear daddy, I write you
親愛なる父さん 手紙を書くよ
In spite of years of silence
何年も連絡しなかったけどね
You’ve cleaned up, found Jesus
アル中から抜け出して 神に救われて
Things are good, or so I hear
良くなったって聞いたよ

This bottle of Stephen’s awakens ancient feelings
スティーブンのボトルを見るとあの頃の気持ちがあふれ出す
Like father, stepfather
父さんや 義理の父さんのように
The son is drowning in the flood
僕も洪水に溺れそうだよ

[Chorus]
Say it ain’t so, your drug is a heartbreaker
違うって言ってくれ 胸が張り裂けそうだ
Say it ain’t so, my love is a life taker
違うって言ってくれよ 僕の愛が殺してしまう

曲名Say It Ain’t So
(セイ・イット・エイント・ソー)
アーティスト名Weezer
(ウィーザー)
収録アルバムWeezer(The Blue Album)
リリース日1995年 7月13日(シングル)
1994年 5月10日(アルバム)