「Wish You Were Here」はイギリスのロックバンド、ピンク・フロイドが1975年にリリースした楽曲です。同名のアルバムのタイトル曲でもあります。
アコースティックギターを中心としたシンプルなサウンドなのに、なんとも言えない寂しさがありますね。ラジオからギターが流れてくるようなイントロも印象的です。
「Wish You Were Here」は「ここにいてくれたら」という意味。元メンバーのシド・バレットを思わせる歌詞として知られていますが、実はそれだけではないようです。それでは和訳を見ていきましょう!
Wish You Were Here/Pink Floyd 歌詞和訳と意味
[Intro]
“And disciplinary remains mercifully”
「そして規律は ありがたいことに残っている」
“Yes and um, I’m with you, Derek, this star nonsense”
「そう ええと デレク 君の言うことはわかるよ この星のくだらない話だけど」
“Yes, yes”
「そう そう」
“Now which is it?”
「それで どっちなんだ?」
“I am sure of it”
「間違いないよ」
[Verse 1: David Gilmour]
So, so you think you can tell
そう 君にはわかると思っているんだね
Heaven from Hell? Blue skies from pain?
天国と地獄の違いが? 青空と痛みの違いが?
Can you tell a green field from a cold steel rail?
緑の野原と 冷たい鉄のレールを見分けられる?
A smile from a veil? Do you think you can tell?
笑顔と ベールに隠されたものを? 君にはわかると思う?
[Verse 2: David Gilmour]
Did they get you to trade your heroes for ghosts?
誰かに言われるまま 英雄を亡霊と引き換えたのか?
Hot ashes for trees? Hot air for a cool breeze?
熱い灰を木々と引き換えた? 熱気を涼しい風と引き換えた?
Cold comfort for change? Did you exchange
冷たい慰めを 変化と引き換えた? 君は何を差し出した?
A walk-on part in the war for a lead role in a cage?
戦場の端役を 檻の中の主役と引き換えたのか?
[Chorus: David Gilmour]
How I wish, how I wish you were here
ああ ここに君がいてくれたら どんなによかっただろう
We’re just two lost souls swimming in a fishbowl, year after year
僕らはただ 水槽の中を泳ぎ続ける 迷える二つの魂
Running over the same old ground, what have we found?
いつも同じ場所を巡って 何を見つけたんだろう?
The same old fears, wish you were here
変わらない恐れだけ ここに君がいてくれたらいいのに
Wish You Were Here/Pink Floyd 歌詞和訳と意味
「Wish You Were Here」は、元メンバーのシド・バレットを思わせる曲として有名です。バレットはピンク・フロイドの中心人物でしたが、1968年にバンドを脱退。その後、音楽活動から離れていきました。本曲の歌詞を書いたロジャー・ウォーターズは、自分自身に向けた歌でもあると話していて、「ちゃんと自分の人生に存在すること」がテーマの一つだったそうです。
ちなみにレコーディング中には、なんとシド・バレット本人がアビイ・ロード・スタジオに突然現れています。当時のバレットは髪と眉毛をすべて剃っていたため、メンバーたちは最初誰なのかわからなかったそうです。この日はちょうど「Shine On You Crazy Diamond」の最終ミックス中で、ロジャーが曲について聞くと、バレットは「ちょっと古い感じがする」という趣旨の感想を返したとか。
最初に聞こえるラジオはデヴィッド・ギルモアの車のラジオを録音したもので、チューニングを回していくと最後に「Wish You Were Here」が流れ始めるようになっています。さらにレコーディングにはジャズ・バイオリニストのステファン・グラッペリも参加していましたが、最終ミックスではほとんど聞こえないほど小さくされてしまい、クレジットすらされませんでした。2011年のリマスター版では、その幻のバイオリンをしっかり聴ける別バージョンが公開されています。こちら、興味があればぜひ。
| 曲名 | Wish You Were Here (邦題:あなたがここにいてほしい) |
| アーティスト名 | Pink Floyd (ピンク・フロイド) |
| 収録アルバム | Wish You Were Here |
| リリース日 | 1975年 9月12日(シングル) 1975年 9月12日(アルバム) |
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