「Everybody Wants to Rule the World」は、イギリスのバンド、ティアーズ・フォー・フィアーズが1985年にリリースした楽曲です。アルバム『Songs from the Big Chair』からの3rdシングルで、アメリスのBillboard Hot 100では1位、全英シングルチャートでは2位を記録しました。
軽快なギターとシンセの音色が印象的で、80年代らしいサウンドですが全然聞き苦しくなく、むしろ心地よいですね。ネトフリのドラマ『ストレンジャー・シングス』などで使われたこともあって、意外と耳にしたことがある人も多いはず。
タイトルはかなり前向きに聞こえますが、実際には権力への欲望や戦争が生む悲惨さをテーマにした曲です。明るいメロディとのギャップがすごい。それでは和訳を見ていきましょう!
Everybody Wants to Rule the World/Tears for Fears 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
Welcome to your life
君の人生にようこそ
There’s no turning back
もう戻れないさ
Even while we sleep
眠っている時でさえ
We will find you
僕らは君を見てるんだ
[Chorus]
Acting on your best behaviour
ちゃんと正しく振る舞っているのをね
Turn your back on Mother Nature
母なる自然に背を向けて
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
[Verse 2]
It’s my own design
俺の計画
It’s my own remorse
俺の悔悟だ
Help me to decide
決めるのを手伝ってくれないか
Help me make the
手伝ってくれないか
[Chorus]
Most of freedom and of pleasure
自由と喜びを精一杯享受するのを
Nothing ever lasts forever
永遠に続くものなんてないから
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
[Bridge]
There’s a room where the light won’t find you
光も届かない場所がある
Holding hands while the walls come tumbling down
壁が崩れ去る間のを彼らが手を繋いで
When they do, I’ll be right behind you
見守る間、俺は君のすぐ後ろにいよう
[Chorus]
So glad we’ve almost made it
もうすぐ実現できるのが嬉しいんだ
So sad they had to fade it
消えていくものがあるのは悲しいけれど
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
[Chorus]
I can’t stand this indecision
こんな優柔不断はもう耐えられないんだ
Married with a lack of vision
ずっと何も見えていない
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
[Chorus]
Say that you’ll never, never, never, never need it
もう2度とそんなものは必要ないと言ってくれ
One headline, why believe it?
たった一つの見出しをなぜ信用する?
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
[Chorus]
All for freedom and for pleasure
全ては自由と喜びのために
Nothing ever lasts forever
永遠に続くものなんてないから
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
Everybody Wants to Rule the World/Tears for Fears 解説
本曲は、アルバム『Songs from the Big Chair』の制作終盤に追加された楽曲です。ローランド・オーザバルがアコースティックギターで2つのコードを弾いたことをきっかけに制作が始まり、わずか2週間で録音されました。最初はローランド自身もそこまで手応えを感じていなかったらしく、プロデューサーのクリス・ヒューズがアメリカでヒットする曲になると説得して完成したそうです。
ちなみに、サビの最後は当初「Everybody wants to go to war」という、より直接的な歌詞だったそうです。そこから現在のタイトルに変えたことで、戦争だけでなく、人が権力を求めること全体を歌った曲として受け取れるようになっています。リードボーカルのカート・スミスも、この曲は権力や戦争、その悲惨さについて歌っていると語っていますね。
また、本曲の跳ねるようなリズムは、ティアーズ・フォー・フィアーズにとって少し珍しいアプローチでした。ローランドによると、シンプル・マインズの「Waterfront」や、リンクスの「Throw Away the Key」からも影響を受けていたとのこと。明るく聴こえるのにテーマはかなり重い、このバランスが本曲のすごさかもしれません。
| 曲名 | Everybody Wants to Rule the World (エブリバディ・ウォンツ・トゥー・ルール・ザ・ワールド) |
| アーティスト名 | Tears for Fears (ティアーズ・フォー・フィアーズ) |
| 収録アルバム | Songs from the Big Chair |
| リリース日 | 1985年 3月15日(シングル) 1985年 2月25日(アルバム) |
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