名曲からマイナー曲まで。洋楽の歌詞和訳を紹介

Desperado/Eagles 歌詞和訳と意味

「Desperado」はアメリカのロックバンド、イーグルスが1973年に発表した楽曲です。同名アルバム『Desperado』に収録された楽曲で、シングルカットはされなかったにもかかわらず、現在ではイーグルスを代表する1曲として知られています。

派手な曲ではないんですが、ピアノを中心にしたアレンジとドン・ヘンリーの切ないボーカルが本当に心地いいですね。カントリーやロックの要素はありつつも、どこか映画のワンシーンを見ているような空気感があります。イーグルスといえば「Hotel California」を思い浮かべる人も多いですが、個人的には「Desperado」こそ彼らの魅力が詰まった名曲な気がします。

タイトルの「Desperado」は「ならず者」や「無法者」という意味です。ただ、この曲で描かれているのは西部劇のガンマンというより、自分の殻に閉じこもってしまった孤独な人間の姿かもしれません。それでは和訳を見ていきましょう!

Desperado/Eagles 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Desperado, why don’t you come to your senses
ならず者よ 目を覚ましたらどうだ?
You’ve been out ridin’ fences for so long now
もう長いことフェンスを越えられないな

Oh, you’re a hard one
ああ お前は強い男だとも
I know that you’ve got your reasons
でもお前なりの理由があるんだろう
These things that are pleasin’ you
そんなもので自分を癒やすなんて
Can hurt you somehow
むしろ傷つくかもしれないのに

[Chorus]
Don’t you draw the queen of diamonds, boy
「ダイヤのクイーン」を引いてないか?
She’ll beat you if she’s able
いざとなったらそいつに裏切られるぜ
You know the queen of hearts is always your best bet
いつだって「ハートのクイーン」が最高の手

Now it seems to me, some fine things
お前にとって大事なものはすでに
Have been laid upon your table
テーブルに置かれている気がするが
But you only want the ones that you can’t get
手に入れられないものだけを求めるんだろ

[Verse 2]
Desperado
ならず者よ
Oh, you ain’t getting no younger
人は老いるものさ
Your pain and your hunger
お前の感じる苦しみと飢えは
They’re driving you home
故郷への想いを募らせるんだ

And freedom, oh, freedom
自由 そう自由なんてものは
Well that’s just some people talking
どこかの誰かが語ったまやかし
Your prison is walking through this world all alone
お前を閉じ込める檻はどこへでもついてくる

[Chorus]
Don’t your feet get cold in the winter time?
冬でも足は凍えないのか?
The sky won’t snow and the sun won’t shine
雪は降らず太陽の光も差さない
It’s hard to tell the night time from the day
昼に夜のことを語るのは難しい
And you’re losing all your highs and lows
お前はもう何も感じなくなったが
Ain’t it funny how the feeling goes away…
なんでそうなっちまったんだろうな

[Verse 3]
Desperado
ならず者よ
Why don’t you come to your senses?
自分に正直になれよ
Come down from your fences, open the gate
フェンスから下りてゲートを開けろ
It may be rainin’, but there’s a rainbow above you
雨に降られたあとは虹がかかるものさ

You better let somebody love you (Let somebody love you)
人からの愛を受け入れてみろ
You better let somebody love you
人からの愛を受け入れてみろよ
Before it’s too late
手遅れになる前に

Desperado/Eagles 解説

1973年にリリースされた「Desperado」ですが、この曲は作詞家であるドン・ヘンリーが60年代に作詞し、お蔵入りになっていた曲でした。彼がイーグルスのグレン・フライに出会い、共に曲作りをしたことがきっかけで、「イーグルスに歌ってほしい」とドン・ヘンリーがオファーしました。

ロンドンでデビューアルバムを録音したあと、ロサンゼルスへ戻ってすぐに書き上げた曲で、「Tequila Sunrise」も同じ時期に生まれています。後に「Hotel California」へと続く黄金コンビの原点とも言える1曲です。

アルバム『Desperado』自体は、西部の無法者をモチーフにしたコンセプトアルバムとして制作されました。もともとは“反英雄(アンチヒーロー)”をテーマにする構想だったそうですが、そこから西部劇の世界観へ発展したとのこと。グレン・フライはロックミュージシャンと無法者の生き方に共通点を見出していたそうで、その発想がアルバム全体の土台になっています。

ちなみにレコーディングはロンドンで行われ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーも参加しています。しかしドン・ヘンリー本人は大規模なオーケストラを前にかなり緊張していたそうです。さらにプロデューサーのグリン・ジョンズは「4〜5テイクで終わり」という方針だったため、後年になってヘンリーは「もっと上手く歌えたはず」と語っています。あれだけの名演でも本人は納得していなかったらしいです。

曲名Desperado
(邦題:ならず者)
アーティスト名Eagles
(イーグルス)
収録アルバムDesperado
リリース日1973年 4月17日(アルバム)

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