All You Need Is Love/The Beatles 歌詞和訳と意味

[Intro Repeat 3]
Love, love, love
ラヴ、ラヴ、ラヴ

ラヴラヴラヴは2小節。1、2回目のラヴラヴラヴは1小節目4/4拍子、2小節目3/4拍子。しかし3回目のラヴラヴラヴは両方4/4拍子。それでいてジョンの歌の入りの前の1小節が3/4拍子なので少し奇妙なリズムになります。ジョンぽさが出てます。

[Verse 1]
There’s nothing you can do that can’t be done
君ができないことは誰もできない
Nothing you can sing that can’t be sung
君が歌えない歌は誰も歌えない
Nothing you can say, but you can learn how to play the game
言葉を交わさなくてもゲームのやり方は学べるよ
It’s easy
簡単さ

[Verse 2]
Nothing you can make that can’t be made
君に作れないものは誰も作れない
No one you can save that can’t be saved
君が救えないものは誰も救えない
Nothing you can do, but you can learn how to be you in time
何もできなくても自分らしくいれる方法は学べるよ
It’s easy
簡単さ

[Chorus]
All you need is love
愛こそはすべて

All you need is love, love
愛こそはすべて
Love is all you need
愛こそはすべて

[Bridge Repeat 3]
Love, love, love
ラヴ、ラヴ、ラヴ

[Chorus]
All you need is love
愛こそはすべて

All you need is love, love
愛こそはすべて
Love is all you need
愛こそはすべて

[Verse 3]
There’s nothing you can know that isn’t known
君が知らないことは誰も知らない
Nothing you can see that isn’t shown
君が見えないものは誰も見えない
There’s nowhere you can be that isn’t where you’re meant to be
いちゃいけない場所なんて世界中の何処にもないよ
It’s easy
簡単さ

[Chorus]
All you need is love
愛こそはすべて

All you need is love, love
愛こそはすべて
Love is all you need
愛こそはすべて

[Outro]
All you need is love (All together now)
愛こそはすべて(今こそみんなで)
All you need is love (Everybody)
愛こそはすべて(みんなでね)
All you need is love, love
愛こそはすべて
Love is all you need
愛こそはすべて

YesterdayとShe Loves Youはジョンがアドリブで入れました。
曲名All You Need Is Love
(邦題:愛こそはすべて)
アーティスト名The Beatles
(ザ・ビートルズ)
収録アルバムMagical Mystery Tour
リリース日1967年 7月7日(シングル)
1967年 11月27日(アルバム)

All You Need Is Love/The Beatles 解説

「All You Need Is Love」はリバプール(イギリス)のロックバンド、ビートルズが1967年に発表した楽曲です。ジョン・レノンの曲です。レノン=マッカートニー名義でも初期を除いてほとんどの曲はどちらか一方が作ってます。そして作った側がリードヴォーカルです。

この曲は通信衛星を使ったテレビ番組『OUR WORLD』でレコーディング風景を世界24か国に放送しました。世界同時生放送なのでレコーディングした音にバンドがフリで合わせることを提案されましたが、ジョンは頑なに生のヴォーカルにこだわり、ポールまでベースを生演奏すると言い出し、ジョージはふたりにギターソロを生で弾かされ、結局リンゴのドラムだけが録音した音源で放送されました。さすがにドラムはオーケストラのマイクがドラムの音を拾ってしまうのでダメだったようです。日本では早朝に放送されました。まだ白黒放送の時代です。

『OUR WORLD』は1967年6月25日に放送されました。この2週間前にポールがジョンに「テレビ中継用の曲はどんな調子?」と聞き、ジョンは数日後この曲を作ってきたそうです。4/4拍子から3/4拍子に変わりまた元に戻ったりする不思議な曲です。メロディはザ・ジョン・レノンですが、アレンジはザ・ビートルズです。それぞれがそれぞれの役割を果たしてる曲です。ビートルズじゃないと出せないこの感じが好きです。

この曲はフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」のイントロから始まります。愛と平和のジョン・レノンを象徴する曲のひとつです。