Half the World Away/Oasis 歌詞和訳と意味

Half the World Away/Oasis 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
I would like to leave this city
この街を離れようと思うんだ
This old town don’t smell too pretty and
古くさい空気が合わないし
I can feel the warning signs
感じるんだ、「危険だ」ってサインが
Running around my mind
俺の心を巡っているのを

And when I leave this island
この島を離れたら
I’ll book myself into a soul asylum
精神病棟を予約するよ
‘Cause I can feel the warning signs
感じるんだ、「このままじゃだめだ」って
Running around my mind
俺の心がそう言ってる

[Chorus]
So here I go
じゃあ、もう行くよ
I’m still scratching around in the same old hole
俺はまだ、ずっと古い穴の中でもがいてる
My body feels young but my mind is very old
身体は若いのに心は年寄りみたいだ

So what do you say?
君はなんて言うかな？
You can’t give me the dreams that are mine anyway
君がくれなかった夢を、俺はモノにしたよ
You’re half the world away
君は世界の向こう側
Half the world away
世界の向こう側

[Post-Chorus]
Half the world away
世界の向こう側なんだ
I’ve been lost, I’ve been found but I don’t feel down
会えたり会えなかったりだけど、落ち込んでないよ

[Verse 2]
And when I leave this planet
この星を離れたら
You know I’d stay but I just can’t stand it and
俺はきっと耐えられないだろう
I can feel the warning signs
「駄目になってしまう」って
Running around my mind
俺の心がそう告げるんだ

And if I could leave this spirit
この魂を置いていけたら
I’ll find me a hole and I’ll live in it and
自分だけの居場所を見つけて住み着きたいけど
I can feel the warning signs
きっとまた俺の心が言うんだ
Running around my mind
「それは違うだろ」って

[Post-Chorus]
Half the world away
世界の向こう側なんだ
I’ve been lost, I’ve been found but I don’t feel down
会えたり会えなかったりだけど、落ち込んでないよ

[Outro]
No, I don’t feel down
落ち込んだりしない
No, I don’t feel down
落ち込んだりしないよ
I don’t feel down
落ち込んだりするもんか
I don’t feel down
落ち込んだりしない
Don’t feel down
落ち込んだりしないよ
I don’t feel down
落ち込んだりするもんか

曲名	Half the World Away (ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ)
アーティスト名	Oasis (オアシス)
収録アルバム	The Masterplan
リリース日	1994年 12月18日(シングル) 1998年 11月2日(アルバム)

Half the World Away/Oasis 解説

Half the World Awayは、イギリスのロックバンドOasisが1994年にリリースした楽曲です。特に日本で人気の高い「Whatever」のシングルB面として収録されました。

弟のリアムがメインでボーカルを取ることの多かった初期のOasisにおいて、珍しく兄のノエルがボーカルを取っているこの曲。

従来のOasisのロックンロールスターらしいサウンドは息をひそめ、オルガンのような可愛らしく感じられるサウンドが、寂しい歌詞の中に子供のような甘さをもたらしています。

そして印象的なこのフレーズ。

My body feels young but my mind is very old
身体は若いのに心は年寄りみたいだ

このフレーズは、The Chemical Brothersの楽曲でノエルがボーカルを取った「Setting Sun」にも言い回しを変えた形で登場します(0:50~くらい)。

You said your body was young
体はまだ若いとお前は言う
But your mind was very old
しかし心は老いぼれてる

また1998年から2000年にかけて英国で放送されたテレビ番組『The Royle Family』のテーマ曲にも選ばれたことで、Half The World Awayは本国ではかなりの知名度を誇る楽曲だそう。

ドラマ自体がマンチェスターの労働階級を取り巻くお話だったので、同じくマンチェスターの労働階級出身のOasisの楽曲が選ばれたのはある意味必然だったのかもしれません。

作曲しボーカルを取ったノエル自身も、Half The World Awayはお気に入りのB面曲であることを2019年のインタビューで明かしています。今のノエルのソロ曲にもどこか通じるような、アコースティックで寂しげな雰囲気が感じられますよね。