Here Comes Your Man/Pixies 歌詞和訳と意味

[Verse 1: Black Francis]
Outside there’s a boxcar waiting
外には貨物列車が待ってる
Outside the family stew
外には家族のシチューがある
Out by the fire breathing
焚火を囲んで
Outside we wait till face turns blue
顔が真っ青になるまで外で待つ
I know the nervous walking
神経質な足取り
I know the dirty beard hangs
薄汚い髭面
Out by the boxcar waiting
貨物列車の外で待つ
Take me away to nowhere plains
僕を何処かへ連れてって

[Pre-Chorus: Black Francis, Kim Deal, Black Francis & Kim Deal]
There is a wait so long
待つにしても長すぎる
You’ll never wait so long
君もここまで長くは待ったことないだろ

[Chorus Repeat 3: Black Francis and Kim Deal]
Here comes your man
お待たせしたね

[Verse 2: Black Francis]
Big shake on the boxcar moving
貨物列車が発車して激しく揺れる
Big shake to the land that’s falling down
大地が激しく揺さぶられる
Is a wind makes a palm stop blowing
ヤシの木を揺らした風が吹くのを止めた途端
A big, big stone fall and break my crown
大きな岩が落ちて僕の王冠を破壊した

[Pre-Chorus: Black Francis, Kim Deal, Black Francis & Kim Deal]
There is a wait so long
待つにしても長すぎる
You’ll never wait so long
君もここまで長くは待ったことないだろ

[Chorus: Black Francis and Kim Deal]
Here comes your man
お待たせしたね

曲名Here Comes Your Man
(ヒア・カムズ・ユア・マン)
アーティスト名Pixies
(ピクシーズ)
収録アルバムDoolittle
リリース日1989年 6月1日(シングル)
1989年 4月17日(アルバム)

Here Comes Your Man/Pixies 解説

「Here Comes Your Man」はアメリカのロックバンド、ピクシーズが1989年に発表した楽曲です。

ピクシーズはカート・コバーン(ニルヴァーナ)や向井秀徳(ナンバーガール)に影響を与えたバンドとして知られてます。ルーツですね。

この曲はバンドのフロントマンであるブラック・フランシスが14歳から15歳の頃に、カリフォルニア地震で列車の移動中に亡くなったウィノ(ワイン中毒者)とホーボー(キセルで移動する失業者)について書いた曲です。

デビュー時は商業的すぎるという理由で、レコーディングには至らなかった経緯があるそうです。セカンドアルバム『Doolittle』のプロデューサーであるギル・ノートンが気に入って正式なレコーディングが行われました。

結果的に「Here Comes Your Man」はピクシーズの代表曲になりましたが、商業的だから “待った” がかかったエピソードはスタッフのバンド愛を感じます。普通は “ゴー” ですから。