Regretが歌っているのは、人が有名になる代償に受け入れなければならない「孤独」です。これまでと違う生活。これまでと違う人間関係。悪意と打算に満ちた人々との生活は、人を人間不信に育て上げ、孤独に陥れます。そんな人間にとって信じられるもの、頼れるものといえば自分ぐらいのものでしょう。有名でなかったあの頃は、損得なんてどうでもよくて、信じられる人はいたはずなのに。

Regretは、そんな感情を見事に歌い上げていると思います。New Orderのメンバー達も有名になり、この曲のような思いをしてきたのでしょうか。それは本人達しかわからないことです。

Regret/New Order 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Maybe I’ve forgotten the name and the address
名前や住所を忘れてしまったかも
Of everyone I’ve ever known, it’s nothing I regret
前は顔見知りだった人たちの 後悔はしてないけど

Save it for another day, it’s the school exam
「また今度でいいや 試験勉強と一緒さ」
The kids have run away
そうして子供たちは逃げていった

[Chorus]
I would like a place I could call my own
自分と電話できる場所に行きたい
Have a conversation on the telephone
自分自身と電話で会話するんだよ
Wake up every day, that would be a start
そうやって毎日を始められるなら
I would not complain of my wounded heart
傷ついた心のことは文句は言わない

I was upset, you see almost all the time
いつもそう見えただろうけど 焦ってたんだ
You used to be a stranger, now you are mine
他人だった君も 今はかけがえのない存在

[Verse 2]
I wouldn’t even trust you
君を信用しちゃいないよ
I’ve not got much to give
恩を返すほどはね
We’re dealing in the limits
大して仲良くなかったし
And we don’t know who with
お互いをよく知らない

You may think that I’m out of hand
手に負えないやつだと思うかもしれないね
That I’m naive, I’ll understand
世間知らずだったし わかるよ
On this occasion it’s not true
でも今は違うんだ
Look at me, I’m not you
俺を見てよ 君とは違う

[Chorus]
I would like a place I could call my own
自分と電話できる場所に行きたい
Have a conversation on the telephone
自分自身と電話で会話するんだよ
Wake up every day, that would be a start
そうやって毎日を始められるなら
I would not complain of my wounded heart
傷ついた心のことは文句は言わない

I was a short fuse, burning all the time
俺は短期でいつもイライラしてた
You were a complete stranger, now you are mine
君は赤の他人だったけど今はかけがえのない存在

[Chorus]
I would like a place I could call my own
自分と電話できる場所に行きたい
Have a conversation on the telephone
自分自身と電話で会話するんだよ
Wake up every day, that would be a start
そうやって毎日を始められるなら
I would not complain of my wounded heart
傷ついた心のことは文句は言わない

[Outro]
Just wait ‘til tomorrow
「明日まで待って」
I guess that’s what they all say
なんて言う時はいつも
Just before they fall apart
別れる直前なのさ

曲名Regret
(リグレット)
アーティスト名New Order
(ニュー・オーダー)
収録アルバムRepublic
リリース日1993年 4月5日(シングル)
1993年 5月3日(アルバム)