曲名Sk8er Boi
(スケーター・ボーイ)
アーティスト名Avril Lavigne
(アヴリル・ラヴィーン)
収録アルバムLet Go
リリース日2002年 8月27日(シングル)
2002年 6月4日(アルバム)

Sk8er Boi/Avril Lavigne 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
He was a boy, she was a girl
彼は男の子で 彼女は女の子だった
Can I make it any more obvious?
これ以上言っとくことなんかある?
He was a punk, she did ballet
彼はパンクロッカーで 彼女はバレエを習ってた
What more can I say?
他に何か言うことは?

He wanted her, she’d never tell
彼はあの子を彼女にしたかった
Secretly she wanted him as well
彼女も言わなかったけどきっとそう
But all of her friends stuck up their nose
でも彼女の友達が出しゃばってきたの
They had a problem with his baggy clothes
彼の服装がだらしないからやめときなって

[Chorus]
He was a skater boy
彼はスケボー少年で
She said, “See you later, boy”
彼女は言ったの「ごめんね」って
He wasn’t good enough for her
彼女は彼に不釣り合いだった
She had a pretty face
彼女は可愛い顔してたから
But her head was up in space
宇宙までお高くとまっちゃって
She needed to come back down to earth
地球まで戻って来なくちゃね

[Verse 2]
Five years from now, she sits at home
今から5年後 彼女は家にいて
Feeding the baby, she’s all alone
赤ちゃんにご飯をあげるの 彼女は一人ぼっち
She turns on TV, guess who she sees
そしてテレビをつけるの、誰を見たと思う?
Skater boy rockin’ up MTV
あのスケボー少年がMTVでロックを弾いてるの

She calls up her friends, they already know
彼女は友達に電話するけど、皆知ってて
And they’ve all got tickets to see his show
彼のライヴのチケットをもう買ったって
She tags along, stands in the crowd
彼女はついていって、大勢の観衆の中
Looks up at the man that she turned down
自分がフッたあの男を見上げるの

[Chorus]
He was a skater boy
彼はスケボー少年で
She said, “See you later, boy”
彼女は言ったの「ごめんね」って
He wasn’t good enough for her
彼女は彼に不釣り合いだった
Now he’s a superstar slammin’ on his guitar
今や彼はスーパースターでギター弾いてるの
Does your pretty face see what he’s worth?
その可愛い顔には彼の価値がわかるかしら?

He was a skater boy
彼はスケボー少年で
She said, “See you later, boy”
彼女は言ったの「ごめんね」って
He wasn’t good enough for her
彼女は彼に不釣り合いだった
Now he’s a superstar slammin’ on his guitar
今や彼はスーパースターでギター弾いてるの
Does your pretty face see what he’s worth?
その可愛い顔には彼の価値がわかるかしら?

[Bridge]
Sorry, girl, but you missed out
ごめんね でもあなたはチャンスを逃したのよ
Well, tough luck, that boy’s mine now
タフで運の良い最高の彼はもう私のもの
We are more than just good friends
私達はただの友達以上の関係なの
This is how the story ends
これが話の終わりってわけ

Too bad that you couldn’t see
見抜けなくて残念だったね
See the man that boy could be
彼がこんな男になるなんて
There is more than meets the eye
目で見てわかること以上のことってあるの
I see the soul that is inside
私はその中の魂を見抜いたのよ

He’s just a boy and I’m just a girl
彼は男の子で 私は女の子
Can I make it any more obvious?
これ以上言っとくことなんかある?
We are in love, haven’t you heard
私達は愛し合ってるの 知らなかっただろうけどね
How we rock each other’s world?
どれだけ私達が通じ合ってるか

[Chorus]
I’m with the skater boy
私はスケボー少年と付き合って
I said, “See you later, boy”
「またね」って言ったの
I’ll be backstage after the show
ライヴが終わればバックステージにいて
I’ll be at our studio
スタジオにも顔を出して
Singin’ the song we wrote
一緒に書いた歌を歌ってる
About a girl you used to know
君の知ってた女の子をうたった曲をね

I’m with the skater boy
私はスケボー少年と付き合って
I said, “See you later, boy”
「またね」って言ったの
I’ll be backstage after the show
ライヴが終わればバックステージにいて
I’ll be at our studio
スタジオにも顔を出して
Singin’ the song we wrote
一緒に書いた歌を歌ってる
About a girl you used to know
君の知ってた女の子をうたった曲をね

Sk8er Boi/Avril Lavigne 解説

アヴリル・ラヴィーンがレコード会社と契約し1stアルバムを作り始めた時には、彼女はパンクロック路線ではありませんでした。「Complicated」のレコーディングが終わったあと、パンクロックな曲を作りたいというアヴリルの希望から作られた10曲のうちの1つがこの「Sk8er Boi」です。

パンク好きなスケボー少年とバレエを習っている育ちの良い女の子。好き同士のはずなのに、友達に見栄を張った女の子はパンク少年の告白を断ります。5年後、女の子がTVを見るとそこにはMTVでギターを弾く少年の姿。彼の本質を見抜けなかった彼女と違って、彼の事を理解出来た私は今やスターの彼女よ・・・というお話の歌詞です。ただ上に加えて2つの解釈があります。

まず、歌詞の書き方が最初は過去、途中から現在の事のように書かれています。「今から5年後」という部分からそういった変化が見られるのですが、今から5年後という表現なので本当は現実じゃなくて、これからの未来の妄想なんですよね。多分またスケボー少年は売れてなくて、「私」は彼の売れる未来を勝手に妄想してるだけ。しかも友達以上の関係だと言っているだけなので、実際はバンドマンの都合のいい女だという哀しい話だという解釈もできます。

また歌詞の内容からして、登場するスケボー少年にアヴリルが自分自身を重ねて書かれているとも受け取れます。つまりこのスケボー少年のように、アヴリル自身も昔好きだった男の子に振られた過去があり、スターダムに登りつめて後悔させてやるわという気持ちを歌った曲という解釈も出来るのです。