The Fool On The Hill/The Beatles 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
Day after day
毎日
Alone on a hill
丘の上で孤独な生活
The man with the foolish grin
間抜けな笑みを浮かべた男
Is keeping perfectly still
パーフェクトに佇んでる
But nobody wants to know him
誰も彼に興味がない
They can see that he’s just a fool
ただの愚か者と思ってる
And he never gives an answer
彼も答えを返さない
[Chorus]
But the fool on the hill
フールオンザヒル
Sees the sun going down
夕日が沈むのを眺めてる
And the eyes in his head
心の目は
See the world spinning ‘round
ぐるぐる回る世界を見てる
[Verse 2]
Well on the way
あれこれと
Head in a cloud
空想に耽る
The man of a thousand voices
1000の声を持つ男
Talking perfectly loud
パーフェクトヴォイス
But nobody ever hears him
彼の声は誰にも届かない
Or the sound he appears to make
どうでもいい
And he never seems to notice
彼も気にしてない
[Chorus]
But the fool on the hill
フールオンザヒル
Sees the sun going down
夕日が沈むのを眺めてる
And the eyes in his head
心の目は
See the world spinning ‘round
めくるめく世界を見てる
[Verse 3]
And nobody seems to like him
誰にも愛されない
They can tell what he wants to do
彼の目的はお見通し
And he never shows his feelings
彼も感情を表に出さない
[Chorus]
But the fool on the hill
フールオンザヒル
Sees the sun going down
夕日が沈むのを眺めてる
And the eyes in his head
心の目は
See the world spinning ‘round
ぐるぐる回る世界を見てる
[Bridge]
‘Round and ‘round
ぐるぐる回る
And ‘round and ‘round and ‘round
ぐるぐる回る
[Verse 4]
And he never listens to them
誰の言葉も聞かない
He knows that they’re the fools
愚か者はお前らの方だから
They don’t like him
嫌われてる
[Chorus]
The fool on the hill
フールオンザヒル
Sees the sun going down
夕日が沈むのを眺めてる
And the eyes in his head
心の目は
See the world spinning ‘round
ぐるぐる回る世界を見てる
[Outro]
‘Round and ‘round
ぐるぐる回る
And ‘round and ‘round and ‘round
ぐるぐる回る
曲名 | The Fool On The Hill (フール・オン・ザ・ヒル) |
アーティスト名 | The Beatles (ザ・ビートルズ) |
収録アルバム | Magical Mystery Tour |
リリース日 | 1967年 11月27日(アルバム) |
The Fool On The Hill/The Beatles 解説
「The Fool On The Hill」はリバプール(イギリス)のロックバンド、ビートルズが1967年に発表した楽曲です。ポールが映画のために書いた作品です。
ポール「イタリアの洞くつで生活して、第二次世界大戦さえも気づかなかった人の話を聞いて感銘を受けた。マハリシのような孤高な人間。大衆に理解されないけど、とても賢い。ピアノでD6のコードを弾いてるうちにできた。」
ジョンが「With A Little Help from My Friend」を書いてる最中、ポールからメロディと歌詞を聞かされて、ジョンは忘れないようにメモした方がいいとアドバイスしました。
雑誌『ミュージックライフ』の編集長、星加ルミ子さんはこのレコーディングに招かれました。彼女は曲中でリコーダーを使うアイデアを目撃したそうです。すぐにスタッフがリコーダーを用意したみたいですね。ついでにオノ・ヨーコさんも見かけました。オノ・ヨーコさんと認識したのは後からですが。
エンディングの「Tomorrow Never Knows」のカモメを想像させる音はなんの楽器か分かりません。得意の逆回転か。シンセっぽくもありますね。何の音だろう?こういうのをポップソングに入れるって凄いっていうか誰も真似しない。世界観が崩れるし、そもそもメリットがない。これを面白い感じにするのがビートルズマジック。音が鮮明じゃないから単純に気にならないだけかもしれないけど。
地動説を唱えて処刑されたガリレオを彷彿させる歌詞。ジョンは1980年の雑誌『プレイボーイ』のインタビューで「ポールは完璧な曲を書く能力を持ってる証」と発言してます。
「The Fool On The Hill」と「Eleanor Rigby」はポールの中でも特にいい歌詞ですね。