https://www.youtube.com/watch?v=Ql1cL_y0xes

Two Of Us/The Beatles 歌詞和訳と意味

[Intro: John Lennon]
I Dig a Pygmy by Charles Hawtrey and the Deaf Aids
チャールズ・ホートリー&ザ・デフエイズによる「アイ・ディグ・ア・ピグミー」
Phase one, in which Doris gets her oats
第一章『ドリスが野望を果たす』

I Dig a Pygmy:アルバム『Let It Be』収録曲の『Dig A Pony』をもじったものです
Charles Hawtrey:チャールズ・ホートリー。イギリスの喜劇俳優。
the Deaf Aids:補聴器ズ、デカい音を出すアンプ
get one’s oats:セックスする
曲とは関係ないレコーディング中のジョンのジョークと思われます。

[Verse 1: Paul McCartney & John Lennon]
Two of us riding nowhere,
僕たち2人はあてもない旅に出かける
Spending someone’s
Hard earned pay
誰かが必死に稼いだ金を使って
You and me Sunday driving, not arriving
君と僕はサンデードライブするけど、何処にも到着しない
On our way back home
今は家に帰る途中

[Chorus: Paul McCartney & John Lennon]
We’re on our way home
僕たちは家に帰る途中
We’re on our way home
家に帰る途中
We’re going home
家に帰るよ

[Verse 2: Paul McCartney & John Lennon]
Two of us sending postcards,
僕たち2人は絵葉書を送る
Writing letters
手紙を書いて
On my wall
壁に飾る
You and me burning matches, lifting latches
君と僕はマッチに火をつけて、盃を交わす
On our way back home
今は家に帰る途中

latches:ラッチ。掛け金。lifting latchesdeで掛け金を上げる

[Chorus: Paul McCartney & John Lennon]
We’re on our way home
僕たちは家に帰る途中
We’re on our way home
家に帰る途中
We’re going home
家に帰るよ

[Bridge: Paul McCartney]
You and I have memories
君と僕の思い出
Longer than the road that stretches out ahead
道は遥か遠くまで続く

[Verse 3: Paul McCartney & John Lennon]
Two of us wearing raincoats,
僕たち2人はレインコートを着て
Standing solo
ひとりずつ
In the sun
太陽の下に立つ
You and me chasing paper, getting nowhere
君と僕は小金を稼ごうとして何処にも行き着かない
On our way back home
今は家に帰る途中

chasing paper:書類作成、詐欺師、契約書を交わす、手っ取り早く金を稼ぐ

[Chorus: Paul McCartney & John Lennon]
We’re on our way home
僕たちは家に帰る途中
We’re on our way home
家に帰る途中
We’re going home
家に帰るよ

[Outro]
We’re going home
僕たちは家に帰るんだ
You better believe it
信じて
Goodbye
サヨナラ

曲名Two Of Us
(トゥ・オブ・アス)
アーティスト名The Beatles
(ザ・ビートルズ)
収録アルバムLet It Be
リリース日1970年 5月8日(アルバム)

Two Of Us/The Beatles 解説

「Two Of Us」はリバプールのロックバンド、ザ・ビートルズが1970年に発表した楽曲です。ポールの作品です。

タイトルからジョンとポールを指す曲かと思いきや、ポールとリンダについて書かれた曲です。私もずっと誤解してました。

リンダは幼少の頃に父親と「迷子になろう」という遊びをしてました。「迷子になろう」とは目的地を決めずにドライブする遊びです。実際にポールとリンダがロンドンへドライブに出かけた際、リンダが「迷子になろう!」を提案してそのまま曲になったんです。

アルバム『Let It Be』は中途半端なレコーディングセッションをグリン・ジョンズが編集して一旦は完成したのですが、メンバーに却下されました(しかも2回!)。

その後、フィル・スペクターが自己流でアルバムを仕上げて完成&リリースに至りました。大げさなアレンジメントにポールはかなり不満だったようですが。

曲単位は悪くないのに、アルバム『Let It Be』の評判がいまいちなのはこの辺のいざこざが原因だと思います。