Virtual Insanity/Jamiroquai 歌詞和訳と意味
[Intro]
僕達の住む世界のことを教えてやるよ
[Verse 1]
不思議なことに皆なんでも受け入れるんだ
重要なことをどうでもいいみたいにね
僕達が自分自身にどんな魔法をかけたか
なんて誰がわかるんだい?
「僕は心からこの世界を愛してる」
そんな言葉が聞こえるだけ
何も見えないし息もできない
僕らはそれだけの存在
何が起きたって変えられないんだ
僕らがこの星で生きるやり口をね
だって僕らはいつも奪うだけで
与えるなんてしないんだから
そして今じゃどんどん
悪くなっていく一方なのさ
ほらね なんてイカれた世界に
僕らは暮らしてるんだ
しかも全く気付かないのさ
僕らの半分が犯罪に手を染め
僕らから搾取してるってことに
[Hook]
未来は仮想への狂気に満ちてる
どうやら今はなんとか
皆の愛で持ちこたえてるけど
無意味で摂理を捻じ曲げる
新技術なんかのせいで
ほら 何の音も聞こえないよ
皆地下で暮らしてるからさ
[Verse 2]
なんて酷いところに僕らはいるんだ
何から始めたら良いかもわかんない
この世が作り出した気味悪い
束縛から抜け出せたらなって思うよ
だって最近のママ達は
ベイビーの肌の色だって選べるんだ
でもそんなの自然の理に反してるよ
昨日あいつらが言ってた通りだ
もうただ祈るしかないよ
新しい宗教でも作る時が来たかな
他の血統を混血させるなんて正気?
近い将来 やめとけって言われるような
恐ろしいものが出来上がるよ
[Hook]
未来は仮想への狂気に満ちてる
どうやら今はなんとか
皆の愛で持ちこたえてるけど
無意味で摂理を捻じ曲げる
新技術なんかのせいで
ほら 何の音も聞こえないよ
皆地下で暮らしてるからさ
[Bridge]
何の音も聞こえないんだ
皆地下で暮らしてしまったら
これが仮想への狂気に満ちた世界さ
ヴァーチャルリアリティなんか忘れなよ
そこが居心地の良い世界だってそりゃわかってるさ
[Hook]
未来は仮想への狂気に満ちてる
どうやら今はなんとか
皆の愛で持ちこたえてるけど
無意味で摂理を捻じ曲げる
新技術なんかのせいで
ほら 何の音も聞こえないよ
皆地下で暮らしてるからさ
[Outro]
僕らの住む場所なんかどこにもない
こんなの何もかも間違ってるよ
言うまでもないけど
能天気でいるのは最悪だし
馬鹿なやつは害悪なのさ
僕らはこんな仮想への狂気に満ちた世界にいるんだよ
これが僕のいる世界の全てさ
「Virtual Insanity(ヴァーチャル・インサニティ)」 – Jamiroquai(ジャミロクワイ)の歌詞を和訳
曲名 | Virtual Insanity(ヴァーチャル・インサニティ) |
アーティスト名 | Jamiroquai(ジャミロクワイ) |
収録アルバム | Travelling Without Moving |
ジャンル | Funk-pop |
リリース日 | 1996年8月16日 |
録音場所 | Great Linford Manor (Milton Keynes, England) |
レーベル | Sony Soho Square |
作詞作曲 | Jay Kay, Toby Smith |
プロデュース | Al Stone |
Virtual Insanity/Jamiroquai 解説
Virtual Insanityはボーカルのジェイ・ケイが日本の北海道の街にインスピレーションを得て書かれた曲で、自然の理に反して発展していく技術へ警鐘を鳴らす歌詞になっています。
ジャミロクワイが1995年の日本公演ツアーで札幌に訪れた時のこと。ボーカルのジェイ・ケイは街のあまりの人通りのなさに驚き、一体どこに人がいるのかと思い街中を探してみました。そうすると一人の老婦人に出会います。
皆どこに居るのかと彼女に尋ねた彼は、連れられるまま階段を降りていきます。そこで彼が見たのは、地下に作られた街(恐らくさっぽろ地下街)でした。驚いたジェイ・ケイは、この経験をもとにホテルで曲を書き上げます。こうして出来たのが名曲「Virtual Insanity」です。