Catch the Rainbow/Rainbow 歌詞和訳と意味

[Verse]
When evening falls, she’ll run to me
夜になれば 彼女がきっとやって来る
Like whispered dreams, your eyes can’t see
まるで目に映らない ささやかな夢のように
Soft and warm, she’ll touch my face
優しくあたたかく 彼女は僕の顔に触れる
A bed of straw, against the lace
レースの服に似合わない 藁のベッド

[Chorus]
We believed we’d catch the rainbow
虹をつかめると信じていた
Ride the wind to the sun
風にのって太陽へ
Sail away on ships of wonder
奇跡の船に乗って行くんだと

But life’s not a wheel
でも人生は
With chains made of steel
鎖につながれた車輪じゃない
So bless me, come the dawn
神のご加護を 夜明けが訪れますように

[Chorus]
We believed we’d catch the rainbow
虹をつかめると信じていた
Ride the wind to the sun
風にのって太陽へ
Sail away on ships of wonder
奇跡の船に乗って行くんだと

But life’s not a wheel
でも人生は
With chains made of steel
鎖につながれた車輪じゃない
So bless me, oh bless me, bless me
だからどうか神のご加護を
Come the dawn
夜明けが訪れますように

曲名Catch the Rainbow
(邦題: 虹をつかもう)
アーティスト名Rainbow
(レインボー)
収録アルバムRitchie Blackmore’s Rainbow
リリース日1975年 9月5日(アルバム)

Catch the Rainbow/Rainbow 解説

「Catch the Rainbow(邦題: 虹をつかもう)」はイングランド出身のハードロックバンド、レインボー(Rainbow)が1975年に発表した楽曲です。

レインボーはディープ・パープル(Deep Purple)のギタリストだったリッチー・ブラックモアがソロ活動の発展形として始めたバンド。なので当初のバンド名はアルバム名と同じリッチー・ブラックモアズ・レインボー(Ritchie Blackmore’s Rainbow)という名前でした。

そこからセカンドアルバムを出した際にブラックモアズ・レインボー(Blackmore’s Rainbow)に改名、サード以降は今のレインボーとして、活動休止を挟みながら今も精力的に活動を続けています。

曲自体は6分超あるものの、歌詞自体はシンプルな構成。1975年のラジオでのインタビューで、ボーカルであるロニ・ジェームズ・ディオはこの曲のことを

medieval in that it’s concerning a stable boy who makes it with a lady of the court
(中世を舞台に貴族の女性と付き合う馬小屋の少年のことを歌っている)

と語っています。

個人的に気になったのが、ロニが歌詞の女性のことをLadyと表現しているところ。貴族の令嬢のことをLadyと呼ぶことはあるようですが、もし夫人という意味で使っていたとしたら…ただのはかない恋物語ではない、ドラマ性を感じてしまいますね。