曲名evermore
(エバーモア)
アーティスト名Taylor Swift
(テイラー・スウィフト)
収録アルバムevermore
リリース日2020年 12月11日(アルバム)

evermore/Taylor Swift 歌詞和訳と意味

[Verse 1: Taylor Swift]
Gray November
灰色の11月
I’ve been down since July
7月から気分は優れないまま
Motion capture
切り取られたイメージは
Put me in a bad light
私を悪者のように見せてしまう
I replay my footsteps on each stepping stone
歩いてきた足跡をひとつひとつ辿るの
Trying to find the one where I went wrong
踏み外してしまった場所を探そうとして
Writing letters
手紙を書いているけれど
Addressed to the fire
宛先は火の中

2016年、メディアの煽りで悪評に苦しんでいたテイラーの姿を思い出させる歌詞です。2020年のドキュメンタリー”Miss Americana”でも、この時期の苦しみに言及しています。

[Chorus: Taylor Swift]
And I was catching my breath
息をしようともがいていた
Staring out an open window
開け放った窓の外を見つめて
Catching my death
ひどい風邪をひいたの
And I couldn’t be sure
はっきりとは分からなかったけれど
I had a feeling so peculiar
なんだか変な気持ちがしたわ
That this pain would be for
この痛みはずっと
Evermore
続いていくんじゃないかって

[Verse 2: Taylor Swift]
Hey December
12月がやってきた
Guess I’m feeling unmoored
錨を失ったように不安定な気持ち
Can’t remember
思い出せないの
What I used to fight for
何のために闘ってきたのか
I rewind thе tape, but all it does is pause
テープを巻き戻してみるけれど、ただ止まってしまうだけなの
On thе very moment all was lost
全てが失われたあの瞬間に
Sending signals
サインを送っているわ
To be double-crossed
また裏切られるだけだとしても

“evermore”の姉妹アルバム”folklore”に収録されている楽曲”exile”を思い起こさせる箇所です。”exile”も”evermore”同様 Bon Iverとコラボレーションした楽曲です。

[Chorus: Taylor Swift & Justin Vernon]
And I was catching my breath
息をしようともがいていた
Barefoot in the wildest winter
厳しい冬のさなかに裸足で
Catching my death
ひどい風邪をひいたの
And I couldn’t be sure
はっきりとは分からなかったけれど
I had a feeling so peculiar
なんだか変な気持ちがしたわ
That this pain would be for
この痛みはずっと
Evermore
続いていくんじゃないかって
(Evermore)
(ずっと永遠に)

“For evermore”は、テイラーの過去の楽曲 “New Years Day”や“Welcome to New York”でも使われてきた表現です。

[Bridge 1: Justin Vernon]
Can’t not think of all the cost
払うであろう犠牲や
And the things that will be lost
失うであろうもののことばかり考えてしまう
Oh, can we just get a pause?
ああ、立ち止まることはできないものか
To be certain, we’ll be tall again
また立ち直ることができると、確信するために
Whether weather be the frost
凍てつくような寒さになるのか
Or the violence of the dog days
うだるような暑さになるのか
I’m on waves, out being tossed
波に乗って、宙を舞っている
Is there a line that I could just go cross?
超えていける一線はあるのだろうか

[Bridge 2: Taylor Swift & Justin Vernon]
And when I was shipwrecked (Can’t think of all the cost)
挫折したとき(犠牲など構っていられない)
I thought of you (All the things that will be lost now)
あなたのことを想った(今失われているもののことなど)
In the cracks of light (Can we just get a pause?)
かすかに差し込む光に(立ち止まることはできないものか)
I dreamed of you (To be certain we’ll be tall again, if you think of all the costs)
あなたのことを夢見た(犠牲を払うのは、また立ち直ることができると確信するためだから)
It was real enough (Whether weather be the frost)
夢の中のあなたはとてもリアルで(凍てつくような寒さになるのか)
To get me through (Or the violence of the dog days)
だから乗り越えられたのよ(うだるような暑さになるのか)
(Or the violence of the dog days)
(うだるような暑さになるのか)
(Out on waves, being tossed)
(波に乗せられ、弄ばれて)
(I’m on waves, out being tossed)
(波に乗って、宙を舞っている)
I swear (Is there a line that we can just go cross?)
誓えるわ(超えていける一線はあるのだろうか)
You were there
あなたが確かにそこにいたこと

2020年7月の楽曲“my tears ricochet”を思い起こさせる歌詞です。最後の一節は、過去の楽曲“Out of the Woods”での世界観ともリンクしているように感じられます。

[Chorus: Taylor Swift & Justin Vernon]
And I was catching my breath
息をしようともがいていた
Floors of a cabin creaking under my step
小屋の床が足元できしむ
And I couldn’t be sure
はっきりとは分からなかったけれど
I had a feeling so peculiar
なんだか変な気持ちがしたわ
This pain wouldn’t be for
この痛みはきっと
Evermore
ずっとは続かないんじゃないかって
Evermore
きっと終わりはくる
Evermore
ずっとは続かないわ
This pain wouldn’t be for evermore
この痛みはきっとずっとは続かない
Evermore
きっと終わりはくるわ

曲の半ばでは「厳しい冬のさなかに裸足で」いた彼女が、まるで小屋の中で暖かさを取り戻したかのような結びとなっています。