Fake Plastic Trees/Radiohead 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
A green plastic watering can
緑色のプラスチックのじょうろで
For a fake Chinese rubber plant
中国製のゴム植物に水をやる
In a fake plastic earth
プラスチックの土

That she bought from a rubber man
彼女はそれをゴム人間から買った
In a town full of rubber plants
ゴムに敷き詰められた街で
To get rid of itself
ゴムに支配されてる

get rid of:取り除く、駆除する、処分する

[Chorus]
It wears her out
それは彼女を疲弊させる

[Verse 2]
She lives with a broken man
彼女は壊れた男と暮らしてる
A cracked polystyrene man
ひび割れたポリスチレン男
Who just crumbles and burns
粉々になって炎上する男

He used to do surgery
彼はかつて整形手術をしてた
For girls in the eighties
80年代の女の子に
But gravity always wins
けれども重力には逆らえない

polystyrene:ポリスチレン、スチロール樹脂、プラスチック樹脂

[Chorus]
And it wears him out
それは彼を消耗させる

[Verse 3]
She looks like the real thing
彼女は本物に見える
She tastes like the real thing
彼女は本物の味がする
My fake plastic love
フェイクのプラスチック愛

But I can’t help the feeling
それでも愛を感じてしまう
I could blow through the ceiling
僕は天井をぶち抜くことができた
If I just turn and run
向きを変えて走り出せば

[Chorus]
And it wears me out
それは僕を疲弊させる

[Outro]
And if I could be who you wanted
君の望む人になれたら
If I could be who you wanted
君の望む人になれれば
All the time
ずっと考えてる
All the time
いつでも

曲名Fake Plastic Trees
(フェイク・プラスティック・トゥリーズ)
アーティスト名Radiohead
(レディオヘッド)
収録アルバムThe Bends
リリース日1995年 5月15日(シングル)
1995年 3月13日(アルバム)

Fake Plastic Trees/Radiohead 解説

「Fake Plastic Trees」はイギリスのロックバンド、レディオヘッドが1995年に発表した楽曲です。

舞台はロンドンの開発地区カナリー・ワーフ。ニセモノに支配された街とゴム人間に警鐘を鳴らしています。それでもそこに愛を感じる主人公。

I could blow through the ceiling
僕は天井をぶち抜くことができた
If I just turn and run
向きを変えて走り出せば

最後に希望を少しだけ残して終わります。

サウンドはアコースティックな始まりから、徐々に盛り上がりディストーションギターとストリングスで盛り上がって、またアコースティックで閉める90年代らしい展開。

歌詞に「Fake Plastic Trees」は登場しません。「フェイクのプラスチック木」は歌詞全体の総称でしょう。